「宇宙の本かぁ、、よし読むぞ!」と身構えて開いたら、冒頭でいきなりチョコチップクッキーのレシピが出てきて拍子抜け。思わず笑ってしまった。
高校・大学で学んだこともあり、遺伝子工学や胚発生の章は特に面白かった。
「クッキー工場に監禁されている」という突飛な設定から遺伝子工学に繋げるこじつけが絶妙で、ゆるいイラストとも相まって気楽に読み進められる。
内容そのものは少し難易度が高く、理系を若干かじった程度の自分にはすべてを理解するのははなかなか大変だった。しかし、気になる章を拾い読みするだけでも十分楽しめる本だと思う。