レーナ・スコーグホルムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・ワニが求めるのは明確な指示
・サルが求めるのは理解と共感
・ヒトが求めるのは客観的な問題把握
・オープンなジェスチャー
・相手の方を向きアイコンタクト、手のひらを見せる
・物を伝えるために表情を使う
・悪い話をする時、まず相手がワニだと思って端的に伝える、相手のペースに合わせて、ワニ、サル、ヒトを使い分ける
・チームメンバーには最初バリデーション(相手の話を聞いていると伝えること)が必要、まず自分をゼロにして相手の言葉をそのまま受け入れて、理解を示す
・解決思考で考え、提案する
・期待は伝染する、期待はその期待に応えたいという慾求を生む
・お日様脳スイッチを入れるために①どうすれば解 -
Posted by ブクログ
爬虫類(ワニ)の時の脳、猿になった時の脳、人間の脳。この3段階を人間は行ったり来たりしているみたい。
ワニ相手に人間が話すことの難しさも同時にわかりました。自分はワニだと自覚している人に人間が伝えても、ご高説にしかならないわけだ、なるほど。
ワニは逃げるか攻撃するかなど選択肢が限られるようだし、ワニにサル、人間になってもらうことの難しさが身に染みつつ、人間はもっと知恵を駆使する必要があるのだな!
飲み会は猿になって自分の気持ちを聞いてもらうための手法なのだなとも理解しました。
自分でストレスを溜めちゃう人はなかなか人間でいられないね。自分を大事にしよう! -
Posted by ブクログ
前半、人の脳の構造を「ヒト脳」「サル脳」「ワニ脳」と分別して説明されていたのが、実体験と合わせてとても理解できた。何を言っても相手に伝わらない、議論が前を向かないときに、相手(自分)がワニ脳になっていないか、ワニ脳になっていれば自分も合わせていかないといけないというのを頑張って実践していきたいと思う。(できれば、その相手もこの本を読んで共通認識をもってもらいたい。)
後半には、より具体的な処世術を期待したが、一般的なふるまいについて書かれており、もう一歩踏み込んだ内容が欲しかった。著者の話好きぶりがわかる文調で書かれていて、要点だけ知りたい自分には中弛みしてしまった。
最後の方の、ドリス・アイ -
Posted by ブクログ
冒頭に書かれているのはゲーテの言葉でした。
「人と接するときは、その人のあるべき姿を見て接しなさい。
人には、その時々の体調や感情があって、他者との交流に対しても常に一定の対応ができるとは限りません。
筆者の行動科学の研究者であるレーナ・スコーグホルムさんは、「人と接しているときに、その人の脳で起きていることに応じてふるまえば、言葉の選択を誤ることはなく、脳科学の知識を頼りに、適切な対応ができる。」と言います。
ヒトの頭蓋骨の中には、人類の発達の歴史が残されているそうで、脳には進化の過程で取得してきた3つの層があるそうです。
脳の最も古い層・・・ワニ脳 本能的に働く。過剰なストレ