カレンダーのない家
  • 完結

カレンダーのない家

1,760円 (税込)

8pt

4.0

◎嫌いなのに、あなたを知りたい。
そう思うのは家族だからでしょうか?

◎第43回向田邦子賞受賞『マイダイアリー』
気鋭の脚本家・小説デビュー作

幼い頃から苦手だった母が死んだ。
母は昔から
「未来のことなんて考えても仕方ないでしょ。
いまを生きるの」と言っていた。
だからうちには、ずっとカレンダーがなかった。

母の葬儀で、わたしは16年ぶりに妹と再会した。
母の遺品から見つかったのは
一通の手紙とカレンダー。

手紙に綴られていたのは、
わたしと妹をちゃんと家族にできなかったという後悔、
そして月に1日、母が考え、
カレンダーに記した家族にまつわる予定を
姉妹で果たしてほしいという願いだった——。

カレンダーのない家に
カレンダーが来た、
1年間の姉妹の再生の物語。

◎脚本家・坂元裕二氏 推薦!
嫌いだった人と旅行に行ったら
意外と仲良くなれた。
それも人生のご褒美だってこと
忘れたくないですよね。
大人になってもはじめてのおつかいは続く。

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カレンダーのない家 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    家族の絆が深まる瞬間を感じることができる小説。

    母は昔から「未来のことを考えても仕方がないでしょ。今を生きるの」と言っていた。そんな母が亡くなり16年ぶりに妹と再会する。
    そこで月に一度カレンダーの予定を遂行する。

    正直、とても面白く姉と妹の関係性が家族になっていく感じがたまらなくよかったです。

    0
    2025年12月14日

カレンダーのない家 の詳細情報

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