シャロン・レクターのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあるサイトで紹介されていた「金持ち父さんシリーズのおすすめ読書順」にしたがって、本書から読み始めた。
他の方のコメントにもあるように、比較的少ないボリュームで、金持ち父さんのさわりを理解することができる一冊。
悪い借金とは、自分が汗水たらして働いたお金で返さないといけない借金。一般的な借金はほぼこれにあたる。
いい借金は、他人が返してくれる借金。
「欲しいものはタダで手に入れる。欲しいもののために不動産を買う」というのはなかなか気づかなかった視点で面白い視点で驚いた。
億万長者になるには大きな資産を築いていく必要があるが、その一歩として、「ある支払いを代わりにしてもらうための小ぶりな不 -
Posted by ブクログ
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金持ち父さんはこう言った。
「『ノアの方舟』の話で大事なのは、ノアが正しかったことじゃない。
ノアが信念と勇気を持ち、先に起こるあらゆること──たとえ、
世界を全滅させるようなものすごい洪水が砂漠のど真ん中にやってくる
などという途方もないことでも──に対して準備を怠らなかったことだ」
「金持ち父さんの予言」p18(筑摩書房刊)
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このフレーズから、困る前にあらゆる準備をしているからこそ、いざという時に間に合うことを学んだ。
リーマンショックの何年も前に書かれているのが凄すぎる。
よく学んでいる人は、普通の人には見えないものを頭で見ることができるんだなぁと思う。
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Posted by ブクログ
今までのシリーズのまとめ的な要素もあり、文章量は長いが面白い。
第一部
そこまで読む必要はない。アメリカ(世界)が抱えている問題と、なぜ金持ちになる必要があるのかについて書かれている。
「ファイナンシャルリテラシーを高め、お金の問題を解決することが重要」
第二部
10回読み返す価値有り。B,Iとして生きるために、どのような考え方をするべきかが書かれている。
・収入の範囲で暮らすのではなく、収入を増やす。
・上位10%に入れる分野に注力する。
・勝つために人生というゲームをプレーする。
・労働集約型から資本集約型へ。
・レバレッジを使う。
・選択と集中をする。
・ゲームを愛する者が勝つ。
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Posted by ブクログ
この本は、ロバート・キヨサキの本の中で、他の本で伝えてることの要約版の位置づけだと思う。
約180ページと薄いので、短時間でポイントを抑えたい人には向いていると思う。
そのうえで、気になる本でより深い理解を得るのが良いだろう。
(彼の本のいろんな文書を引用しているので)
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■気になる名言
「教育を高くつきすぎると思うなら、無知を試してみるがいい」---ドルフ・デ・ルース博士
「いい負債と悪い負債の違いを知らなければならない」---金持ち父さん
「会計は説明責任に通じる」---金持ち父さん
■今と昔のサラリーマンの対比
<産業時代> ←→ <情報時代>
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Posted by ブクログ
この本にかぎらず”金持ち父さん”シリーズは読む人によっては具体例に欠けるという点で低い評価をつける人が大勢いる。
この本も例外ではなく、本当に具体的な例はあまり挙げられていない。
ただ、私の意見としてはその方が良いのではないかと思う。
もし具体例を挙げて、その成果を得ようというコンセプトなのだとすれば、情報がほんの少し古くなっただけで全く活用できないものになりかねない。
反対にこの本は具体的に例を挙げる代わりに、広い視点で書かれている。
読者が望めば新たな視点を得られるというだけでなく、実際に自分なりのプランを構築するさいにそれを阻害するような内容になっていないという部分が本当 -
Posted by ブクログ
随分と怪しげなタイトル・・・(笑)
これを読んでガックリした・・・
そして同時に嫉妬心がメラメラと湧いてきた。
オレが将来描いていた「夢」はこういう本を
書くことだったからだ。
悔しい事に最高にイイ出来の本に仕上がっている。
特にドナルドが持っている「哲学」には感動してしまう。
オレがいつも声を大にして言いたかった事は
コレだ!!!という言葉が随所随所に散りばめられている。
特に宗教観は全く同じ。
ハッキリ言って、コレが良い宗教だなんて
どれも言える要素と言えない要素があるんだから
それを理解・押し付ける為に争いをするなんて
可笑しな話だと思う。
語弊を招 -
Posted by ブクログ
お金持ちになるための方法論が事細かく書いているわけではない。
しかし、お金持ちになる必要性、つまり自分の人生を自分でコントロールせずに、政府、会社、他人に任せるほど危険なことはない。と著者は語っている。
「貯蓄をし、借金を減らし、長期的に分散投資をしよう」という黄金の法則さえも、著者たちによれば、何も考えずに自分の金を守るためのただの『負けない投資家』になるだけだと言っている。
この本では投資家を3種類に分けている。「投資をしない人」、「負けないために投資する人」、「勝つために投資する人」
「勝つために投資をする人」になりたければ一読する価値は大いにあろう。 -
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Posted by ブクログ
金儲けのテクニックが書いてあるわけではないので、それを期待してる人には期待はずれかも。
また、どんな人も金持ちになれると、啓蒙する本でもない。どちらかといえば、「金持ちになれるかなれないかはお前次第だ」と踏み絵を踏ませてくれるような内容。
今、株が高騰している中、「20-10-5」のサイクルを認識させ、自分を戒めるには読むのに良いタイミング。
特に印象に残る「考え方」は、
「お金=自分のために働く従業員」
と捉えること。
つまり、投資とは、自分の従業員をどこで働いてもらうかということを経営者として考えるということだ。
自分の従業員には安全安心な職場環境で、いっぱい稼いで幸せになって欲しいと -
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Posted by ブクログ
■ファイナンシャルリテラシー
1.狂気とは、同じことをしながら、物事が変化するのを期待し続けることだ。
2.安全の代価は個人としのて自由である。
3.成功する人間と平均的な人間との違いの1つは、批判にどれくらい耐えられるかだ。人から批判されるということは、少なくともその人がキミたちの存在に気付いていることを意味する。だから、誰もからも批判されないことの方を心配すべきなのだ。
4.学校を卒業しあとは財務表が成績表になる。
5.古い情報を持っている人からアドバイスをもらうのは危険である。
6.金持ちになりたかったら銀行が欲しがるものを与えなくてはいけない。
7.たいていの人は金持ちになりたいと思っ -
Posted by ブクログ
この本は「金持ち父さん、貧乏父さん」のロバートキヨサキ氏が、不動産王ドナルドトランプ氏し誘われて、共著でファイナンシャル教育のための本を書くという設定となっています。
この本を読んで感じたことは、二人とも人生を心底楽しんでいるということです。
借金をしても、投資がうまくいかなかったことがあったとしても、「ゲームを愛するものが勝つ」ことを心底信じている、人生というゲームを楽しむ心があることがこの二人をお金持ちにした理由だと思いました。
投資に対しても、私達が最善だと考えている法則、すなわち「貯蓄をし、借金を減らし、長期的に分散投資をする」は、「お金を貯めることが大事だと信じる貯蓄家の精神構造を持