灰谷魚のレビュー一覧

  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    友だちに「絶対に好きなやつ!」と推されて完全に「絶対に好きなやつ!」だった。短編のタイトルの並びを見るだけでも、イケてるバンドのアルバムを見るよう。ポップでエモくて、音楽とサブカルへの愛があって、ちょっと舞城王太郎みも感じる。

    「純粋個性批判」は『ゴーストワールド』のような甘酢があって、「新しい孤独の様式」は愛でしかない。ラスト「スカートの揺れ方」の読後感も最高。今後追いたい作家さんです!

    0
    2026年02月11日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    円城塔が帯を書いていたことから読んでみた。
    これは好み!こういうなんか起こってるけどなんも起こってなさそうな?青春甘酸っぺえな?みたいなノリは好きかも!(ただし万人にはおすすめできない)
    表題作が1番理解できなかった。誰かの解説読みます。

    0
    2025年12月05日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    文体が軽やかでシティポップを聴いているような感覚になる。けれど物語は純文学みもあって、SFなのに村上春樹を読んだような不思議な読後感。会話とか地の文に出てくる例えがめっちゃ面白い。

    一番好きだったのは『純粋個性批判』。

    主人公・私は高校時代を回想する。ひねくれていたせいで友達がいなかった。誰かの親友になりたいくせに、周囲の全ての人間を軽蔑していた。尊敬すべき人物はネットや芸能や文学やアートの世界にしか存在せず、皮肉と冷笑を繰り返しながら塞ぎ込んで過ごしていた。唯一の友達、ユカリと過ごす時間以外は。
    ユカリとあらゆるものの悪口を言い合った。二人はありとあらゆる嫌いなものが似ていた。あれもクソ

    0
    2025年11月01日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「序文、あるいは未来都市の火災」俺同じ夢を何回も見るとかないなあ
    「かいぶつ が あらわれた」文体軽いな。これ筋の通ったストーリーからすげえ引き算したらできんのかな
    「純粋個性批判」あ、面白い!俺も色々おもちゃにして批判していきたいものだ
    「宇宙人がいる!」いいね!握手して思うことそれなんだ。謎に昔を思い出して答え合わせしたくなる気持ちはわかる

    0
    2025年10月24日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    軽くSF。ふわふわ浮揚していってり、1000万当たったり、スナイパーに狙撃されて死んだ人が生活していたりする短編集。
    私は「新しい孤独の様式」が好き。自分の価値観をないものとして振る舞う相手と生活してると、傷ついちゃうよ?と言ってあげたい。切ない。

    0
    2025年10月16日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    この本が好きだ。文章に惹かれてぐんぐん読んだ。
    ライトでポップな(どこかのYoutuber のセリフかも)SF短編集だった。
    「新しい孤独の様式」は寂しさがじわじわと伝わった。
    「スカートの揺れ方」はとにかく楽しかった。

    0
    2025年08月23日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃよかった!
    SFっていってもそんなに難しい感じでもなくスッと読めました
    あと話の順番も良かった。読後感が爽やかだった
    どの話も良さがあって素晴らしかった
    読んでよかった!楽しかったです

    0
    2025年07月24日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    分かり合えなさが愛おしいのはなんでなんだろう。と考える。理解しようともがくみじめさが、断絶に打ちひしがれる後ろ姿が美しいと感じるからだろうか。
    どうだろう、もっと切実なものなんじゃないか。

    私たちは互いを全て理解することは決してできない。だって自分自身の欲求すら理解できていないのに、相手に真に寄り添うことなんてどうしたら可能なんだろう。
    だから、ひとりでぼんやりとしているよりも、誰かと一緒にいる時の方が寂しい気持ちになる。
    それでも、あなたとこうして向き合っていたい。
    そんな孤独を、あまりにも瑞々しい文章で、あらゆる角度で書き出しているのがこの短編集だ。
    痛みも苦しさも後悔も、その鮮烈さを保

    0
    2025年07月08日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    マジのガチで傑作。青春の煌めきと童貞と断絶とシスターフッドとSFと…。ちょっと凄すぎる。文体が良すぎる。
    今すぐ読んで!!私は読めて良かった。

    0
    2025年07月06日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    批判する事で繋がっていたのに、自分が大切にしていたものを批判されて、決別した女の子の話がすごくハマった。決別語、片方は小説家、音楽でも成功。かたや自分は落ちこぼれ。残酷な話であった。
    人生に落ちこぼれた男が出会った老人を介して
    手に入れた最新のテクノロジーの話では、性欲を乗り越えて、イマジナリーがオリジナルになり、体を乗っ取ろうとするのを阻止するのはどんな綺麗事だよ、と思い胸糞悪いラストだった。
    宇宙人が自分の記憶にある人の姿形に変えられる話では、そんな宇宙人に会ったら、私は誰に会いたいだろうって思った。

    0
    2026年02月12日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    とてもとてもクセが強い!!!灰谷さんの目に、この世界はどう映っているんだろう。
    「純粋個性批判」と「火星と飴玉」が好き。

    0
    2026年01月14日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かいぶつ が あらわれた
    純粋個性批判
    新しい孤独の様式
    がかなり好きだった〜〜〜

    どこか寂しさがあるけどなんかポップ!
    新しい孤独の様式、触ってはいけない人の薬指に触れて指の正確な直径を体に刻み込もうとする描写が素敵だった。もう二度と触れることはできないから。
    やましい気持ちを隠し通してそばにいることを選んだこと。相手が自分を選んでくれたことが優ったってことだ。

    0
    2025年10月21日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    新しい孤独の様式がとても好きでした。現代的でそれでいて芸術的で、なのにするっと入ってくる文体で期待を軽く越える良さでした。好きな作家さんになりました。

    0
    2025年09月21日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集7篇「新しい孤独の様式」はすこし長く中篇かな。
    どんどん浮かび上がる紀世子、壊していくかいぶつ、何にでもなれる宇宙人を捕まえて好きだった人になってもらったり、触れられない結婚やバグで現れたAIやスカートと一体化した少女など異常さに溢れている。そしてその中に漂っている寂しさ、切なさがとても愛しい。

    0
    2025年09月11日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    25/09/08どの短編も、文体と会話とキャラクターの造形が好き。発想力を楽しむ不思議な短編集。
    イタイ学生時代を思わせる純粋個性批判、2人とも愛おしくなってしまった新しい孤独の様式が特に好きかな…宇宙人もおもしろかったなー。

    0
    2025年09月09日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    せつない、ずっと夢を見てるみたい
    「新しい孤独の様式」が好きでした
    すごいいい話なんだけど、モヤモヤが残って悲しくなった笑
    他の作品も読んでみたいな

    0
    2025年09月06日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    ネットでみかけた
    純粋個性批判が
    めちゃくちゃ好みだったので
    嬉しがって買った本

    終わり2つの短編がなかったら
    星は5つ
    その2つが他の短編に比べると
    フツーだったので
    これが間にはさまってて
    他のが終わりにきてたら
    星は5つだった

    それでもとにかく
    純粋個性批判が
    己のティーンだった頃を
    鮮明に思い出させる傑作だった
    宇宙人も飴玉も孤独の様式も
    みんな好き
    長編書いたらどんな感じなんだろう?
    今後が気になる作家さんだ

    星はギリギリ5つに届かない4つ

    0
    2025年08月10日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    帯文の「あなたが今思ったよりも、全然すごいよ」という円城塔さんの言葉通りの作品。
    少し不思議でハイパーポップな短編集とありますが、読み心地としては韓国SFに近いものを感じました。(なので私の好み)
    どの作品も良かったですが、『純粋個性批判』と『新しい孤独の様式』が特に好き。
    灰谷さんの言葉のチョイスと表現方法はやや独特なものがありますが、やり過ぎ感がなく、ストーリーにもマッチしているように感じました。
    心に残るほどの重たさがないため(いい意味で)読み返したくなるような作品だと思います。

    0
    2025年07月13日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    序文から始まる7編からなるSF短編集。

    日常の延長、または少し先の未来という感じで、SF初心者の私でも読みやすかった。

    詩のようなリズムが文章から感じられた「純粋個性批判」
    男子学生のノリに戻って大人がわちゃわちゃする「宇宙人がいる!」
    スカートが皮膚にくっついてしまっても明るい「スカートの揺れ方」
    特にこの3篇が好き。

    心理描写のワードセンスがポップで、高校生から20代半ばくらいまでのふわふわした時期を表現するのに合っている感じがした。

    この著者は純文学も書けそうなので、次にどんな作品を書くのか楽しみ。

    0
    2026年02月06日
  • レモネードに彗星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結構独特で作者の意図とかが掴みにくいし、ふんわりした大枠しか理解できていない気がするけど、文章が面白い。
    言葉のチョイス、登場人物のキャラクター性などにセンスが光りすぎている。

    0
    2026年01月31日