金丸弘美のレビュー一覧

  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    田舎力シリーズ
    地域活性において代表的な成功例を紹介しつつ、その例から法則性を見出し、紹介している。
    もう10年も前の本になるので、細かい部分の変化はあると思うが、地域活性化という点について、何が必要なのかという視点を培う基盤にすることはできると思う。
    いくつかの成功例を読んで思ったことは、何事も真似ではいけない。参考にしても、その地域に合った物に昇華させなければいけない。そして中心人物も、将来を見据えた考えと、人を集めるコミュニケーション力と、何より現状をどうにかしないといけないという強い思いを持っていないといけないということ。これは地域活性に限った話ではないが…

    0
    2019年02月10日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    食文化を中心に、
    地方の山間地や離島、過疎地など、
    とかく貧しく生きづらいように思われがちな田舎であっても、
    豊かな生活をおくるための行動、
    つまり、その逆転劇の間近な例を紹介しつつ、
    田舎が自立・発展していくための5つの法則を教えてくれる本です。

    5つの法則とは、
    発見力、
    ものづくり力、
    ブランドデザイン力、
    食文化力、
    環境力の五つ。

    もうちょっと詳しく言うと、

    自分の住む田舎はすべてにおいて都会に劣っている、
    などと卑屈にならずに、
    「これ、いいんじゃない?」とう部分を、
    都会の価値観とはまた別の視点から見つけていく発見力。

    生産→加工→販売までやっていく第六次産業で、
    生産物

    0
    2017年10月19日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    本文で紹介されている事例もとても興味深かったけれど、あとがきに書かれた金丸さんが全国の農村や食の現場をめぐり始めたきっかけと動機についての話がとても印象に残った。

    0
    2015年05月13日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    付加価値または環境共生による成功例を紹介。すべての田舎が様々な手法で付加価値を追求したらどうなるか、というのは杞憂なのかも知れないが、どうしても読んでいる最中に考え込んでしまった。身の丈に合った持続可能性を備えた生産者と、食の安全性に対してお金を使う賢い消費者がバランスよく増えてほしいが、これも理想論かも……

    0
    2017年08月20日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    うまくいってる地域の紹介だから、うまくいっていないところとの具体的な比較がないぶん、明るい一面しか知ることができない。

    ただ、やはりきちんとサーチして行動を地道に続ければ田舎を持ち味に町おこしは可能かも、というのがわかっただけマシか。

    食に対しての貪欲さは日本人からきってもきれないものだから、食育にからめて環境問題を提示するというやり方はありだな。

    0
    2014年06月19日
  • 実践!田舎力 小さくても経済が回る5つの方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    六次産業=1次産業+2次産業+3次産業 生産から、加工、流通、販売まで一貫して消費者に届けるシステム 食のルーツを探るテキストづくり 「味」についての表現を高める 私たちは五感で味わっている 交流・連携で互いを活かす街づくり だれもが豊かになれる町を目指そう 環境と学びで自治・自立するづくり

    0
    2013年12月15日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    前半は、田舎と言いながらも、かなり上手く行っている地方の話で、正直言って、なぜ上手く行っているのか、その原因まで踏み込んで欲しいという感じであった。後半からは、地に足の着いた農業に取り組む人達の姿が描かれ、それなりに納得感のある内容となる。こういう話を読むと、最近の食品偽装の話は、真面目に農業に取り組んでいる人達からすれば、納得のいかないものだろう。そんな扱いをされるのであれば、自ら販売し、調理して提供したいと思っているのではないだろうか?

    0
    2013年11月13日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    20130914 本当に大事な事は皆が楽しく生きて行く事。身の丈にあった生活は貧乏ではなく贅沢なのではないだろうか。歳は関係なく出来る事はあるはず。

    0
    2013年09月14日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    長崎県五島列島の小さな過疎の島が世界でトップの評価を受けた。内容は民家に泊まって食事をとったり浴衣で散歩をしたりである。どこの田舎にもある暮らしを体験するだけのものなのだが、一般家庭に泊まり世話をし気にかけてくれるホスピタリティーが多くの人々に感激を与えた。田舎の情緒、風景。そのままの日本が称賛の対象となった。何にもないところからのスタート。自分たちが日ごろ何とも思っていないものを使っての成功譚。このほか、山間地とか過疎とか離島といわれたところで、地域活性化の大きな成果をあげているところが沢山紹介されている。発想の転換を促された。

    0
    2012年08月07日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    強みを活かせ!貧乏人チャートは目標達成シート。「おんしゃ、なにいいよりゃ?おんしゃの生まれた時代にも、おんしゃのやることがあるろがや!」(龍馬)。イザベラ・バード著「日本奥地紀行」

    0
    2012年07月25日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    著者は食環境ジャーナリストの金丸弘美氏。
    ゆずで有名な高知県馬路村や、三重県のモクモク手作りファームなど、地方の強みを生かして、食のブランドを作った成功例を紹介している。
    地方分権時代に入り、地方が地方で強くなっていかなければならない時代。地域ブランディングに悩んでいるところも少なくない。B級グルメのような食によるブランディングは、しきいは低いが、それだけでは成功しないのではないか。
    地元の農家と連携する、地元の特産を磨き上げる、地元に利益を還元するといった本質的な取り組みがともなっていなければ、成功しないのではないか。仮にいっとき成功したとしても、継続は難しいのではないか。

    0
    2012年07月25日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    タイトル負けしていると感じるが、ちょっとした希望を感じることはできる本。背後に同じようにやろうとして失敗した人たちの存在を想像できるため、若干の後知恵感がある。でも正解の無い問題なので事例は貴重。

    0
    2012年01月14日
  • 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則

    Posted by ブクログ

    この本は主に農と食に重点をおいた地域力の本である。内容は元気のある田舎の成功事例を元気いっぱいに熱く語っていて読みやすい。1.「発見力」では、海外の若者が感動した「そのまま」の五島列島の暮らしを紹介している。2007年,people to peopleという学生大使の交流事業で48プログラム中、1位に評価されたそうだ。現代の若者にはヨーロッパ旅行などの経験から、「本当の田舎はかっこいい」という認識をもつ人も増えているようだ。2.「ものづくり力」では大分県日田の野菜をあげており、3.「ブランド力」では高知県馬路村の柚子、三重県伊賀市の畜産「もくもくファーム」などが紹介され、4.「食文化力」ではイ

    0
    2012年08月28日