二礼樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めましての二礼樹さん。こちらは新潮ミステリー大賞を受賞したデビュー作です。選考委員の皆様から大絶賛とのことで、興味をそそられました。
語り手であるオズヴァルドは、人肉を提供する会員制の高級リストランテ〈オンブロッソ〉で、解体師として働いていた。ある日、手違いで解体前の人間が納品され、遺体であったはずの金髪の美青年が突如生き返り、首筋を噛まれてしまう。
キャラクターや設定はライトノベル的でしたが、テンポの良い展開とハードなアクションはお見事。ミステリーっぽさは薄いんですが、特に後半の展開にはめちゃめちゃ引き込まれました。
描写もかなりリアルで、人肉を解体するシーンなどは薄目読みしたので、グロい系がダメな方にはお勧めしません。
これはぜひアニメ化して欲しいですね。
シリーズ化もありかも?
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塞ぎ込んでいる限り助けが来ることはなく、嘘でも希望に溢れた未来があると信じて進む他ないのだと理解したからだ。そして一年後や五年後、一〇年後の自分を救いたければ、いま現在の自分が頑張っていくしかない、ということも。(258頁)