高橋孟のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前巻の「海軍めしたき物語」に続く、面白いノンフィクションです
途中から、一段と面白くなって、より引き込まれて、時間を忘れて読みふけりました
しかし面白くとも、ただただワクワクする楽しい読書体験にはなりませんでした
「非常呼集」が掛かったところから、敗戦の空気を感じるのですね
そうして、周知のとおり敗戦となるのですが、気持ちが沈んでいきました
負けることの喪失感と無力感を味わえました 切なさすら感じれない程の空しさでした
底の無い虚空へと落ち続けているような悲しさを感じられました
だから、どうして戦争が泥沼の様相になってから、長期化するのかが分かった気がしました
負けられない戦いが、国家間の戦争 -
Posted by ブクログ
太平洋戦争中。戦艦 霧島の炊事場にいた筆者の体験記。
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霧島の炊事場での話が大半だが、軍艦という海上の閉鎖空間における陰湿で凄惨な指導ですらない虐待の日々は凄惨の一言。櫂のような巨大なしゃもじでケツが真っ黒に内出血するまで殴り続けるなど正気の沙汰ではない。
一般的な戦記のイメージとは違い、戦艦の炊事場にいたのでどこにいるのか何をやってるのかもわからなかった、艦を離れてからはとにかく遊びたかった楽をしたかった、と等身大のボンクラな若者視点の戦記という面もあり新鮮だった。
とはいえ、戦争の渦中にいるのは変わらないので周りではどんどん人が死んでいくし、筆者も偶々艦を降りていなければ死んでい -
Posted by ブクログ
漫画家でイラストレーターだった著者が、1941年、海軍佐世保海兵団に入団、主計科兵として、太平洋戦争に加わった経験を物語風に綴った実録。
戦艦勤務に従事する兵士の極めて特殊な生活環境を、豊富なイラストや漫画で、ユーモラスかつ風刺を効かせて描いている。
前半で、強調して語られるのは、烹炊兵として、乗艦した戦艦「霧島」艦内で受ける旧兵からの理不尽なシゴキの数々。
何かにつけ、言いがかりをつけられ、大きな「飯しゃもじ」で腫れあがるほど尻を叩かれながら、台所を駆け回る日々が続く。
その風景が多数のセリフ入りイラストや漫画で説明されているため、わかりやすく、受けていたシゴキの実態やそれを受けてい