あらすじ
食材として冷凍されていた男が生き返り、おれは咬まれ、殺されかけたわけだけど、冷静に考えるに最初から仕組まれていたんだ――。銀翼戦争後の北の街を、解体師のオズヴァルドと美少年ルカ、白髪の殺し屋エヴェリスたちが駆ける! 驚異の筆力と世界観で、選考会をぶっちぎりで勝ち上がった圧倒的ヴァンパイアミステリー。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ハードボイルドなダークファンタジー感でした。世界観の構築は抜群ながら、時代背景がなかなか馴染めず、どこか遠い所の話として旅する気分で読みました。
あらすじにもあるハードボイルド的側面はなかなかでした。メッセージ性が少し弱かったかなと思いましたが、良い読書旅行ができました。
Posted by ブクログ
面白かった。
表紙の絵から、ライトノベルみたいな感じの話かと想像していたが、全然違った。
吸血鬼が出てくるってだけだ。
そういう世界ってだけ。
でも生きる辛さとか切なさが描かれていて、大人としての在り方を考えさせられた。
私はいわゆる善い大人になれるだろうか。
Posted by ブクログ
表紙に、私好みのルックスがイラストに描かれていることと、新潮ミステリー大賞受賞作とのことで、興味があり読んでみました!
初めての作家さんでしたが、ミステリーということでしたが、ライトノベルに近い部分もあり、サラサラと読めました!
結末を知った上で、改めて再読して、それぞれの行動を振り返りたいと思った!
人肉提供レストラン×吸血鬼というちょっと設定がグロいかなと読む前に心配していましたが、問題なく読めました♪
アニメ化もしてほしい気はしますが、そうなったらグロいシーンが見れるかちょっと心配ですが…。
登場人物たちのキャラが良い。ミステリーとして、とても面白かったので、是非オススメしたい作品です!
Posted by ブクログ
世界観にどっぷり浸かれて、とっても面白かった〜!
物語自体も印象的だったけど、登場人物の言葉ではっとさせられるような、心に留めておきたいなっていう文言が沢山あって、そう言う意味でも印象に残る話だった。
ふとした時に、また大切に読みたいなって思いました。
Posted by ブクログ
新潮ミステリー大賞だそうで
なるほどこれが大賞か
懐深いな新潮社
なんか男前で悔しいです
はい、主人公は闇で人肉を食べさせるリストランテの解体師だそうです
簡単にいうとマグロの解体ショーを人間でやる人です
ぞわー
グロです
わいの苦手なグロです
マジで解体ショーのシーンとかあるので大幅に評価下げました
ダメなものはダメなんです
そしてヴァンピーリは英語で言うとヴァンパイア
そです吸血鬼も出てきやんす
もう好きな人は好きなやーつです(だいたいそやろ)
そして、ミステリー大賞の名に恥じないがっつり謎解き要素もありーののてんこ盛り状態
もう好きな人は好きなやーつです(2回目)
要するにひゃっほーです
このてんこ盛り設定をきっちりまとめあげてました
またまた先の楽しみな作家さんデビューです
これはもう迂闊に死ねない
ちなみに本作によるとヴァンパイアの血液を1ガロン飲むと自分がヴァンパイアになって不老不死になるそうです
飲むしかねーな
しかし1ガロンて!
Posted by ブクログ
仁礼さんのデビュー作、独特な世界観にどっぷりとハマり、夢中で読みました。
主人公が「高級料理店の解体師」であるし、吸血鬼がでてくる話なので血や肉の表現が多いのですが、この世界観のお陰なのか少し和らいで読めた気がします。
演劇やアニメ化したらすごくいいのではないでしょうか?
Posted by ブクログ
読み終わって、これもミステリーというのか??
と思ってしまった。人肉レストランのはずなのにグロさをほぼ感じなかった不思議…。自分も人を導けるような大人になれるといい。
Posted by ブクログ
これを手に取ったののは
この時にはまっていたヴァンパイアの物語らしいということと表紙のイラストに目をひかれたため…
改めて物語を考えると
血なまぐささが際立っていてもおかしくないのでは?
と思うけど
読んでいるときはそんな感覚は一切なくて
どこか影を感じたり
耽美さを感じたり
必死さや
泥臭さ
人の気持ちの複雑さを味わえる
ミステリーでありファンタジーであり
家族の物語であり…
一人の男の半生の物語でもあるのかなと…
そして、
物語とは全く違うところで…
私にとって
ヴァンパイアとはどんな物語においても
綺麗で耽美でちょっとわがままで
どうしようもなく気持ちが捕らわれる
人とは違う人
なんだなぁと改めて実感
多分これからもヴァンパイア作品を見つけるたび
手に取っていくんだろうなぁ……
Posted by ブクログ
吸血鬼とか表紙とか、あんまり期待しなかったけど、すごくすごくおもしろかった。
なんか慌てて読んだけど、ルカって散弾銃で撃たれなかったっけ?
Posted by ブクログ
長きに渡った大戦が終わった後の荒廃した世界。人肉を扱うリストランテ(飲食店)で、“解体師”として働くオズヴァルド。食材として冷凍されてきたはずの青年に突如襲いかかられて首筋を噛みつかれてしまう。青年•ルカは吸血鬼を自称し、生き別れた双子の妹の血を飲めばオズヴァルドは助かるという。オズヴァルドはルカの妹•アンナの行方を追うが…
新年早々、インフルエンザにかかってダウン。仕事も数日休んで寝床に伏せていたが、読書は思うようにはかどらず。読んでてもあっちこっちへ思考が飛んでしまうのは、連休後半始業前あるあるか。
さて本書。突飛な設定と二人称語りの独特な文体のせいか序盤は読み進めるのに時間を要したが、中盤以降は一気読み。
吸血鬼に魔女に殺し屋、そして謎めいた“解体師”など登場人物それぞれがミステリアスで個性的。誰が敵で誰が味方なのか、手探りで進む緊張感。静的対話から動的アクションへ切り替わる場面展開など、緩急の使い方が上手い。また、次の展開が気になる章の幕引きはリーダビリティを高め、死生観を問うテーマは読み応えがあった。
独特な世界観なので好みは分かれそうだが、今後の活躍が期待される新進気鋭のミステリ作家さんの登場だ。
新潮ミステリー大賞 受賞(2024年)
Posted by ブクログ
ミステリーだったかは置いといて、ファンタジーとしてはかなり好き。割とちゃんと情報開示されてるので別にミスリードするつもりは無いのではないかとも思うが、読んでて気付くのは読者として騙されるのとは違った気持ち良さがあるのでよし!
Posted by ブクログ
人肉を提供するレストラン『オンブレッロ』で冷凍保存された死体が蘇り「自分は吸血鬼だ。」と名乗る場面から始まるゴシックミステリーで、彼の行方不明の双子の妹を一緒に探す主人公の解体師や元王女の殺し屋、美麗の女社長、彼女に付き従う双子の用心棒など主要人物の誰もが個性的で、グロテスクながらどこか耽美な世界観や息も尽かせぬストーリー展開と相まって一気読みだった。
Posted by ブクログ
新潮ミステリー大賞だったので。
表紙のイラストのせいか、
吸血鬼というファンタジーな設定のせいか、
微妙に王女とか革命とか国家がからんでくるせいか、
レーエンデ国を連想した。
人肉を食べさせるレストランに解体屋として働く元殺し屋が、
生き返った冷凍死体に咬まれ、
死なないために双子の吸血鬼の片割れを探す羽目になる。
ここら辺まではついて行けたが、
元王女の現役殺し屋あたりで怪しくなり、
双子の吸血鬼の母親を殺した航空会社の女性社長が、
義手をつけた双子を連れまわすあたりで脱落。
吸血鬼の母親の死が殺人ではなくて自殺だったとか、
その母親ともぐりの医者のラブストーリーとか、
元殺し屋の過去は殺し屋ではなくて戦地で人肉を食べさせた医者だったとか、
どうでもよくなってしまったというか。
ファンタジーなのに、世界観が立ち上がる前に詰め込みすぎだから?
双子が二組、義足の男と義手の男たち、元殺し屋と現役殺し屋、
現役医者と元医者とかぶりすぎだから?
双子の吸血鬼と見せかけて、
吸血鬼なのは一人だけというトリックは面白かった。
Posted by ブクログ
エヴェリス愛してる。
特殊ミステリーなのに、テーマ?はしっかりしているなあと感じた。
リストランテやマフィアみたいに取り返しのつかない人生を送ってきた人たちも数字を数えたらやり直せる。みたいなメッセージ性を感じた。
ビアンカもフランチェスカもフーも悪人ではなかったのに、誰も幸せになれなくてただただ可哀想だった。
まさか、オズヴァルトが医者で共食いを提案したとは思わなかった。ただの傭兵だと思ってた。
ビアンカの「花を美しいまま温室に保って置くことは出来ない。ならせめて萎んでジワジワと死ぬくらいなら美しいうちに摘まれたい」みたいな趣旨の発言は共感できた。
私の幸せの絶頂で死にたい。
そう考えたら不老不死って恐ろしい…
Posted by ブクログ
設定が面白いし、ウケそうなジャンルてんこ盛りでした。
…実は…の展開がある事がミステリーに分類されているワケなのかな?
キャラのビジュ設定によってはアニメ化に向きそうです。
Posted by ブクログ
登場人物の名前や世界観についていくのが最初は大変で(人の名前が覚えられない)人物紹介のページを見返しながら読んでいたら、あっという間に引き込まれた。
主人公はレストランで働く解体士。そのレストランでは人間の肉を調理して提供している。それだけでダークな世界だというのに、そこに新たな食材として運び込まれたのが自分は吸血鬼だと言う美少年ルカ。同じく吸血鬼の妹アンナを探すために協力をすることになる主人公。盛りだくさんな設定で、むむっと思う部分もあったけど最後がハッピーエンドのようで良かった。どん底でも這い上がろうとする力って大事だなと最後に勇気をもらえるような終わり方だった。
個人的に主人公が読み手に話りかけるような書き方が珍しくて最初は読みにくいなと少し感じたけど、読み終えた頃にはこういう書き方も面白いなと思った。そして表紙のイラストが綺麗で好き。
Posted by ブクログ
イケメンと目が合い購入しました!
ミステリーよりかはファンタジー寄りでした。
当初は登場人物みんながクールを過ぎてドライな印象でしたが、終盤に近づくにつれいい意味で覆されました。
戦争の爪痕が色濃く残り、子どもが子どもとしての生活が出来ないのはやっぱり苦しいです。
主人公を筆頭に、魅力的な人物ばかりですので、もう少しバックボーンを知りたかったです。
もしかしたら続編があるのかも?
元王女と菓子職人の出会いとか、めちゃくちゃ気になります…!
読者含め、全員の第2のスタートが輝かしく締められてて満足でした!
Posted by ブクログ
吸血鬼にかまれたオズヴァルドが助かるためには、その吸血鬼の妹の血が必要。そのために妹を探すのだが…
ミステリ?って思ったけど、読み物としては面白かったなー
Posted by ブクログ
バンパイア➕ゴシックな世界観は大好きだけど語りがある意味ハードボイルドが過ぎて子供っぽくてちょっと入り込みづらかった
登場人物たちはみんな個性が描けてたと思うし、なによりデビュー作らしいので今後を期待したい(何様な意見ごめんなさい)
この続きかスピンオフ書いても面白そうですねー
Posted by ブクログ
『汝は良き星の下に生まれ、精と火と露より作られた』
先入観から主人公をはじめとするキャラクターの人となりを勘違いさせられ、読み進めるとそれが少しずつ紐解かれていくのが面白かった。
魅力的なキャラクターばかり。
ただ、とくに前半で読みにくい状況説明があって挫けそうになりました。
Posted by ブクログ
初めましての二礼樹さん。こちらは新潮ミステリー大賞を受賞したデビュー作です。選考委員の皆様から大絶賛とのことで、興味をそそられました。
語り手であるオズヴァルドは、人肉を提供する会員制の高級リストランテ〈オンブロッソ〉で、解体師として働いていた。ある日、手違いで解体前の人間が納品され、遺体であったはずの金髪の美青年が突如生き返り、首筋を噛まれてしまう。
キャラクターや設定はライトノベル的でしたが、テンポの良い展開とハードなアクションはお見事。ミステリーっぽさは薄いんですが、特に後半の展開にはめちゃめちゃ引き込まれました。
描写もかなりリアルで、人肉を解体するシーンなどは薄目読みしたので、グロい系がダメな方にはお勧めしません。
これはぜひアニメ化して欲しいですね。
シリーズ化もありかも?
***
塞ぎ込んでいる限り助けが来ることはなく、嘘でも希望に溢れた未来があると信じて進む他ないのだと理解したからだ。そして一年後や五年後、一〇年後の自分を救いたければ、いま現在の自分が頑張っていくしかない、ということも。(258頁)
Posted by ブクログ
美しい表紙とは裏腹にカニバリズム…?!
ひええとと思いながら読み始めました。
ミステリー×ダークファンタジーでしょうか。
「お姉ちゃん」のことを許せなくて始まった不幸な物語。アンナにビアンカにフランチェスカ。吸血鬼になった、魅入られたものは誰も救われなくて報われないなと思いました。
ルカとオズワルドとマウリツィオのその後を祈ってしまいます。
Posted by ブクログ
第11回 新潮ミステリー大賞受賞。
戦争が35年続いた欧州の物語。新潮といえばファンタジーノベル大賞を思い出し懐かしく。世界観は好きかな。
カニバリズム、吸血鬼絡みで、真相があきらかになっていく(ってか母の過去か)。
どこがミステリーなのか、とは思うが、広義ではそうなのかな。
Posted by ブクログ
第11回 新潮ミステリー大賞受賞作『悪徳を喰らう』の単行本化
どちらかというと、ミステリというより冒険活劇かなあ。
軽い筆致でさらりと描かれているが、大量の死体、食人、戦争、吸血鬼による失血死、と暴力的な死が溢れている。生命の扱いのあまりの軽さにめまいがする。
テンポ良く進むし、主人公の豹変ぶりや大団円、と王道ともいえる物語で、最後までどうにか読めたが、何かが自分の好みと合わなかった。