赤根智子の作品一覧
「赤根智子」の「戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「赤根智子」の「戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
世界を壊し続けるトランプの対局にある人と言っていいICC(国際刑事裁判所)所長赤根智子さんの本である。
ICCとICJの違いなどについてよくわかった。ともに「力の支配」をもって「法の支配」を無力化しようとする輩が好き放題やることに対し、戦争犯罪や紛争を止めるという対抗軸を貫く仕組みである。
トランプは自分に不都合な仕事をする人間に、一筆署名するだけで制裁を課すのが大好きな男だが、彼を心から信頼する者はいまい。
パレスチナを国家として承認する動きが進められているが、そもそも国連でそれを推進する案の作成に参加した我が国は、いざとなれば見事な「手のひら返し」である。アメリカに忖度し、ジェノサイドを推
Posted by ブクログ
ICCがなければ、勝者が敗者を裁くという「力の世界」になってしまう。第二次世界大戦後、それじゃマズい、と思ったからこそ、様々な苦節を経てICCが誕生した。だからICCは、政治的な物差しを使わず、ただ犯した罪の重さによって、人を裁く。「力」ではなく「法」の支配を実現する。その結果、国家のトップだって逮捕するし、アメリカから制裁を受ける憂き目にも遭う。でも「勝ったもの勝ち」の世界(それは時に、殺した者勝ち)に抗うために、絶対にICCは必要なのだ。
この本の根底には、そんな著者の思いがずっと流れている。むしろそれを証明するための本と言ってもいいかもしれない。でも著者の経歴や苦悩などが謙虚に語られてい