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子供の頃に憧れたテレビの世界に、障害者の姿は見当たらなかった。それでもバラエティ番組で活躍する芸人になることを夢見た。ただただ、お笑いが好きだったから――。
『R-1ぐらんぷり』第16代王者にして、盲目の芸人・濱田祐太郎。その芸人人生は「どれだけ頑張っても無理なのかもしれない」と「俺は面白いはずや」の狭間で揺れながら、今日まで続いてきた。
“多様性”をうたうテレビ界への疑念、実話漫談にこだわる理由、不安に苛まれた賞レースの予選、初の冠番組で得た手応え、“いじり”について思うこと……濱田にしか持ち得ない視点でそれらを語り尽くす、自身初のエッセイ集。
迷ったら、笑っといてください。
爆笑問題・太田光 推薦!
「いま日本で、シンプルな『漫談』を出来るのはこの男だけ。
濱田、気づいてないだろうけど、俺はいつもすぐそばでお前を見てるからな。
あ、出番の前は必ず鏡を見ろ。毎回鼻クソついてるぞ。」
俺はあくまで芸人。だから「多様性を認め合う世の中になったらいい」とか「誰も置いていかない社会を作りましょう」なんて話をする気はありません。でも12年間芸人をやってきて、思うところはやっぱりいろいろあります。この本では、盲目の芸人である俺に見えている景色を語らせてもらいたいと思います。
――「はじめに」より
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Posted by ブクログ
濱田さんのSNSやYoutubeが面白くて(しかも結構マメに更新されている!そして下ネタも多い!!)、それらを見聞きしていると時々「目が見えないこと」が障害だっていうことを忘れてしまいます。
上手く言えないけど、それがハマユウさんの芸人として無敵の武器なのかもな、なんてことを読みながら考えました。
R-1優勝後の”落とし穴”の話も当時何かで聴いてて「言わんとすることはわかるんだけど…」と漠然とモヤモヤしたけど、今回、当事者側の意見を読めて良かったです。
”配慮”と”気遣い”、先回りすべきこととしなくて良いこと、そんな類比・対比についても考えさせられたけど、基本的には面白エッセイ!
時々すべってる感じもあるけど、それも面白!!
タイトルのパクリみたいでアレだけど、読むか迷ったらとりあえず読んでみて損はない!と宣伝したいです。
Posted by ブクログ
盲目の濱田さんがどうやって芸人になったのか、というだけでない内容。芸人になっていく様子も結構独特で面白かった。けれども、それだけではない内容。例えば、笑いとイジリ、イジメについてとか、障害者のシンボル的存在についてとか、どうやってサンリオキャラクターを好きになったかとか、著者の感性を通じて世の中の、というか、読者の(私の)差別偏見に気付かされる。障害者というと何かと戦ったり、みんなに勇気を与えたりする頑張っている存在をイメージしてしまうけど、普通に生活している感じがこの本からは感じられた。M1グランプリ取ってる芸人さんは、全く普通ではないのだけれど、それは分かっているつもりなんだけど、濱田さんの力の抜けた雰囲気がとてもいい感じだった。
Posted by ブクログ
あっという間に読み終わってしまった!
普段から濵田さんのYouTubeを見てるから、そのまま彼の語り口をすらすら聴いている感じ。
この本を読んだからといって、視覚障害の人の暮らしや感じてることをより理解できるなんてことはないけど… 多少でも、障害を持つ人に対する理解や捉え方の姿勢を見直すきっかけにはなる。
でもとにかく、濱田さんの半生がお笑いに真っ直ぐで、筋があって、しっかり自分の信念を築いているから、ただただ濱田さんが好きになる。それが1番この本を読んで思った感想。笑
周りの芸人さんとのエピソードも散りばめられててほっこり。
紺野ぶるまさんとか、トキさんとか、ももまもるさんとか。濱田さんがこういう人だから、周りの人もフラットな関係でいられるし助けてくれるんだろうなあ。
こんなに喋りな面白い芸人さんが近くにいたら毎日楽しいだろうな〜
これからももっともっと活躍してほしい!地上波MC、楽しみにしてます!
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