二礼樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙に、私好みのルックスがイラストに描かれていることと、新潮ミステリー大賞受賞作とのことで、興味があり読んでみました!
初めての作家さんでしたが、ミステリーということでしたが、ライトノベルに近い部分もあり、サラサラと読めました!
結末を知った上で、改めて再読して、それぞれの行動を振り返りたいと思った!
人肉提供レストラン×吸血鬼というちょっと設定がグロいかなと読む前に心配していましたが、問題なく読めました♪
アニメ化もしてほしい気はしますが、そうなったらグロいシーンが見れるかちょっと心配ですが…。
登場人物たちのキャラが良い。ミステリーとして、とても面白かったので、是非オススメしたい -
Posted by ブクログ
新潮ミステリー大賞だそうで
なるほどこれが大賞か
懐深いな新潮社
なんか男前で悔しいです
はい、主人公は闇で人肉を食べさせるリストランテの解体師だそうです
簡単にいうとマグロの解体ショーを人間でやる人です
ぞわー
グロです
わいの苦手なグロです
マジで解体ショーのシーンとかあるので大幅に評価下げました
ダメなものはダメなんです
そしてヴァンピーリは英語で言うとヴァンパイア
そです吸血鬼も出てきやんす
もう好きな人は好きなやーつです(だいたいそやろ)
そして、ミステリー大賞の名に恥じないがっつり謎解き要素もありーののてんこ盛り状態
もう好きな人は好きなやーつです(2回目)
要する -
Posted by ブクログ
ネタバレ新潮ミステリー大賞だったので。
表紙のイラストのせいか、
吸血鬼というファンタジーな設定のせいか、
微妙に王女とか革命とか国家がからんでくるせいか、
レーエンデ国を連想した。
人肉を食べさせるレストランに解体屋として働く元殺し屋が、
生き返った冷凍死体に咬まれ、
死なないために双子の吸血鬼の片割れを探す羽目になる。
ここら辺まではついて行けたが、
元王女の現役殺し屋あたりで怪しくなり、
双子の吸血鬼の母親を殺した航空会社の女性社長が、
義手をつけた双子を連れまわすあたりで脱落。
吸血鬼の母親の死が殺人ではなくて自殺だったとか、
その母親ともぐりの医者のラブストーリーとか、
元殺し屋の過去 -
Posted by ブクログ
ネタバレエヴェリス愛してる。
特殊ミステリーなのに、テーマ?はしっかりしているなあと感じた。
リストランテやマフィアみたいに取り返しのつかない人生を送ってきた人たちも数字を数えたらやり直せる。みたいなメッセージ性を感じた。
ビアンカもフランチェスカもフーも悪人ではなかったのに、誰も幸せになれなくてただただ可哀想だった。
まさか、オズヴァルトが医者で共食いを提案したとは思わなかった。ただの傭兵だと思ってた。
ビアンカの「花を美しいまま温室に保って置くことは出来ない。ならせめて萎んでジワジワと死ぬくらいなら美しいうちに摘まれたい」みたいな趣旨の発言は共感できた。
私の幸せの絶頂で死にたい。
そう考えた -
Posted by ブクログ
登場人物の名前や世界観についていくのが最初は大変で(人の名前が覚えられない)人物紹介のページを見返しながら読んでいたら、あっという間に引き込まれた。
主人公はレストランで働く解体士。そのレストランでは人間の肉を調理して提供している。それだけでダークな世界だというのに、そこに新たな食材として運び込まれたのが自分は吸血鬼だと言う美少年ルカ。同じく吸血鬼の妹アンナを探すために協力をすることになる主人公。盛りだくさんな設定で、むむっと思う部分もあったけど最後がハッピーエンドのようで良かった。どん底でも這い上がろうとする力って大事だなと最後に勇気をもらえるような終わり方だった。
個人的に主人公が読み -
Posted by ブクログ
初めましての二礼樹さん。こちらは新潮ミステリー大賞を受賞したデビュー作です。選考委員の皆様から大絶賛とのことで、興味をそそられました。
語り手であるオズヴァルドは、人肉を提供する会員制の高級リストランテ〈オンブロッソ〉で、解体師として働いていた。ある日、手違いで解体前の人間が納品され、遺体であったはずの金髪の美青年が突如生き返り、首筋を噛まれてしまう。
キャラクターや設定はライトノベル的でしたが、テンポの良い展開とハードなアクションはお見事。ミステリーっぽさは薄いんですが、特に後半の展開にはめちゃめちゃ引き込まれました。
描写もかなりリアルで、人肉を解体するシーンなどは薄目読みしたので、