濱田祐太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
濱田さんのSNSやYoutubeが面白くて(しかも結構マメに更新されている!そして下ネタも多い!!)、それらを見聞きしていると時々「目が見えないこと」が障害だっていうことを忘れてしまいます。
上手く言えないけど、それがハマユウさんの芸人として無敵の武器なのかもな、なんてことを読みながら考えました。
R-1優勝後の”落とし穴”の話も当時何かで聴いてて「言わんとすることはわかるんだけど…」と漠然とモヤモヤしたけど、今回、当事者側の意見を読めて良かったです。
”配慮”と”気遣い”、先回りすべきこととしなくて良いこと、そんな類比・対比についても考えさせられたけど、基本的には面白エッセイ!
時々すべってる感じもあるけど、それも面白!!
タイトルのパクリみたいでアレだけど、読むか迷ったらとりあえず読んでみて損はない!と宣伝したいです。 -
Posted by ブクログ
盲目の濱田さんがどうやって芸人になったのか、というだけでない内容。芸人になっていく様子も結構独特で面白かった。けれども、それだけではない内容。例えば、笑いとイジリ、イジメについてとか、障害者のシンボル的存在についてとか、どうやってサンリオキャラクターを好きになったかとか、著者の感性を通じて世の中の、というか、読者の(私の)差別偏見に気付かされる。障害者というと何かと戦ったり、みんなに勇気を与えたりする頑張っている存在をイメージしてしまうけど、普通に生活している感じがこの本からは感じられた。M1グランプリ取ってる芸人さんは、全く普通ではないのだけれど、それは分かっているつもりなんだけど、濱田さんの力の抜けた雰囲気がとてもいい感じだった。
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Posted by ブクログ
あっという間に読み終わってしまった!
普段から濵田さんのYouTubeを見てるから、そのまま彼の語り口をすらすら聴いている感じ。
この本を読んだからといって、視覚障害の人の暮らしや感じてることをより理解できるなんてことはないけど… 多少でも、障害を持つ人に対する理解や捉え方の姿勢を見直すきっかけにはなる。
でもとにかく、濱田さんの半生がお笑いに真っ直ぐで、筋があって、しっかり自分の信念を築いているから、ただただ濱田さんが好きになる。それが1番この本を読んで思った感想。笑
周りの芸人さんとのエピソードも散りばめられててほっこり。
紺野ぶるまさんとか、トキさんとか、ももまもるさんとか。濱田さんがこういう人だから、周りの人もフラットな関係でいられるし助けてくれるんだろうなあ。
こんなに喋りな面白い芸人さんが近くにいたら毎日楽しいだろうな〜
これからももっともっと活躍してほしい!地上波MC、楽しみにしてます!
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Posted by ブクログ
当時、R-1を見て、濱田さんは障がいがあるなしに関わらず、頭の回転が早く、喋りがお上手で面白い人だなぁと思った記憶がある。私が教員をしていた時、児童と障がいやパラリンピックについて調べる際には、子どもたちに「このような方もいるんだよ」と濱田さんの映像を見せながら紹介したことがあった。
私は「個性」という言葉が嫌いで、どこからどこまで個性なのか、良い個性と悪い個性があるのではないか、人と変わっているということをオブラートに包んで伝えてるだけの悪口なのではないかと疑問に思っていたので、濱田さんの「障がい=個性ではなく、障がい=症状」という解釈には納得できる部分があった。また、「多様性」という言葉も嫌いで、「多様性を推奨している人たち」は、「多様性に慎重な人たち」を「多様性」の枠組みに入れず認めない節があるのが気に食わなかった。「個性」や「多様性」を過度に使う人たちは信用できないし、都合の良い、耳障りが良いだけの言葉のように感じる点は濱田さんと同じだと思った。 -
Posted by ブクログ
迷ったら笑っといてください
著:濱田祐太郎
目が見えない人だって、どんな夢を持つのも自由です。そこに向かっていけるかは環境にもよるし、自分の得意不得意ももちろんあるから、目指した「将来の夢」が叶わないことはあるかもしれない。だけど、「目が見えないやつにそれはできひんやろう」って門前払いするのは完全に違う。それは「なめんなよ」って話である。
「多様性を認め合う世の中になったらいい」とか「誰も置いていかない社会を作りましょう」なんて話をする気はない。
本書の構成は以下の4章から成る。
①障害者が見当たらない
②見えてきた理想
③見たいように見ればいい
④見ると観察
「R-1ぐらんぷり2018」で優勝した芸人である著者。目が見えないハンディキャップを乗り切り社会で活躍する姿を・・・というようなストーリーラインではなく、一人の芸人・一人の人間としての想いを素直に赤裸々に表現している。
なかなか切り込みずらい話題等にも自身の言葉で責任をもってしっかりと発言している。おもしろおかしく、色々な局面をユーモアを交えながら、表現することでその余白を含め読者が考える余地も残してくれる。
重く深く考えるよりは、ハハハと笑いながら、違った視点に気づかせてくれながら新たな考えの点と面を提供してくれるような一冊。 -
Posted by ブクログ
ピン芸人・濱田祐太郎のエッセイ。個人的に濱田祐太郎はテレビなどで見てても笑いのツボが合わないなあと思うことがたまにあり、エッセイの中にもその片鱗を感じた(特に下ネタのセンスが自分には合わなかった)が、興味深い内容もあった。
濱田祐太郎は芸人で、視覚障害をネタにして笑いを取っているけど、同じ視覚障害者でも当然笑われたくない人もいる。人間って「こういう属性の人はこう扱ったほうがいい」っていうルールがあると安心するけど、結局それって人それぞれだし、本人の意向を確かめながら分かっていくしかないんだと思った。でもこれって今の日本で蔓延っている「ワンミスが命取り」とは相性が悪いと思っていて、命取りになりかねないワンミスをしないために事前にルール(≒"地雷")を把握しておきたいんだけど、それって結局万人に通用するわけではなくて、でも一般化ってひろく物事を理解するには欠かせないよなとも思ったり……。思考が堂々巡り。