世界の死の悼み方には、こんなにもバリエーションがあったとは!
「たたえる」「しのぶ」「いたむ」「そなえる」のテーマにそって、多種多様な葬祭儀礼が色鮮やかな写真と共に紹介されている。
知らなかった儀式もたくさんあったけど、中でも驚いたのはマダガスカルの儀式。
5〜7年ごとにお墓から遺体を掘り起こし、お祝いムードで儀式を行うというもの。
何年も経った遺体を掘り起こすって、想像するのも少し怖いんだけど、現地の人達はこの儀式で死者との再会を楽しみにしているのだそう。
国が違っても愛する人を弔う気持ちは共通なんだなと思う。