石田明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・ボケという加害者、ツッコミという被害者。
・偶然の立ち話なので、ボケが何をいうかツッコミは知らない体でなければならない。
・共闘型の漫才が増えている。
・ツッコミが賢すぎると受けづらい。
真空ジェシカガクは被害者感が上手い。
・漫才、漫才コント、コント漫才
・「そんなはずないやろ」という設定や状況のボケをツッコミ側が受け入れてしまうと、ツッコミがボケを信じすぎているように見える。
それが嘘っぽい予定調和に繋がって、お客さんとの心理的距離が生まれる。
・自然な笑いを起こすにはお客さんに「嘘の設定」を背負わず割合は減らすべき。
・偶然の立ち話、打ち合わせゼロの体を守れるか。
・「ベタなこと」をいかに「斬新な器」に入れれるか。
・クイズ番組理論
ベタの段階を踏んであげていく。
・ワイン理論
くだらないといわれるボケは強い
・ツッコミのリアクター力が鮮度を演出する。
・声量があれば面白い。
・いい会場は、客席の笑い声が壁に反射して中心に集まる、演者へのフィードバッグがあるから反応しやすい。
・「面白さ」「真新しさ」「技術」「M-1らしさ」「笑いの量」
「真新しさ」は、「設定」「見せ方」「システム」がある。
・面白い奴には「意見」がある。
・ボケという違和感満載の変化球にツッコミを入れる、その流れに必然性を持たせる必要がある。
・お笑いって何か、芸人って何かというと、「なんか知らんけどおもろい凡人が必死こいて生きている姿、その滑稽さを見せるということ」
・システム漫才の弱点。
作り物感
予想しやすさ
自分たちが構築した小さな世界のなかでボケるため、ボケが小粒になる。
誰もがわかる常識を覆すから面白いのに。
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Posted by ブクログ
いやーめちゃくちゃ勉強になった。知らなかった考え方もあったし、ぼんやり知っていたことも言語化してくれていタノで何度も頷きながら読んだ。面白い。これを読んで漫才を見ることで、もっと漫才や芸人に対する解像度を上げて楽しめると思う。
本の中では、漫才論、M-1論、採点論、コンビ論、未来論に分けて、漫才師という生き物と漫才という演芸を語っている。
しゃべくり漫才・漫才コント・コント漫才の型の違い、最近現れてきたボケ・ツッコミ共闘型(ツッコミはボケのセリフを知っていることが前提となる)の漫才、関東と関西の漫才の違いのジャンケン例える説明など、めちゃくちゃわかりやすい。
お客さんは笑うけれど芸人からの評価が低いコンビは確かにいるけれど、なぜそうなるのかの考察もすごく納得感があった。またベースよしもとで平場(ネタ以外)が通用せず、自暴自棄になっていた頃にブラマヨ吉田さんがかけてくれた言葉がすごい良かった。僕も同じ手が痺れる日が続いた経験があるのですごい励みになった。 -
Posted by ブクログ
前半は著者の漫才論。漫才はどうすれば面白くなるのかが、様々な形で示され、おそらく著者としては、まだまだ深い部分があるのだろうが、素人としては本当にここまで手の内を明かしてしまって良いのかと舌を巻いた。帯の煽りは伊達ではなかった。以前ナイツ塙のお笑い論「言い訳」も読んだが、時代も進んでおり、また違う角度でお笑い論の奥深さを知った。一方、一般人からすれば漫才は観る側であり、そこまで技術的なことを知る必要もないのかな、と思っていた頃、後半に突入。今度は著者の半生を振り返る。当然サクセスストーリーになるわけだが、ちょうど味付けが変わって最後まで飽きずに読めた。
著者は、漫才の重要な要素の一つとして「人(ニン)が見えるか」を挙げているが、漫才のみならず小説からも著者の「人」が見えたような気がした。加えて、前半を漫才の技術論、後半を自叙伝的な構成としたのも、漫才で言えばお客さんに漫才を最後まで聴いてもらえる工夫をするのと同じよう、最後まで読んでもらえる工夫なのかな、と考えた時、こう言う味わい方ができるなら、漫才の技術論を知っておくのも悪くないかな、と感じた。 -
Posted by ブクログ
M-1前に本書読んでしまったのが失敗だった...。
漫才の型やタイプ、ツカミ、盛り上げ方などが頭の片隅にちらついてしまう....。
それくらい本書は漫才をしっかり体系的に紹介してくれている本だった。
読みやすさ、わかりやすさもすごく良かった。
「専門家は絶賛、自分も何となく良いなと思いつつ実は心は中ではしっくり来ていない、そんな高評価なコンビ/漫才」についての言及には共感した。
本や映画や音楽にも結構そういうのあるなあと...。
「おもろいやつ」には意見があるって項の話が印象的だった。
自分は細かいことを気にしない性格で、細かいことにいちいち「意見」することに煩わしさを感じる中、これこそが大喜利ネタの元なんだなと解って納得、どおりで自分はTVの大喜利ネタの回答を全然思いつけない訳だ(笑)
本書の内容をそのまま語る「にわか」にだけはならないように気を付けたいとおもいます...。