フアン・ルルフォのレビュー一覧

  • ペドロ・パラモ

    Posted by ブクログ

    生者と死者、現在と過去が数々の断片になって散りばめられており、ペースをつかむまでは読むのは大変かもしれないが慣れると何とも言えない良さがある。ラテンアメリカ文学らしい、幽霊・・・というか死者の魂がよく出てくる作品で、怪しげな雰囲気が漂いつつも暗くはない。
    ガルシア=マルケスよりは幾分読みやすいので、ラテンアメリカ文学入門にはいいかも。

    0
    2009年10月04日
  • ペドロ・パラモ

    Posted by ブクログ

    一度読んだだけでは、理解不能。
    でも二度目はなかなかおもしろい。
    きっと次に読むとさらにおもしろい。
    生と死の混交がメキシコの世界観なんだと思う。この世界観は他にはない。
    静かで悲しいおとぎ話。

    0
    2009年10月04日
  • ペドロ・パラモ

    Posted by ブクログ

    死人たちが会話し、現在未来が出てこない過去だけのお話。舞台はメキシコに革命が起きるあたりかな。なんとも不思議な話だが、面白くて一気に読んでしまった。神父の描かれ方を見ていると、教会あるいはカトリックに対する批判なども含まれているのかも。

    0
    2015年06月08日
  • ペドロ・パラモ

    Posted by ブクログ

    南米っぽいものを読み始めたところなので全然分からないですが、グルグル回って結局みんな墓の中で、読み進むにつれてどんどん足場が切り崩されて行く感じでした。
    視点がコロコロ変わるので、ちょっと僕には読みにくかったです。

    0
    2010年10月10日