中野慧のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
野球というゲームの発祥から日本における受容、社会的な受容と反発の歴史をコンパクトにまとめてある。なぜ野球部は坊主頭なのか?といったトリビアルな話にも触れている箇所は多い。
ただ、野球史として読んだ場合、全360頁のうち260頁までは戦前の野球史について書かれており、戦後の野球についても大半は高校野球についてである。野球好きがいちばん知識と興味がありそうな戦後のプロ野球史についてはほとんど触れられていないが、そのような文章はほかにいくらでもあるので特に問題はないと思う。
ちなみに「文化系のための野球入門」と題され、副題には「野球部はクソ」との文言まである。
が、特に文化系を対象にしている文章で -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 <体育会系>としての日本の野球文化
第2章 現代の<体育会系>はどうなっているのか?
第3章 アメリカの「創られた野球神話」
第4章 エンジョイ・ベースボールから「魂の野球」へ~戦前のトップエリート校・一高で起こった変化
第5章 天狗倶楽部と野球害毒論争~早慶戦から甲子園野球の誕生へ
第6章 「帝国主義」と日本野球~大正~昭和の論点
第7章 戦後日本野球とさまよえる男性性~武士道とスポーツジャーナリズム
第8章 野球とスポーツの価値論
<内容>
前半は「体育会系」の世界を野球の中から描く。中盤はアメリカおよび日本の野球の歴史。最後にかなり踏み込んだ現代野球論