服部倫卓のレビュー一覧

  • ウクライナを知るための65章

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    現在のロシアのウクライナへの侵略に関連して、その資料として求められている本である。活字が細いので老眼にはつらい。ニュースでこの本よりも詳細に説明されていることがある。2018年で4年前であるが、戦争以外は新しいことである。

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    2022年07月29日
  • ウクライナを知るための65章

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    国名の由来から始まり、シンボル、民族・言語・宗教、歴史、藝術と文化、現代の政治・経済・社会・軍事・欧州との関係など広範囲について充実の1冊。1992年のソ連からの独立以来のこの国の右往左往が悲劇を招いている可能性を強く感じさせられた。隣国ポーランドとは複雑な歴史があり、リヴィウはかつてはポーランド領だったとか、ポーランドからは格下としての差別意識があるなどの事情を知ると、この国の不幸な歴史を思わざるを得ない。そのポーランドが今は良好な外交関係にあり、ウクライナを支えているのは喜ばしい出来事だと思った。文豪ゴーゴリは実はウクライナの人だったとか、詩人シェフチェンコはロシアでも愛されているなど…。

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    2022年04月12日
  • ウクライナを知るための65章

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    すごく難しかった。
    今知らなくちゃ、と思って頑張ったけれど、ニュースで見る地名には何とかついていける、ぐらい。人名とか、きつかった。
    1991年に悲願の独立を果たした比較的若い国であること、多言語・多民族国家であること、汚職事件が多発していたこと、とりあえずそれくらいは分かった。
    興味を失う事なく、知る努力を続けようと思う。

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    2022年11月20日
  • ウクライナを知るための65章

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    ウクライナの国名の中に含まれる『クライ』は分割を表す言葉らしい。世界に稀な豊かな黒土や資源を有する場所ながら、その地勢から周りの国々から侵略され、分割され、それらの国々から人々が入って人種が入り混じってしまい、なかなか一つに纏まれない歴史を重ねてきた。そして、それらの国の下に位置づけられてきた。ロシア、ポーランド、ベルギー、モンゴル、ルーマニア、ハンガリー、トルコ、チェコ、ドイツなどの列強諸国のパワーバランスの中で生きていかざるを得ない国。最も、これらの国もそうだし、ベラルーシ、ジョージアなどもそう。ずっーと昔からだ。ウクライナをはじめこれらの国々の平和と安定を祈らざるを得ない。

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    2022年07月12日
  • ウクライナを知るための65章

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    65のテーマに分けてウクライナを説明してくれる。
    面白そうな、知りたい章だけつまみ食いしてみた。

    章ごとに独立している(書き手も違う)のでそんな読み方で良いかと。今のロシアとの戦争がリアルに解説されている訳では無いが、成り立ちや背景がわかってとても興味深く読みました。

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    2022年07月09日
  • ベラルーシを知るための50章

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    この国の歴史は驚くべきものだった。リトアニアと名乗っても良かった程…。その名前をリトアニアに取られてしまった!この国境は旧ソ連時代に作られたもので、それまではこの国は形が無かったのだ。白ロシアと呼ばれてきた歴史。黒ロシアがロシア、赤ロシアがウクライナだが、それはモンゴルの方角を示していた色から来ていたという説もあるとは面白い。1991年にソ連消滅を決定づけた3首脳の会談がベラルーシの深いベロヴェージエの森の中で行われ、いつでもポーランドに逃げられる場所だったという裏話が強烈。リトアニアやウクライナと違い、伝統も、目立った特徴もないこの国はロシア以上に旧ソ連への郷愁を抱えているというのは今の国際

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    2022年04月21日
  • ウクライナを知るための65章

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    ネタバレ

     プーチン、速やかに愚行はやめるように。あなたも日本で言えば東大を卒業したような秀才だと思います。天使のようなナイチンゲールの爪の垢を煎じて飲むように。北朝鮮の指導者や中国の指導者と同じぐらい、いえ、今はそれ以下になっています。 服部倫卓&原田義也 編「ウクライナを知るための65章」、2018.10発行。

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    2022年03月13日
  • ウクライナを知るための65章

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    2022年2月上旬現在、ロシアのウクライナ侵攻への現実性が高まる中、ロシアやヨーロッパ諸国、アメリカの動きはニュースである程度知ることができますが、肝心のウクライナのことは、直接の当事国にも関わらず、その報道量が驚くほど少なくよくわかりません。

    そんなウクライナについて、特に歴史や政治的なことを知りたいと思い本書を手に取りました。
    本書はテーマが様々で、テーマ毎に執筆者は異なっています。気になったところをパラパラと読んでいます。
    ボルシチはロシアではなくウクライナ料理だということも本書で初めて知りました。あと愛のトンネルも。
    ウクライナの歴史は複雑で、現在の様々な出来事や多民族多言語である背

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    2022年02月14日