あらすじ
真人たちの力で福の神となった厄神だったウツロは、街の新たなるマスコットキャラとして人気を集めていた。そんなある日、稲森神社の神である朱理が黒須神社に乗り込んできた。一見、幼女マスコットキャラ位置争奪戦を挑んできたのかと思われたが“ウツロに食べ物を与えると幸せになる”という都市伝説のせいでもあった。新たな福の神の存在は幸運と同時に、桜丘市に難を呼び寄せていたのであった……。
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Posted by ブクログ
幹先生による「神様はじめました」系ラノベの第2巻です。
今回はメインテーマは「救済の選択」ということで、神様による救済の不公平さについてフォローしています。といっても基本は相変わらずのコメディータッチです。今回も前回同様多彩な神様たちが賑やかに過ごす様子が描かれています。とくに福の神に姿を変えたウツロはその子供っぽい可愛らしさや健気さを存分に発揮してくれていると思います。
ということで、コメディ中心では難しい部分もあると思いますが、メインテーマが重い割にはあっさり解決という感じもして、少し肩透かしでもありました。重いファンタジーとかだとシリーズ通じてのテーマになりそうなものですが。
第1巻が好きな人は満足するかと思います。ただ、ラブコメ度は前回より少し薄めで千鳥が良かったという人には少し物足りないかもです。
Posted by ブクログ
悩みながらも神様として決断した真人はよかったと思います。神でありながらまだ人間だものね。ズルいと思える面があってもいいじゃない。日常パートも面白かったです。周囲の他の神々もキャラ濃くていい感じ。カグツチやタヂカラオは1巻だけのキャラだと思っててすいませんでした(笑)あと完全に癖がアウトっぽい神がいた気がするんだが、大丈夫かそいつの治める土地(笑)
ん!?
途中までは普通だったけど、いきなり設定や言動に矛盾が生じて話が混乱。
作者は気付いてないんだろうな。
フィクションであっても筋は通すべき。
どんなに奇想天外なストーリーであっても構わないが、
捻じ曲げ過ぎた屁理屈は厳しい。
氾濫した川の増水分の水量は何処に消えた?