本橋隆司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの『そばギャルとおじさん』、静かに、だが、確実に、そばブームを盛り上げているんじゃなかろうか。
そう感じるだけのパワーが、この(2)からも、しっかりと伝わってきた。
ハッキリと言うが、(1)を上回っている、この(2)は。
読んだ瞬間に、飛んでしまったほどだ、私は。
やはり、現在の日本食文化の一つに数えてもいいレベルで存在感を有している、立ち食いそばを、ゴリゴリに強いギャルが愉しむってのは、インパクトがあるんだよな。
稲葉先生の描くギャルが、色気はめっちゃ強いけど、下品な感じがしないってのも、作品に説得力っつーか、重みを生んでいる。
ヒロイン・じゅりなが、立ち食いそば、そのものの美味しさを堪能しているだけじゃなく、誰かと一緒に食べて、その幸せを共有するエモさ、そこを大切にしているってのも、これまた、グッと来ちゃう。
そんなじゅりなの、若いってだけじゃ説明が付かないパワァに振り回されながらも、その苦労を楽しく感じている秋丸さんには、頑張れ、と思うだけで、妬み嫉みの類は湧いてこない。
これから、どうなるかは分からないにしろ、少なくとも、今、二人の関係は「ソフレ」なのだから、その手の感情を抱くのは野暮を通り越して、失礼だろう。
どの回も、立ち食いそば愛が炸裂してたけど、個人的に強く印象に残ったのは、第7話「すする・イズ・ベスト!」だった。この回のように、訪日外国人が日本食の奥深さを痛感し、KOされる展開、私、結構、好きなのだ。じゅりなの言葉の壁を取っ払って、友情を成立させちゃう強さも、これまた推せる。
この台詞を引用に選んだのは、思い出もまた、美味しさを彩る大事なもんだな、と思ったので。
自分の中に、その料理に対する特別なエピソードがなくちゃダメって事はないにしろ、思い出が一つあると、何故か、美味しさが三倍になる気がする。
好きな人と、その一皿を食べて、「美味しい」を共有したり、今は遠くなってしまった、バカな事ばっかりをやれていた青春時代、友達と一緒に食べたり、など、そういうちょっとしたエモいエピソードを大切にした食事を心がけたいもんだ。
「あのさぁ・・・さっきから、『うまさ』じゃなくて、『エモさ』の話しかしてないんだけど」
((確かに!))(byじゅりな、秋丸さん、江戸っ子さん) -
Posted by ブクログ
おもしろい。そばだけで、漫画ができる。そばを好きな女子、そばギャルが主人公。
42歳のサラリーマン 秋丸泰造は、そばが好きで、立ち食いそば屋巡りをしている。
行列ができる立ち食いそば屋で、行列に並んだ秋丸泰造は、目の前に胸の大きなギャルが並んでいた。
金髪に、ピンク色のメッシュ。ベニ天生姜みたいな色合いと思う。
そのそば屋では、カウンターで秋山とそばギャルは隣同士。
そばギャルは、温かいそばを頼み、その次にゲソ天を頼む。お釣りが出ないように小銭入れまで持ってる。そばの手順を知っていると秋山は思う。
秋丸は、あみ天そばを頼む。そばギャルは、あみ天そばを見る。エビ?と聞く。秋丸は、エビではなくオキアミだという。あみ天を出している店は少ないと秋丸はいう。
そばギャルは、めちゃレアじゃんと言って、あみ天を頼む。
店主は、売り切れという。
秋丸は、そばギャルにあみ天、半分食べるというと、そばギャルは、喜んで半分とり、ゲソてんを半分わたし、シェアーする。秋丸は、ゲソ天とあみ天の混じったそばが意外とイケることに感心する。心と腹が満たされた。
そばギャルから、「ソフレにならん?」と言われる。ソフレとは、そばフレンド。
そばギャルは、名刺を、秋丸泰造に渡すのだった。そばギャルは、日焼けサロンのももせジュリナという。秋丸泰造は、そばギャルとソフレになってしまうのだった。
その後、そばギャルに連絡しなかったが、街でばったりと会う。
電話番号の登録をする時に、秋山泰造は、アミーゴ。あみ天くれた50代男性の通称だ。それから、アミーゴと呼ばれる。そばフレンド、ソフレとして、そばギャルと立ち食いそば巡りを始める。出会いがおもしろい。
そばギャルに、そば食べにいこうと言われ、秋葉原の行きつけのそば屋に連れていく。
アミーゴは、天玉を頼む。そばギャルもそれを頼む。
玉子をどう食べるか?「かき混ぜ派」と「すき焼き派」がある。すき焼き派は、玉子を崩した後、極力かき混ぜず、麺や具に絡めて食べる。そばギャルは、玉子の黄身だけを残して、最後に黄身を丸呑みする。ふーん。それを丸呑み派というらしい。私は、丸呑み派だ。
そばギャルが、渋谷でおすすめのそば屋に連れていくという。連れて行ってくれたのが「富士そば」で、そばギャルが初めて入った立ち食いそばや。そこで頼んだのがコロッケそばだった。そばギャルのコロッケそばの食べ方は、ポタージュメソッドだった。その後に、紅生姜天を入れる。
そばギャルは、次は「そば侍」に連れて行ってくれた。そこは、ヒゲタ醤油を使っていた。秋丸は、そば屋はヒゲタ、割烹はヤマサ、家庭の味はキッコーマンだという。
そこでは、天ぬきが売り。天ぬきとは、天ぷらそばのそば抜きで、酒のつまみになる。かき揚げ天ぬきをそばギャルは頼む。立ち食いそば屋の出汁は、ソウダカツオとサバ節のミックスのだし。ちくわ天の天ぬきを、わさびつけて食べる。
次は肉そばに挑戦。話題の肉そば屋。そばギャルは、厚肉そば。「めちゃ肉」。そばギャルの店の後輩のヒナはチャーシューそば、「ガチ肉」。アミーゴは牛バラそば。「超肉」
アミーゴのおすすめのそば屋に行く。肉そばは、肉を「のせる系」と肉をそのままつゆに合わせる「合わせ系」があり、アミーゴのおすすめの店は、合わせ系の肉そば。豚肉を煮る時は酒や生姜で臭みをとるが、臭みのない豚肉を使っている。
いや。いや。おもしろいぞ。そばギャルとイカつそうなおじさんとそばの組み合わせがいい。 -
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立ち食い蕎麦屋めぐり
試し読みした範囲で、じゅりなさんもかなり詳しいのが分かる構成にはなっています。ソフレなる概念?も出てきますが、あくまでも一緒の立ち食い蕎麦屋をまわるだけの関係のようです。食し方等々、楽しみ方はそれぞれのものがあって良いのではないでしょうか?