カート・ワグナーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ぎっしりと400ページにわたるルポ。
こういう本、人物相関図とか年表とかがあったらもう少し理解できるのかなぁ、せっかく力作?書くのなら、ぜひ一緒に作ってほしかったなぁ(わがまま笑)。
私はTwitterを(に限らず)ほとんど見ないので、このプラットフォームが誰をどう魅了?して、なぜこんなに大騒ぎになったのか、ほんと、よくわからないのだけれど。
この本のおかげで、ドーシー氏が想い描いたTwitterという世界とその企業文化、利益最大化を最重視する株主の元での苦悩、非上場の手段としてマスク氏単独保有への道筋をつけるに至った流れ、としてなんとなく理解できたように思う。
でも、本に書かれているよう -
Posted by ブクログ
Twitterというプロダクトおよび企業をめぐるジャック・ドーシーの苦悩と、それをイーロン・マスクの剛腕がXに変えるまで。奇しくも日本でmixi2がローンチされたタイミングで読み終える形に。創業者の思い描いた未来図からどんどん遠ざかる前半と会社が大混乱に陥る後半。外野として読む分にはまぁ面白いし、会社員である自分は今の仕事の悩みも本書に出てくるあれやこれやに比べれば全然マシだと思えてきたw2022年に買収から始まった諸々が世界中を騒がせたのがもはや懐かしく思えてくるが、歴史をまとめた書籍として現在以上にインターネット史を振り返る未来に読まれる一冊な気がする。
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Posted by ブクログ
TwitterからXへの名称変更。それはイ―ロン・マスクによる企業買収によるものだとは知っていたものの、その驚きの裏面史。それは半ば予想できるようなマスクの異常な性格を物語っていたと感じた。マスクとトランプ大統領の性格は生き写しに見える。Twitter社の赤字体質。フェイスブックとTwitterの成長格差の拡大、買収に際しての逆転に次ぐ逆転、買収前からのTwitter社の従業員のマスクに対する警戒心、そして買収後のマスクによる大量解雇、マスクによるTwitter買収の狙い(強烈な自己アピールと企業広告)、トランプのコードネームを回復させ大統領選挙勝利に繋げることなどが生々しく語られる。このあた