幹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第2回講談社ラノベ文庫新人賞《大賞》受賞作品
非常に楽しく読むことができました。
ふと気づいたら神になっていた高校生と巫女である少女が、不慣れな神様としての仕事をこなしていくといったあらすじ。
しっかりとファンタジーをしながらも、決して現実離れではないという印象です。
新人作家さんではありますが、勢いだけではなくバランス感覚に優れているんだと思います。ラブコメであり、ファンタジーであり、バトルでありと様々な要素が継ぎ目なく出てきてするすると物語を読んでいくことができました。
登場人物は人間の側も神様の側もとてもイキイキとしていて、しっかりとした信念のもとで行動しているようでとても好感が持 -
Posted by ブクログ
ネタバレとっても好みで面白かった!
突然神様になって、困惑する主人公の元に現れた黒須神社の巫女・千鳥により、黒須神社付きの神様になることに。
王道な感じなんだけど、キャラクターがしっかりしてるから楽しい♪
冒頭の主人公の神様発言は、そりゃ友達からしたら厨二発言だよねって感じで、生温かい反応が楽しい。
他の神社の神様がキャラづけのために語尾が変だったりとか必死すぎww
何より巫女さん真っ黒だね!
腹黒ってより、愛ゆえの天然の黒さww
主人公に従順そうに見えて、その実割と手段選ばないし、当然のごとく不法侵入かましたり、色々と愛が重いよ!
けど、いざというとき主人公の意思を尊重してくれて、スペッ -
購入済み
解らないけど吸い込まれた
構成も文法もストーリーもしっかりしてる。
多少、強引な手法もあったけど、読み進める事で違和感を覚えなくなった。
まだまだみちな状態なので、既刊全て買ってあるので、
一通り読んでみる。 -
Posted by ブクログ
初ラノベ。
この表紙の女の子(萌)が京都に来たら必ずといっていいほどどこかで見ます。
バスにも大大と絵が描いてあったり、駅に広告がずらーっと貼ってあったりと本当に必ず見るぐらい京都人にとってはなじみのあるキャラクター。
それを、後付けでラノベにしたということで今月新刊だったので読んでみた。
面白かった。
京都の裏情報や言い伝えなどが物語にうまく溶け込んでいて本当に面白い。
しかし、話し言葉(京都弁)がちょっといくつか疑問に思うところがあった。私は大祖父母からの生粋の京都人だが、こんな話し言葉使わないぞ?と思うところが所々あった。
「~しない」を本中では「~しやん」と言っていたがそん -
Posted by ブクログ
ネタバレ幹先生による「神様はじめました」系ラノベの第2巻です。
今回はメインテーマは「救済の選択」ということで、神様による救済の不公平さについてフォローしています。といっても基本は相変わらずのコメディータッチです。今回も前回同様多彩な神様たちが賑やかに過ごす様子が描かれています。とくに福の神に姿を変えたウツロはその子供っぽい可愛らしさや健気さを存分に発揮してくれていると思います。
ということで、コメディ中心では難しい部分もあると思いますが、メインテーマが重い割にはあっさり解決という感じもして、少し肩透かしでもありました。重いファンタジーとかだとシリーズ通じてのテーマになりそうなものですが。
第1巻 -
購入済み
総合評価
どうしても2巻が引っ掛かった。
その結果、3巻もあやふやな展開に終始してしまった感がある。
ううむ、ほのぼの系のストーリーとしては良いのかもだけど、現実世界を含めてしまったのは、ある意味失敗だったかも。
全体として、若干稚拙と言うか物足りないと言うか、
子供が書いた絵空事になってしまった。
2巻を除けば、もう少し評価出来た可能性はあったかも。 -
Posted by ブクログ
京都市営地下鉄のPRキャラクター、「地下鉄に乗るっ」のノベライズ……だけど、そんな特別地下鉄乗ってない(笑)小説担当の方は寡聞にして存じ上げないんだけど、折返しの既刊一覧を見るに神様や妖怪にまつわる話を書く方らしく、この小説も地下鉄<<<神様・妖怪。
内容は「可愛い女の子が可愛いことをするだけ」、文章も「読むには大して困らないくらい」、取り敢えずイラストは「可愛い」という、まあライトノベルだなあ、って感じの読み物。京都出身の女の子三人のほんわかした話し方なんかはなかなか良かったけれど、話の展開があまりにもド直球で、ひねりのひの字くらい欲しかったなあ。 -
購入済み
ん!?
途中までは普通だったけど、いきなり設定や言動に矛盾が生じて話が混乱。
作者は気付いてないんだろうな。
フィクションであっても筋は通すべき。
どんなに奇想天外なストーリーであっても構わないが、
捻じ曲げ過ぎた屁理屈は厳しい。
氾濫した川の増水分の水量は何処に消えた?