デボラ・ホプキンソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ナチスドイツによるロンドン空襲(ブリッツ)が激化する1944年、民間防衛隊の伝令係で13歳のバーティはアメリカ人の少女エレノアの落とした赤いノートに書かれた暗号の解読に挑み、SOE(特殊作戦執行部)内に潜む裏切者の割り出しへと進む。米国の大学教授シェイ博士の娘で利発なエレノア、ノートの持ち主で突然姿を消したエレノアの家庭教師の女性ヴィオレット、9歳で家族と別れドイツから逃れてきたシャーロック・ホームズ愛読者のデイヴィッド、バーティの愛犬で救助犬として活躍するリトル・ルー(LR)、そして実在したアイゼンハワー将軍とその愛犬テレック、特殊作戦執行部(SOE)の暗号責任者レオ・マークスなどの魅力的な登場人物に加え、バーティと兄ウィルの傷ましいバックストーリー、デイヴィッドのユダヤ人家族へのホロスコープに関するサブプロットが物語への没入を加速させる。
「愛する人たちに心のうちを話し、許しを請い、先へ進むには、またべつの種類の勇気が必要なんだよ。人生にはね、一度に一歩ずつ進むしかないときもある」
But it takes a different kind of bravery to talk to the ones we love, ask forgiveness, and move on. Sometimes all we can do is take one step at a time.