TOKYOFM/JAPANFMNETWORKのレビュー一覧

  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    著者と様々な分野のゲストが語り合うラジオ番組を書き起こした本。著者があくまで小説家としてラジオを進めており、その中でフィクションとはなんなのか、全く関係のない他分野とどのような共通点があるのかといった洞察が散りばめられていた。

    0
    2025年06月27日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    ラジオで放送していた内容の書籍化。
    小説家を中心とした豪華な面々との対談は軽快で読みやすい。が、まえがきとあとがきは小川先生らしい捻くれた感じで、このスタンスで対談してるの面白いな。小泉今日子さん、千早茜先生、逢坂冬馬先生、太田光さん、加藤シゲアキ先生の回が好きです。
    最初は二人だけ挙げたのに、後からこの回も良かったなと書き足してしまい、今の段階でも(でもあの人の回も良かった……)と思っているので、それだけどなたとの回も面白かったということで。

    0
    2025年03月20日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    シゲはラジオじゃなくてダヴィンチの再録。面白かったのは仲良しの万城目学と奥さんの友達みりんちゃん。小川哲は神谷浩史プロデュースの朗読劇「Staging‼︎」のアフタトークでひととなりを少し知ったので、トークも聴きたいな。ラジオも聴こ!

    0
    2025年04月29日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

     君のクイズ、スメラミシング、嘘と正典、君が手にするはずだった黄金について等、小川哲の本が大変面白く、作者について気になったことから手に取った。
     様々な業種(皆クリエイター)と対談をしていく形式となる本書は、とても読みやすく、作者と対談者との接点のなかで、作者と対談者の核(仕事の流儀?)を確認し合っていた。作者の小説への考え方等が分かり、より小川哲の書いている小説を読んでみたいと思える本であった。
     
     追記、様々な種類の本がおすすめされており、読みたい本がたくさん増えました。

    0
    2025年03月25日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    直木賞受賞など、今勢いのある作家の一人である小川哲さんと、各界の方々との対談が収録された本。

    音楽のライナーノーツを読むのが好きなので、作品の意図や裏側がズラリと並んだ内容に終始ワクワクしながら読んでました。装丁かっこいい!

    0
    2025年02月01日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    小川哲さんのラジオ番組でのゲストとの対談を本にまとめられたもの。影響を受けた小説、面白い小説が紹介されていて読んでみたい本が増えた。

    0
    2025年01月19日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     本書は、小川哲がパーソナリティを務める(務めた?)ラジオ番組でのゲストとの対話をまとめたもの。作家、映画監督など表現者との対話が主であり、なかなか錚々たる顔ぶれだ。1年半ほどの番組の中からセレクトした12人、12章が並ぶ。
     ざっと見て、万城目学、逢坂冬馬、九段理江、加藤シゲアキとその著作を読んだことのある作家が目立つ。芸能人作家でもある小泉今日子に太田光も、どちらの著書にも触れたことがある。映画監督濱口竜介は、ちょうど『悪は存在しない』が上映されていたころの対談か。映画も観ているので話が分かりやすい。
     そう、登場人物たちの作品にある程度触れていないと、その会話の深みが味わえない部分もある

    0
    2025年11月14日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    小川哲の対談集。個人的には対談相手の誰よりも、小川自身に人間としての面白さを感じるので、結局は小川の言葉が残った。あらゆる事象に小説を探すという発言に彼の小説家たるを見る。一見、合理的であり商業的でさえあると思ってしまう、時に軽く聞こえる小川のふるまいだが、「人間小説家」小川哲としての素直なふるまいであることを感じた。歴史的なナラティブを読み込み、エクリチュールの無責任さを自明なものとして言葉を残す。よかった。

    25/07/16

    0
    2025年07月16日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    ラジオ放送の書籍化なので、軽い読み物のつもりで手に取ったが、驚くほど読み応えがあった。

    著者は、前書きで「本業の支障になる仕事はしないつもりでMCを引き受けた」と後ろ向きな断りを入れている。
    しかし、ゲストに著作があれば必ず感想を伝えて、「そこまで読みとってくれて嬉しい」と言わしめ、経歴を踏まえた質問にもそつがない。
    ゲストがアイドルの回であっても、著者との共通点をとっかかりに、活動のきっかけや苦労ポイントなんかを丁寧に聞いている。すごい。
    あの前書きは謙遜だ。できる人は違う。

    既に終了したラジオ番組、リアルタイムで聴きたかったな。

    0
    2025年06月29日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    適度に緩くちょっとしたすき間時間でストレスなく読んだ。
    小説家の考えていることや視点が垣間見えて読む時の参考になりそう。
    戦争や史実を題材にした作品への取り組み方は書き手として特別なことだと知り、その意気込みを感じつつ手に取ってみよう。

    様々なプロフェッショナルな方々との対談は相手への関心やリスペクトなど感じられ清々しかった。

    0
    2025年06月14日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    ラジオ番組での対談をまとめた本。 ラジオの会話なので、適度に気が抜けていて、その分対談相手と小川さんの人となり、考え方、フィクションに対する姿勢などが感じられた。 小川さんの登場人物のミスで話が展開するのが好きじゃない。読書してても、ベストを尽くしてないやつがいると、突っ込んじゃって読むのやめちゃう。というのには共感して笑ってしまったw

    0
    2025年04月11日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    ラジオ対談番組の書籍化らしいが、小川哲氏なので読んでみた。まあ対談なんでこんなもんかって感じだけど、小泉今日子氏の「本を読むのが好きになったのは、本を読んでいる人には声をかけにくいのではないかと思ったから」が滅茶苦茶共感できた。人と会話するのって90%は無駄話だと思っているので、本という防御力を行使している仲間がいるのは心強い。また逢坂冬馬氏の月村了衛が師匠という件もさもありなんと納得。

    0
    2025年04月04日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    作者の小川哲さんがホストを務めるTOKYO FMの同番組の対談書き起こし集。12人のゲストクリエイター(小説家や映画監督など)との対談で、主に小説をフックに創作の心持ちや手法を紐解いていく。ラジオの雰囲気が良く出ていて、読んでもラジオっぽいので気楽に楽しめるでしょう。

    0
    2025年03月18日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    ラジオでの対談,12人との記録集
    小説家がほとんどだけど漫画家や映画監督などとも退団されていて,どの人にも好きな小説を尋ねていて,特に気になる作家さんの場合は興味深かった.

    0
    2025年02月27日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    『地図と拳』のような力作を発表して活躍中の小川氏の新刊ということで読んでみた。毎回ゲストを招いて繰り広げたトークを文章化したもので、小説を書く、作品を作るという話題が中心になっているので、イマイチ楽しめなかった。また、彼の大きな関心事であるゲームやアニメの世界が全く分からないというのは、彼の作品を鑑賞するうえではかなり大きなハンディになるようだ。

    0
    2025年02月23日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

    Posted by ブクログ

    1年半行ってきたラジオでの対談番組の中から面白いものをチョイスして纏めた本とのこと。作家もとい小説家と芸能人が大半を占めている。作家は自分の作品との向き合い方を述べる方が多く、芸能人は読書好きが高じて本・小説を制作した方が大半を占める。そしてここの芸能人は意外にも純文学を良く読んでいることに感心した。また、本書を読んだ後に芸能人の本を読みたいと思ったことは一切ないが、この本に登場する作家の本に手を出そうか出さないか本当に迷っている。辛うじて同志少女のコミックスだけに留めようと考えているが、ちょっと自信がない。小説ではなく対談集なので、あまり何も考えずにスラスラ読める。小川哲の本なので迷わず通販

    0
    2024年12月20日