勝俣範之のレビュー一覧

  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    親が癌の手術を何度も受けていて、自分も癌になってもおかしくないのでは?と思い、読んでみた。

    癌はメジャーな病気だけど、知らないことがたくさんあったので、この本を読んでよかった。

    いざという時に、変なトンデモ医療に騙されないように正しい知識を身につけることが大事。

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    2023年05月22日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    ネタバレ

    ・結論、保険適用の標準治療が最高のがん治療
    ・標準というと平凡な印象だが、最善治療という言い方が正しい
    ・抗がん剤の副作用の中で吐き気は薬で80%軽減できる。脱毛も頭に冷却器を置くことで医療機器として承認済み。
    ・抗がん剤の副作用で白血球減少による免疫力低下で感染症が最も重篤。白血球減少に対応する抗生物質、白血球を増やす薬が開発されている。
    ・抗がん剤治療で重要なことは、副作用を恐れてむやみに抗がん剤を減量しないこと。
    ・緩和ケアは第四の標準治療であり、がん診断と合わせて早期から取り組むことで、科学的に立証された効果がある。
    ・先進医療とは、ある程度効果は認められているものの、国が承認して保険

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    2023年05月20日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    感想
    エビデンスの揃っていない治療方法はそもそも怪しい。民間療法は主観的なものが多い。治療法の選択においても科学的思考や態度は必要となる。

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    2022年09月20日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    標準治療こそ最高のがん治療という内容。そのほかの高額治療は効果が認められていない。標準治療を受ける、誤った情報に騙されないことがとても大事。

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    2022年05月03日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    医療データ分析、抗がん剤治療、新薬開発の分野でのトップ研究者が、あまりにもデマ・ガセが多いがん治療において、明確なエビデンスに基づく最高の質のものをレクチャーしてくれる啓蒙的な一冊。

    本書でも繰り返される点であるが、日本は国民皆保険制度によって自己負担額が低廉に抑えられているため、保険償還の対象となる標準治療に実際どれだけのコストがかかっているか、裏返せばその真のプライシングというのが見えにくい。それが故に、”低廉な標準治療”≒”安かろう悪かろう”という誤ったイメージを持ちやすい。それが端的に出ているのは、教育レベルや収入が高い人ほど、デマ・ガセが跋扈する治療法を選びやすい、というアメリカの

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    2022年04月10日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    結局標準医療が一番ということ。逆に言うと標準医療になっていないものにはならない理由があるということですね。

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    2022年03月31日
  • 「抗がん剤は効かない」の罪

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    苦痛を伴う抗がん剤。
    病人ではない場合、「治療しないと死ぬ確率が高いから、治療(抗がん剤)した方がいいに決まってる」と常識的に考えられますが、がん当事者になるとラクな説(抗がん剤使わない治療)に飛びつきたくなります。
    本書では抗がん剤治療したほうがいい理由を論破してくれているので、冷静になれました。
    星が一つ少ないのは、データが古くなってしまったため。
    (癌治療は日進月歩だから、説が変化してる可能性もあるかなぁと)
    それ(古さ)を差し置いても良書です。

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    2021年05月14日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    がんに対する基礎的な理解、ベースの知識として読んでおいてよかったと思う。標準治療は、現状における、最良の治療法であるということが客観的によくわかった。
    また、がんには、のんびりや超のんびりのものもあり、過剰診断になることもあるが、これが診断時にはよくわからないというのがやっかいだなと思いつつ、そういった傾向のある癌として、甲状腺癌や前立腺癌があげられるのも知識として有用だと思った。
    また、検査についても、メリットがデメリットを有意に上回るおすすめのものと、特に差が見られないものについても言及があり、どんな検査を基本的にうければいいのかわかった。

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    2021年04月08日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    多数ある癌の治療方法について、3人の専門家が検証してまとめたもの。
    教育レベルと収入が高い人ほど怪しいがん治療法に騙されると言い切っています。
    癌に侵されて意気消沈している時ほど、怪しい治療法にすがってしまうのは非常に理解出来るので、健康である今のうちにこの本の内容を事前に理解して、万が一に備えておくのが重要だと思った。

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    2020年06月13日
  • 「抗がん剤は効かない」の罪

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    抗がん剤治療を全面否定することでセンセーションを巻き起こした近藤本に、腫瘍内科医の著者が理路整然と反証している本です。データの読み込み方や、診療ガイドラインの成り立ち、ガイドラインにない研究的・実験的な治療の倫理を担保する考え方など、近藤本が唱える「放置療法」が的確に反証されていきます。根拠を一つ一つ丁寧に正確に論理展開していくので、多少難しいところもありますが、医学者が常識と思っていることを一般向けに書いてくれて、極端な言説に振り回されないようにとの著者の思いが伝わってきます。

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    2018年05月05日
  • 「抗がん剤は効かない」の罪

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    感情的な反論ではなく、一人の医師としてがんに悩む患者の迷いを解きたい、という想いで書かれていると思う。しかし、もとになった本と同様、がんは一人一人全部違うため、一概に抗がん剤は必要だとばかり主張しづらいのではないか。自分も、抗がん剤治療を受けていて、今まさに副作用にはとても悩まされており、あとわずか2か月ではあるが、体力的にぎりぎり続けられるかどうか、という中で、もとの本と合わせて同時に読んでみた。結局、どちらも結論めいたことを納得できるような内容ではなかったが、それもやむなしかな、と思う。それぞれきちんと書かれた本だとは思った。

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    2017年04月28日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    忖度なくズバッと書かれた本書。実父が前立腺がんになり前から1度は読んでみたいと思っていたのでこの機会に読んでみた。専門用語が多く私には難しい内容だったけど大まかな概要は掴めたしがんに対する理解が深まった。また負けないようにしたい。長いきするぞ!!

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    2024年01月11日
  • 「抗がん剤は効かない」の罪

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    ネタバレ

    血液ガンは抗がん剤が効く。固形ガンは効きにくい。
    術後に、微小転移したがんを抗がん剤で殺す=再発を防ぐ。
    転移したがんは、治癒の可能性が低い。抗がん剤で円見えさせる。
    吐き気には、5HT3阻害剤、アプレピタントで抑える。外来で行える。
    分子標的剤=新しいタイプの抗がん剤。

    非浸潤がん=早期がん、上皮内がん、ステージ0。ガンもどき、と言われた。
    各学会からがん診療ガイドラインが出ている。
    海外のガイドラインもお勧め。PDN、NCCN。
    厚労省の先進医療のページ、など。

    早期がんですぐに治療を行わないことが推奨されているのは前立腺がんだけ。
    余命告知は、生存期間の中央値。実際はバラバラ。

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    2022年10月24日
  • 世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

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    ネタバレ

    保険が適用される治療法「標準治療」こそ最高の治療法。


    教育レベルと収入が高い人ほど怪しいガン治療法に騙されているというアメリカの研究。日本人も同様の傾向。


    津川友介…医療データ分析の専門家。カリフォルニア大学の医学部で助教授。

    勝俣範之…がん治療に特化した腫瘍内科医という専門医。腫瘍内科とはガンの総合内科のようなもので、抗がん剤や検査相談、治療方針の決定など、最初から最後までサポート。国立がん研究センターに20年在籍後、日本医科大学で腫瘍内科を立ち上げ。

    大須賀覚…新薬開発の専門家。アラバマ大学助教授。日本にいた頃は脳神経外科医。

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    第1章 最高のがん治療の決められ方

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    2022年03月24日