スティ-ヴン・ハンタ-のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
プロローグ
舞台は、1978年アーカーソン州ホットスプリングズ
猟奇的な連続殺人鬼を追うために、
あの漢が放たれた
その名も、“ボブ・リー・スワガー”!
正真正銘、真打ちの登場である!!!
本章
『フロント・サイト3』
“Five Dolls for the Gut Hook”★5
あの名作『極大射程』以前のエピソード
チャールズ、アール、そしてボブ・リーのスワガー家3代をそれぞれ主人公とする物語が終演を迎えてしまった
作者である、スティーヴン・ハンターの最初で
最後になるであろう、イタリア映画の1つのジャンル
である“ジャッロ”へのオマージュがハンパない
因みに“ジャッロ”とは、70年代のイタリアの血なまぐさいミステリー映画やホラー映画を指す悪名高いジャンルだ!
我々のような古参なファンにとっては至極新鮮でもあり、斬新でもありスティーヴン80歳を目前に
新境地を見たりッ!といったところだ
しかも、数多い彼の作品の中でもトップクラスの
ミステリー度合いである
最高のスワガーサーガトリロジーであった
しつこいようだが、“天晴”と云いたい!
エピローグ
にしても、スワガー一家のガンさばきといったら
神業の領域だ
相手が銃把を握ろうとした時には、すでにスワガーは、相手の眉間を撃ち抜いているのである!
私も大いに見習わないといけない
寝技は、速やか且つスマートに
弾撃ちはユックリと(¯―¯٥)8v
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
m(_ _;)m
※Rまき指定なのか、、、な!?
完
-
Posted by ブクログ
スティーヴン・ハンター『フロント・サイト 3 ファヴ・ドールズ』扶桑社ミステリー。
スワガー・サーガ中篇三部作の第三部最終巻。
第一部『フロント・サイト 1 シティ・オブ・ミート』がチャールズ・F・スワガーの物語で、第二部『フロント・サイト 2 ジョニー・チューズデイ』はアール・スワガーの物語だったが、この第三部はボブ・リー・スワガーの物語になっている。三部作を読めば、スワガー家3代の物語が一望出来るという面白い趣向になっている。
本作は『極大射程』を始めとする数々の作品で、そのヒーローぶりを演じてきたボブ・リー・スワガーの32歳とまだ若い頃の活躍が描かれ、読みどころがたっぷりの面白い中編に仕上がっている。
1978年、アーカンソー州ホットスプリングズ市で、若い女性の喉をかき斬り、内臓を抜き出すという残虐な連続殺人事件が発生する。ホットスプリングズ市警は街のお偉方や権利者の意向もあり、本来ならFBIを呼ぶべきだが、街のイメージを損なわないために内密に捜査を進めようとしていた。
市警本部長ベティガーは一計を案じて、ベトナム帰りの元海兵隊軍曹にして天才的狙撃手ボブ・リー・スワガーを捜査班に招く。32歳になるボブ・リーは妻と離婚したばかりで、酒びたりの日々を送っていたが、スワガー家の伝説を壊さぬために、恐るべき連続殺人鬼との対決に挑む。
定価1,375円
★★★★★ -
Posted by ブクログ
スティーヴン・ハンター『フロント・サイト 2 ジョニー・チューズデイ』扶桑社ミステリー。
2024年12月末、行き付けの書店に行くとネットの新刊案内には一切情報が無かったのに、新刊コーナーにいきなりスティーヴン・ハンターの新刊が2冊並んでいたので驚いた。
本作は『フロント・サイト 1 シティ・オブ・ミート』に続くスワガー・サーガ中篇三部作の第二部である。
ボブ・リー・スワガーの父親であるアール・スワガーの物語ということなのだが、何故か登場人物の一覧にはその名は無い。賢明な読者であれば、謎の男ジョニー・チューズデイこそがアール・スワガーの偽名であることに早々に気付くだろう。
本作では『フロント・サイト 1 シティ・オブ・ミート』のチャールズ・F・スワガー以上のガンアクションとノワールが描かれる。
冒頭に掲載された『著者の覚書』によると、この物語を総天然色で想像してはならない。のだそうだ。伝統的な西部劇を前面に打ち出したようなノワールにはセピア色、或いはモノクロが似合うのだろう。
1945年2月、タバコの街メリーランド州チェスターフィールドにあるタバコ農場の大地主レイモンド・タプスコットとその妻ローラが、州立信託銀行頭取のニック・オークリーと会っていた丁度その時、銀行を4人組の強盗が襲う。ローラを守ろうと抵抗したニック・オークリーは命を落とし、一味は車で逃走する。
その2年後、ジョニー・チューズデイと名乗る謎の男がチェスターフィールドに住む元看護兵のニック・ジャクソンという黒人を訪ねて、2年前の銀行強盗事件の調査に協力するよう要請する。
それにしても最近は海外翻訳小説の値上げが著しい。本作の場合は183ページで1,210円で、1ページ当たり6.6円となる。最近読んだ講談社文庫のパトリシア・コーンウェル『憤怒 』も高いなと思ったのだが、304ページで1,200円だから3.9円ほどである。如何に本作が高額であるのか……
定価1,210円
★★★★★ -
Posted by ブクログ
プロローグ
舞台は、1947年チェスターフィールド
黒人居住地区リバティーヴィルに一人の
白人男性が舞い降りる
その名も、“アール・スワガー”
そう、アメリカで最も有名なスナイパー
“ボブ・リー・スワガー”の父親である
理由あって、謎の漢、“ジョニー・チューズデイ”と
偽名を名乗っての登場だ!
本章
『フロント・サイト2』“JohnnyTuesday”★4.5
200頁という短いストーリーだったが、流石の名手
お得意のガンアクションが随所に散りばめられた
極上のミステリー
何故、アールは偽名を使って、関係の無い事件に
首を突っ込んだのかがラストに証される!
やっぱりこういうところがハンターが末永く愛される所以なんだなと、つくづく思う
スワガー家は熱い血筋を受け継いだ一族なのだ!
因みに、作家のスティーヴン・ハンターは、1946年生まれなので、今年で御年80歳である
今尚衰えぬ才筆にあらためて“天晴”と云いたい!
エピローグ
寒さ極まる1月の暮れなずむ夕日を背に、一人掛け用の安楽椅子(登場20回目)で本作を読み終えた
外は極寒だか、心は温かさと充足感で満たされている
本書のラストが実にホロッとさせられたせいだ
スワガー軍曹のような、上司であれば部下は
幸せだろうな
そう思った!
自身が何人もの部下を携えてならないといけないのに!
最後に涙目でそう思った(¯―¯٥)8v♪
次は、真打“ボブ・リー・スワガー”登場の
『フロント・サイト3』
“Five Dolls for the Gut Hook”だ!!!
完