中山玲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
7月の沖縄県ジャングリア開業でいやがおうにも注目を集める森岡毅。そして株式会社刀。
この本は、まだ小さな会社だった「刀」を日経ビジネスで巻頭特集した記者の取材でできている。
私も既に森岡さんの本は何冊も読んでいるが、より彼の特徴を表しているのがこの本。
その一番の特徴は「少ない投資で成功する」ことにあると私は読んだ。
瀕死のUSJで、投資する資金のない中、知恵を絞ってジェットコースターの逆回転など、
おカネをかけずに話題を集める施策を繰り出したことは有名な話。
そこでお金ができてから、ハリーポッターにどんと設備投資し、大成功を収めたのだ。
友人がUSJに勤めていたのでそのご縁で少し中を見せてもらったが、
少なくとも私はTDSより好きだな。大人相手、という気がする。
緻密な予測計算で、彼の企画はまず外れない。
ジャングリアも、当初はUSJでやるはずだったが、
USJの成功で、投資家が売却してしまい、新しく買った先が沖縄にストップをかけたと。
しかし沖縄でできる!と踏んだ森岡はそれを捨てきれず、自ら会社を興して、
立ち上げに成功したと。
広大な敷地はオリオンビールのゴルフ場だったと初めて知った。
実はこの11月社員旅行で沖縄に行く。目玉はジャングリア。ひめゆりの塔にも行くが。
森岡さんの成果を見せてもらおうと思う。
楽しみ。
プロローグ 挫折からの再始動 悲願のジャングリア
第1章 全国で巻き起こす旋風
第2章 人生を変える唯一無二の武器
第3章 異端の経営者 森岡毅の月旦評
第4章 これが本当の消費者理解
第5章 マーケティングで日本企業を変える
第6章 最大の敵は「投資」
第7章 最強組織は個人の可視化でつくる
第8章 バタフライエフェクトを起こす
第9章 森岡毅が見る未来
おわりに -
Posted by ブクログ
やはり森岡さんの本は心を熱くさせるものがあるな
特によかったのは最後の言葉
【目の前に、世界的に評価の高いアニメやゲームなど日本の大きな可能性がある。
そこに私がたまたま通りかかった。
これまで得たノウハウを使えばなんとかできると思えているのに、それを助けずして通り過ぎた先に納得して死ねる人生が待っているとは思えません。】
この言葉の表現力が、本当素敵。
ノウハウと実力があるからこそ、言えることだろうし、本当に豊かな日本にしたいのが分かる。
沖縄パークもどうしても実現したかった
沖縄の可能性を広げたかった
それが伝わってくる。
そして徹底的に顧客目線で身銭を切ってでもまずは体験して見ること。
それがマーケターとして大事なのだと理解ができた。
良い本だな。
そして応援してます。
・ネクストアクション
体験に価値を払って自分も試す。ユーザーがどう感じてるかを肌で感じる。
ありがとうございました。 -
Posted by ブクログ
低迷していたUSJをV字回復させたことで一躍有名になった森岡毅氏を取材対象として経済記者の方が書いたノンフィクションです。
森岡さんは私と同じ兵庫県の東部地域の出身地ということもあり何となく親近感もあります。
彼の著作「苦しかったときの話をしようか」を以前に興味深く読ませてもらいました。
森岡氏がプロデュースした沖縄のテーマパークが来月(2025年7月)、ついに開幕します。
その名も“ジャングリア”!!
ジャングリアのコンセプト「Power Vacance!!」 は、世界自然遺産「やんばる」から連なる大自然で体験する、ここにしかない本物のクオリティと興奮を味わえることだそうです。
本書を読むと、森岡氏がどれだけの思いで沖縄のテーマパーク構想の実現を目指してきたかがよくわかります。まさに苦しかったときを乗り越えての悲願の実現といったところでしょう。
ジャングリアに遊びに行く人はこの作品を読んでから行くとより深く楽しめると思いますよ~。
私的にはジャングリア前の必読の書です!
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Posted by ブクログ
"消費者の購買行動には一定の法則がある。つまり、消費者の一人ひとりの消費の選択は一定の確率でランダムに起きるー.
「アレンバーグ氏は、私が気付く十数年前にこの法則に気付いていた。彼の論文に巡り合ったときは大きな感動を覚えた」
その後、アレンバーグを通じて知ることになったのが、森岡と年齢の近いオーストラリアの経営学者、バイロン・シャープだ。”
シャープはコトラーの手法に異論を唱えた。
森岡や刀の「数学マーケティング」はアレンバーググとシャープの考え方に近い。
「我々の需要予測が精緻なのは、時間と距離抵抗を読むからだ」と明言する。
千差万別の距離への抵抗感ー。
「これを数学的に計算するのは不可能だといわれてきたが、統計学的に処理してしまう方法を彼は思いついたんですよ。」” -
Posted by ブクログ
驚きをもたらす会社、キーエンス
と同じように驚きをもたらす会社が「刀」
キーエンスはあまりの営業の凄さに顧客が驚くそう。そして刀も「数学マーケティング」をはじめとした独自のマーケティング手法を積み上げ高い壁を越える姿勢が驚きを与えるようだ。
数学マーケティングを駆使した、ハウステンボスにおける2023年10月の月間来場者数の、7月地点での予測との誤差はわずか1%だそう。この数式に入れるのは、「プレファレンス(相対的好意度)」が数値として一番大事で、認知と配荷(距離)が続くらしい。認知以上に大事なものがあるなんてマーケティングで革命では?もっとここ掘ってほしかった、、、
問題が立ちはだかるとやる気に燃える会社刀。
今は炎上の最中にあるかもしれないが、きっとまた立ち上がるだろうと思わせる愛のある一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ森岡毅さんを中心として、刀がどういう風に動いてきたかが書かれていて、読みやすい本でした。彼らの素晴らしいところは、自己中心的にお金儲けのために動いてるグループではないということです。数学マーケティングに強い精鋭集団が他の会社にノウハウを植え付けることにより、彼らがいなくなった後でも、持続成長できる環境を整えることが、その会社ないし、日本社会を押し上げていこうという点は感銘を受けた。途中に出てきた、ハワイの周りには、イルカしかいないという言葉はこの本書で唯一笑いがでてしまった。沖縄のパーク構想を中心として、彼らがどう海外に枝を広げていくのかが楽しみになりました。