イラン・パペのレビュー一覧

  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

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    " 一世紀以上にわたりパレスチナ人がいかに不当な仕打ちを受けてきたかを知ったみなさんが奮い立ち、連帯して彼らの闘争に加わり、世界のどこにいても弾圧に抗議して立ち上がることを願っている " (「おわりに」より引用)
    帯にも強調されている通り、ユダヤ系イスラエル人パレスチナ史研究家によるパレスチナ史解説(入門)書である。引用文中にもある通り本書内ではパレスチナ人に対する弾圧虐待などの歴史が描かれており、その積み重なることは夥しく、読んでいるとパレスチナ人の視点に入り込みすぎているのではないかと感じたが、しかし先に述べた通り著書はユダヤ系イスラエル人であり、公平性には問題がないと

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    2025年12月26日
  • イラン・パペ、パレスチナを語る 「民族浄化」から「橋渡しのナラティヴ」へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いろいろな本を当たれば当たる程自分の理解も深まっていく…イスラエルの歴史家としてイスラエル側でどのようなナラティブが語られているのかという視点、そもそも植民地主義として解するという点、その中でどのように共生を目指すことができるのか…という実際の営為が垣間見え、なるほど…の連続だった。戦争が起きているときに、国家のナラティブに反するものは認められないということ、植民地に入植するという視点で先住民を民族浄化すること、というのは世界の様々な箇所で起きたことであり、イスラエルが特筆して特別なのではないのだ…。アメリカの民主党政権の方がともすると共和党政権より親イスラエル派になりうるという観点も興味深か

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    2023年12月02日