マシュー・リチャードソンのレビュー一覧

  • スパイたちの遺灰

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    手に取った瞬間、分厚さに辟易としましたが、没入すれば減っていくページ数が寂しく感じられました。
    他書で得た知識が本書のエピソードとリンクし、ある種の点と線を実感しました。
    台詞回しがオシャレでした。

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    2026年06月03日
  • スパイたちの遺灰

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    すごいな、よくこんな複雑な内容のこんな緊迫したエンタメスパイミステリーが書けるな、もう天才でしょ。実は007もミッションインポッシブルもまともに観たことがない私。途中ちょっと理解がふんわりしたところもあったけど全然知らないスパイの世界に没頭できた。チャーチルの署名見た時は唸りました…若い男性の著者なのに女性を描くのが上手!主人公(この男性はスパイオタクの大学の准教授)が関わりを持つことになる謎めいた伝説の女スパイの若い時から老境に至るまでの魅力的な描き方に感心しきり。主人公と周囲の人物たちとの関係性に隠される仕掛けにも何度もビックリさせられ、敵対するトップレベルのスパイの鮮やかな手口に翻弄されてあたふたする諜報組織の上層部や政府の官僚たちを皮肉るようなクスッと笑える場面もあり、何より世界各国の諜報活動の凄さに圧倒された。スパイものにハマりそう!

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    2026年04月28日
  • スパイたちの遺灰

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    スパイものは難しそうで避けていたけど、これはとても読みやすかった。実在したスパイや事件も織り込まれていて、とても興味が出てきた。
    スカーレットとマックスの伏線回収もよかった

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    2026年02月20日
  • スパイたちの遺灰

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    autumn522akiさんの本棚から

    まず問いたい
    キム・フィルビーを知っていますか?

    と、その前に秋さん賛美で好感度をあげておく

    年が明けて2月、3月
    このくらいの時期になるとミステリーファンが必ずすることがある
    それは前年の読み残しのチェックだ
    年末に各種ミステリーランキングが発表され、年が明けると今度は様々な批評家や識者たちがそれぞれのランキングを発表する
    その中から、そんなのあったんか!まだ読んでないわ!という作品をチェックして読み始める
    それがミステリーファンの2月、3月なのだ

    そしてこの「そんなのあったんか!」というネームバリューのある有名作家や各種ミステリー文学賞受賞作といったど真ん中の作品ではない、ちょっと掘り出し物的作品、だけど識者には絶賛されてランクインみたいな作品を秋さんはことごとく先取りして鬼★5とか言ってる
    さすがっすわ

    だからね
    ひまわりめろんのくだらないレビューなんか読んで暇あったら秋さんnote読みなさいよnoteと言いたい

    必読の一冊が見つかりますよ!


    はい、では最初の問いに戻る
    キム・フィルビー知ってる?

    YesかNoで答えるように

    Noの人はごめんちょっと本作を読むのは早いかもしれん

    この本を読んだ感想は「凄い!」である

    「凄い!」についてもうちょっと詳しく述べると、「今の時代を舞台に冴えない准教授を主人公に、これほどスリリングなスパイ小説を生み出すなんて凄い!」ってことなんよ

    この「凄い!」を本当の意味で実感するには、かつてのスパイ小説黄金時代の作品の積み重ねがないとダメだと思うのよ

    だから、この作品はかつてスパイ小説に熱狂した人こそ絶対に読むべき!と思うと同時に、そうでない人にはちょっと経験を積んでから…と言いたい

    絶対そのほうが面白く読めるから!

    少なくともキム・フィルビーが誰だか分かるくらいになってから出直して来なさい(偉そうに)

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    2026年02月19日
  • スパイたちの遺灰

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    プロローグ

    ここが私のAnotherSky、、、
    違った、
    ここが私の主戦場!!!
    スパイ冒険推理小説\(^o^)/

    帰ってきた8の主戦場

    テムズ川から望むビッグベンは、大英帝国イギリス
    を誇るかのように雄大に聳え立っている
    それは、時を語る以外は多くを語らない


    MI5とMI6が互いに対峙する
    一言も発しないが、互いの目は口ほどに物を言うと
    は、さもありなんといったところだ

    国内外の駆け引きと戦いが今、始まろうとしている
    一瞬の静寂後、ビッグベンの鐘の音が銃声の如く辺りを揺るがした!!!



    本章
    2026年私が読みたい本、第二弾!
    『スパイたちの遺灰』完全なる★神5

    最高なる一冊!
    こういう出逢いがあるから読書はやめられない
    感嘆の溜息しか出ない
    先を読みたい感情と読み終えたくない感情とが
    攻めぎ合う
    己の中にある血潮が騒ぐ、感情がざわめく
    興奮の坩堝に溺れる

    この作家は、この現代においても謀略小説を
    描けることを証明してみせた

    これは、快挙だ!

    MI6の伝説の女性エージェント“スカーレット・キング”より手記を依頼されたのは、冴えない諜報史の専門家マックス
    手記と現代とが交互に語られ、物語は想像を絶する結末へ!
    誰も信じられない、騙し騙され、追いつ追われつ
    息もつかせぬ、壮大なスパイ小説である

    そして、最後にこう叫ぶだろ

    “かいっかん、、、”と!



    エピローグ

    白昼夢
    夢はいろいろな場所へと誘ってくれる
    そこに、AnotherSkyは存在しない
    全てが繋がっているからだ
    ただ、1つの空の元、地上では様々な出来事が
    犇めき合っている

    それは、夢でも現実でも本の中でも一緒だ
    その無数ともいえる虚構と現実の中で
    この物語と遭遇することは、正に奇跡と言えよう


    どこからともなく、ウエストミンスターの鐘の音が聴こえてくる
    白昼夢から目覚めると、そこはいつものように
    一人掛け用の安楽椅子(登場22回目)であった

    夢と興奮とが覚めやらぬうつつの中である想いが
    湧き上がった



    空前絶後の傑作だ!!!


    そう確信した!!!




                         完

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    2026年01月31日
  • スパイたちの遺灰

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    しがない准教授が元MI6の大物スカーレット・キングから手記を見せられる。そこには冷戦期の驚くべき事実。しかし彼女は殺されてしまった。MI5の仕業か。

    面白いなんてもんじゃなかった。昔何があったのかも、現在のことも、そして複雑な仕掛け、プロット全てが完璧で興奮しながら読んだ。

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    2025年10月30日
  • スパイたちの遺灰

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    超★5 元スパイから託された歴史の裏を書いた手記… とろとろ濃密度のスパイ小説 #スパイたちの遺灰

    ■あらすじ
    マックス・アーチャーは諜報の歴史を研究している学者、彼のもとにスカーレット・キングと名乗る女性から連絡が来る。彼女は高齢であるものの、かつては国外の諜報機関MI6のエージェント。長きにわたる活動の手記を出版するためにマックスへ依頼する。彼は秘密を暴露する違法行為と分かっているが、報酬と名声に目がくらみ苦慮するのだった… 一方、国内の諜報機関であるMI5では、長官代理のソールが二人の行動に目を付け始めていた。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    おもろい!超★5

    ぐいぐい惹きつけるストーリーテリング、読みだしたら止まりません! 決して派手に展開するわけではなく、登場人物がやり取りしていく中で謎や隠された関係性を解き明かしていく。物語が二転三転するんじゃなくて、物語の深みがどんどん増してくるって感じ。

    本作は諜報学者であるマックスが主人公。彼は妻に愛想をつかれ離婚したばかりで、学者の仕事もイマイチ冴えない。そんな彼のもとに伝説のスパイであるスカーレットから呼び出され、マジモンの世界に足を踏み入れてしまうところから始まる。

    最初は疑心暗鬼だったマックスも協力することになるのだが、序盤でスカーレットは殺害されてしまう。容疑者となってしまったマックスは、逃げのびながらも歴史の裏側を紐解いていかなくなるという筋立てです。

    並行してスカーレットの手記が語られ、過去どんな陰謀があったのか提示されていき、追手であるソールの活動、MI5内での振る舞いも読みどころだったりします。

    ストーリーをざっと書くだけでもトロトロの濃厚度。これ本当にあった話なのかも…と誤解してしまうほど凝縮されたスパイ小説なんです。

    また登場人物ひとりひとりに味が出てるところも素晴らしい。特に輝いてるのは女性たち、あまりの狡猾さに痺れっぱなしですよ。そして怖い。

    スカーレット:元MI6エージェント
    最初っからヤバそうなおばあちゃんなんですが、手記の内容から過去を知ると恐ろしさが更に倍ですね。これだけ度胸があって、信念も強い人じゃないとエージェントなんて務まらないだろうな…

    クレオ:スカーレットの助手
    エマ:マックスの元妻
    この二人も大好き。食えない女性たちでマックスじゃ全く太刀打ちできてない、完全に手玉に取られてますね。

    また本作は諜報機関に関する情報の品質も高いんです。イギリスのMI5とMI6、他にも様々な国の諜報機関や政治家の名前が登場する。もちろん架空の話であることは分かってますが、マジモンかと思ってしまうほどリアリティに溢れてるんですよね。

    物語は終盤に近づくと、いよいよ登場人物たちの距離も近づいてくる。果たしてマックスは捕まってしまうのか、手記は世の中に出てしまうのか、そして手記の背景は…

    読み応えもたっぷりで、スケールのデカさに何度も目ん玉飛び出た作品でした。今年読んでおきたいミステリーの一冊だと思います!

    ■ぜっさん推しポイント
    スパイものって、超クールな主人公(トム・クルーズみたいな)が多いと思うんですが、本作の主人公マックスは、めっちゃ地味ってところがイイ!

    男って奴は、いざとなると肝っ玉が小さいし、変な拘りやプライドがあったりするんですよね(私も含めて)。そんな彼が一生に一回の大仕事に対し、どう向き合っていくかってところが激熱な読みどころでした。

    年齢なんて関係ないんです。自身の強みをどう生かすか、そして前向きに歩くってことが大切なんですよね。

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    2025年09月13日
  • スパイたちの遺灰

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    これまで読んできたスパイものが可愛く思えるくらい骨太。素晴らしい読書体験でした。始まり、と言ってたけどマックスはどうなるのか、読後の余韻も見事です。スカーレット、素敵!と思ったけどこんな人生、胃がいくつあっても足りませんね。

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    2025年09月08日
  • スパイたちの遺灰

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    650ページ近い大作だが、大満足の中、あっという間に読み終えた。ロンドンの諜報史の研究者のマックスと、伝説の女性スパイのスカーレットが主人公。物語は過去と現在、2人や当時関わった主に諜報機関の人の視点で描かれるが、ストーリーに一貫性があるので、難なく読み進めた。人の裏の裏を見通す諜報活動にゾクゾクした。実在の人物がいて、検索しながら読んだのでより深く感じた。最後、題名にも及んでて良かった。

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    2025年09月05日
  • スパイたちの遺灰

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    現代と過去を行き来しながら話が進んでいくスパイ小説。
    段々と主人公がスパイの世界に巻き込まれていく現代編とアクション的な派手さはないけれど表舞台に出ないスパイらしい展開が続く過去編のどちらも楽しめた。
    ディーヴァーが推薦してるとあったので「そういうことかな」と思いながら読んだら終盤の怒涛の展開が楽しかった。
    少し煙に巻かれた部分がある気はするけれどタイトル回収もお見事。

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    2025年08月24日
  • スパイたちの遺灰

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    ずっと読みたかった本。
    期待通り面白かったです。
    2つの時間軸、スパイたちの暗躍、騙し騙されの応酬、史実も織り交ぜての極太重厚感。
    登場人物も一癖も二癖もある人ばかり。
    何が真実で何がトラップなのかハラハラドキドキしっぱなしで、途中から一気読みでした。

    海外小説あるあるで、ただでさえ人物名がこんがらがるのに、スパイの偽名や作戦名・暗語まで入り混じって、何度も読み返しましたw
    実名や史実も少し頭に入れて落ち着いて再読すれば、もっと楽しめるかも(ネタバレではあるが)。

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    2026年05月01日
  • スパイたちの遺灰

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    過去と現在の2つのストーリーが並行して進む。古いスパイ小説が好きな私には過去の伝説の女性スパイの活躍が描かれるストーリーのほうが楽しめました。実際のスパイ活動も明らかになっている事実、疑わしい事柄、誰にも知られていない事....等々、色々とあるはずなのでこのような話の展開はまだまだ面白いものが出てきそうです。

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    2025年12月31日
  • スパイたちの遺灰

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    ある日、冴えない諜報史の准教授マックスのもとに1枚の名刺が届く。スカーレット・キング――MI6の伝説のエージェントが、半世紀にわたる諜報活動を綴った手記を出版したいと言うのだ。イギリス政府が隠蔽してきた作戦が表に出れば、世界が注目する。マックスは浮き足立つが、直後にスカーレットが殺害され、MI5に追われる身に。窮地を脱するため手記の原本を捜すうち、歴史の裏に隠された真実が浮かび――。

    ル・カレの重厚さは感じられないが、その分読みやすかった。作中に登場する作家名や小説名を見かけて思わずニヤリ。

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    2025年12月21日
  • スパイたちの遺灰

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    現代を舞台にしたエスピオナージ小説だが、メインとなる事件は第二次世界大戦直後に遡る。現代パートでは諜報史の准教授マックスが、過去パートでは彼にある事を依頼した“伝説のスパイ”スカーレットが語り手となる。過去と現在、敵と味方が目まぐるしく変わり飽きさせない。豊富に盛り込まれた史実も興味深い。が、物語として面白かったかというと……。
    また、タイトルを含めて訳文にいささか疑問がある。原文にあたれないので、誤訳かどうかも判断できないのだが。

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    2026年09月14日
  • スパイたちの遺灰

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    日本推理作家協会翻訳部門のロングリストに入っていたので、スパイ作品読んだことないけどいけるかしら…と読んでみた。
    おもしろかった!わたしはスパイになれない!
    全部読んで、タイトルかっけぇと思いました。

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    2026年02月20日
  • スパイたちの遺灰

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    ディーバーが絶賛とあるので期待して読みましたが、結末の一部はある程度予想できる内容でした。やや期待はずれでした。ディーバーが好きな人が読んで満足できるか疑問です。

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    2026年02月07日