赤根智子のレビュー一覧

  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    赤根さんの実直さや犯罪に対する正義感、後進へのまなざし、不器用とまで言える地道な仕事っぷり…ICCを応援したくなる本だった。この本が書かれた時点で赤根さんはICC自体が制裁対象になることを「最悪のケース」と言っている。まさにそれが今起こってしまった。法律によって、つまりは対話によって事態を解決していくことの大切さがよくわかった。それがこの時代では儚いことも…。

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    2026年10月12日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    大変恥ずかしながら、赤根所長が指名手配されたことによってICC(国際刑事裁判所)を意識した。
    こんなところで闘ってる女性がいるのか、かっこいい!と思い、その気持ちが細々と残り続けていたので本書を手に取った。

    ICC勤務への経緯や、
    ICC内での予審第二部(捜査許可から起訴の可否まで)や所長になってからの話など、そもそも何も知らない私でも読みやすいものだった。

    海外で働くことに全く興味がなかったが、海外から日本を見ること、海外の人の考え方・働き方に触れることは、大変だけど面白いものだと思った。

    徹頭徹尾、法の支配を重視し、ICCを主語に、存続のために力を貸してほしい、日本にも中核犯罪を裁く法の制定をと訴えていたのがあまりにかっこよかった。

    きっと本書も、ICCを守るため、世界に法の支配を広げるために書き下ろし出版したのだと思う。
    この感想と、少しの行動で、赤根所長の信念に報いたい。

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    2026年10月04日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    著者がホットな人だから、という大変安易な理由で読んだけど、本の趣旨的にはおそらく正解。
    法律については門外漢過ぎるし、話が難しかったらどうしようと思ったけど、中学生ぐらいなら全然理解できるレベルの日本語で書いてあって、とても読みやすかった。

    そもそもICCがどういう仕事をしているのか分からなかったので勉強になったのと、今が思ったよりヤバい状況なのかなということは理解できた。
    第二次世界大戦は私たちの世代にとっては完全に過去の話で、授業で学ぶ段階では「どうして止められなかったんだろう」と思う。
    けど実際は、徐々に変わっていく時代のうねりになかなか気づけなくて、いつの間にか戦争が勃発してるということがあるのかもしれない。
    そして、私たちは今その大きなうねりの中にいるのかもしれない。
    ICCがそのうねりを止める一助となれるなら、私たちは活動を支援していかないといけないし、日本という国にも積極的な姿勢を求めないといけないと思った。

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    2026年09月30日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    ICC国際刑事裁判所の所長。ロシアから指名手配され米国から制裁を受けている。ICCに関するローマ規程は125か国が締約国だが、アメリカ、ロシア、中国は締約国ではない。法による政治が力による政治に逆行する今日、戦争犯罪を裁くICC。
    アメリカの筆者への制裁のニュースをきっかけに手に取った本。奇しくもICCに関する日本の関心を大きく高めている。

    日本が今後世界で果たす役割はやはり国際貢献であろうが、国内の戦争犯罪に関する法整備はまだすすんでいないという。

    ICCに関して最初に読むべき1冊だろう。

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    2026年09月30日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    ICCのこと、赤根智子さんのことをニュースで知り、より知りたくなり本書を手にとりました。

    私が印象的だったのは、赤根智子さんの一本筋の通った実直な思い、政治的なことを配慮しないとはっきりと言われてる態度、法に従ってやるべきことを淡々とやるという姿勢。かと思うと、赤根智子さんの生い立ちには、完ぺきではない姿なども描かれており、そのギャップというかお姿に人柄があらわれているようで、興味深かったです。

    ICCのことも理解できました。
    世界を力による支配に戻ることのないように、法の下で裁いていく。そうした重要な機関であることも理解できました。

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    2026年09月29日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    ICCのことが分かりやすく説明されている。
    全国家がICCの締約国になれば理想の世界に近づくのにな。

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    2026年09月27日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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     ICC(国際刑事裁判所)ってよくわからなかったので、この本を読みました。日本では戦争犯罪やジェノサイドについて、犯罪として特別に規定した法律はないため、一般的な犯罪と同じ刑法が適用されることになる。しかし戦争は国家が行うものであり、国家がそれを罰するはずがないのだ。
     ウクライナを侵略することを決定したプーチンはもちろん、ガザ地区の子供達を何万人も殺したエタニエフも、他国の指導者数十人を一瞬で殺したトランプも何の罪にも問われないのだ。国家が「正義」の名のもとに行う犯罪は国内法で裁くことはできない。そこに国際刑事裁判所の存在意義があるのだが、この犯罪は、捜査することすら困難で、起訴して裁判することは至難なことである。しかもこのICCにアメリカも中国もロシアもインドも加盟してないというのだから、その所長を勤める赤根智子氏の苦労は想像を絶する。日本はここに1番お金を拠出し、裁判官も継続的に輩出しているというのに、アメリカの意向を恐れて積極的に決議に賛成していない。そのことも赤根智子氏の活動を困難にさせていることは日本人は知っておくべきだと思いました。

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    2026年10月17日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    今、ホットな本。国際法の重みと限界について思いを巡らす経験もないので、正直に言えば、ICCがなにをなすべきか、についてもこれを読んでもよくわからん。
    国際刑事裁判所(ICC)は、ローマ規程(国際条約)の締約国で構成されており、国連機関とは異なる(一方で、国際司法裁判所(ICJ)は国連の機関))とか、ICCの役割は「個人の処罰」であるとか、そもそも知らない。ローマ規程には125か国が入っているが、米・中・ロシア・イスラエルは非締約国であるとか・・・。

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    2026年10月12日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

    Posted by ブクログ

    ニュースでは知っていたが馴染みのなかったICCについて知ることができた。

    著者がiccの必要性、貴重性、重要性、そして理想を示すたびに、なるほどと深く納得するとともに、人権、人道という倫理を自明の前提にした、自分たちの正当性、公平性、そして暗黙に無謬性には、少し距離を取って受け止めたいと感じた。

    ネオプラグマティストのリチャードローティは、あらゆる価値、意味、倫理、正義は、たまたま生まれた場所で得られたものであるという。だからこれ、それを受け入れる、アイロニカルニヒリストという生き方を奨揚した。

    突き詰めて考えれば人権という価値すら宗教との違いは本質的にないだろう。

    身近な誰かの不安、何なら一食の夕食より、知らない他者の命を優先することは当然か。
    人権という他者の価値観に従って、ルールを合意していない他者から裁かれるのは、ロシアがウクライナを侵略することと何が違うのか。

    どこまでも西洋価値観のグローバル化であるという視点でICCの活動を理解したいと思った。

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    2026年10月07日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

    Posted by ブクログ

    ICCがどういう組織か分かります。繰り返し繰り返し同じことをお願いしているのは、それだけ思いが強いことの裏返し。だとしても途中で飽きます

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    2026年10月02日