岡本麻左子のレビュー一覧

  • 平等について、いま話したいこと

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    だいたい海外の学者さんが書く本は分厚くて怯んでしまう。でもこの本はスター学者2人の議論をたのしめるしな、とミーハー心とコスパ精神から取り寄せましたが、手にとってみれば150ページ強という薄さ。対談なのでさらにリーダブル、という読みやすい本でした。対談ものは日本以外はあまりウケない、とどこかで読んだ気がするけれどそんなこともないのかな?内容についての自分の理解としては、我々は特にここ数十年の政治的社会的経済的体験をもとにいわゆる個人にあらゆる責を帰す「公正社会仮説」信者状態だけれど、そのよって立つ足場はあらゆるものが商品化された「市場」だよー。ということ。2人の学者は大きくは脱商品化と人としての

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    2025年05月06日
  • 平等について、いま話したいこと

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    不平等についての2人の対談は、大変面白かった。色んな不平等が存在する中で我々人類が、いかに平等に、かつ幸福に生きるためのヒントが詰まっています。
    しかし、政治や大学入試にくじ引きを使う案は、想像もしませんでした。

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    2025年04月26日
  • 平等について、いま話したいこと

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    欧米を代表する知識人の対談を編集した書物ということで期待は大きかったものの、当たり前ではあるが対談がベースであるため、通常書物であれば解説されるようなことが両者間の知識のレベルによって省略(当然の前提として)されるため、理解が及ばないことが多々あった。また議論が噛み合わない点も多く、サンデルが多くを語らずに終わるテーマがあるのが残念。
    それでも欧米の分断の背景等は説得力のある背景分析が語られ一読に値する。分量もなく2・3時間もあれば通読できる。

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    2025年04月05日
  • 平等について、いま話したいこと

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    不平等は経済的なものに留まらず、仕事・生き方への尊厳にも及ぶ。そもそもあなたと私が何者かを定義しようとするから不平等が発生するのでは?鈴木大拙の「東洋的な見方」で論じる“西洋の二分的な見方”を思い出した。

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    2025年03月08日
  • 平等について、いま話したいこと

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    2024年5月20日にパリ経済学校で行われた対談の編集本。

    「21世紀の資本」のトマ・ピケティと「これからの『正義』の話をしよう」のマイケル・サンデルの対談ということで大変豪華というか贅沢な布陣に期待は高まったが、対談だけあって新しい視点、新しい学説が展開されるわけではなく、専門分野が異なる一流の人同士が会話すると、こういう感じになるのか、というのが、素直な感想。二人とも大学の教授なので、本職は研究ながら、副業で(?)授業もやっているので、対話を展開するのはうまい。が、関心領域が異なるので、相手の言説を自分の思考を深めるために聴いている、という印象。

    トマ・ピケティが、「所得格差は一対五ま

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    2025年12月28日
  • 平等について、いま話したいこと

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    サンデルとピケティによる平等に対話。話はすれ違っている。かんたんにいえばサンデルは共同体にウェイトを置き、ピケティは社会に置いている。それぞれの駆動源は個人と制度設計である。

    しかし、これは単にすれ違いなのだろうか。ピケティは制度設計による再分配で問題は解決すると考えている。最終的な目標は世界政府であり、要はシステムさえ整えれば世界はひとつになるという話だ。それが長大な時間がかかるとしても、である。

    しかしサンデルの考えはその先にあるように見える。そのような話は、システムだけでは成り立たず、アイデンティティ(承認や尊厳、共感や帰属意識など広い意味での個人とコミュニティの精神性である)の問題

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    2025年10月04日
  • 平等について、いま話したいこと

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    格差と分断を是正する為に。エリートによるリベラルエリート批判。左派衰退の原因は、経済構造の在り方を問い直してこなかったこと、その経済構造の中で勝者の立場だったこと。雇用創出への左派の鈍感さの指摘はまさに。累進課税の強化、保健医療や教育の「脱商品化」。くじ引き民主主義や富裕税導入などの思考実験は面白いが…

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    2025年04月19日
  • 平等について、いま話したいこと

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     さすが、現代の知性の先鋭同志のぶつかり合い、丁々発止のやりとりが続いて、圧倒される。
     タイトルにあるように「平等」について、互いの考えを披歴し合うが、キーワードは「脱商品化」と「再分配」か。

     言うは易し、行うは……の話ではあるが、サンデルさんが言う
    「自分の成功は自分の手柄と考え、自身の成功を胸いっぱいに吸いこみすぎて、その過程で幸運や恵まれた環境に助けられたことを忘れ、自分が恩恵にあずかっていることを — あなた(=ピケティ)がおっしゃるように、ほかの人たちのおかげで成功できたということを — 忘れてしまうからです。」
     この反省に立って、考えることだという学びがあった。

     今、行

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    2025年03月04日
  • 平等について、いま話したいこと

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    対談の採録。
    少し散漫かな。

    それぞれの本を読む方が面白いと思う。

    「成果・結果」を出すことを支える「公共財」への目配り
    「成果・結果」に応じて配分される「報酬」の多寡

    当たり前、と思いがちなことも、必ずしも当たり前ではないことに気をつけていきたい。

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    2025年02月11日
  • 平等について、いま話したいこと

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    まだ自分の知見が浅くて3割もわかんなかったけど、平等な社会について考えたいと思った。論じているのは平等というか公平なのかなとも思った。もう少し勉強してから読み直したい。ただ、全然わからなくても読ませてしまうマイケル・サンデルはやっぱりすごい。

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    2025年02月09日