福田果歩のレビュー一覧

  • 366日

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    私は1度映画を見に行って、もう一度見に行きたくなり、計2回映画を見に行きました。
    そんな私も、本でも楽しむことが出来ました。
    どんどん明かされていくことや、驚きが詰まっていて、見てるこっちもドキドキしたり、嬉しくなったり、悲しくなったり、まるでジェットコースターのようなお話でした。
    特に全ての点と点が繋がった時には、泣かずにはいられませんでした。
    楽しくて、つらくて、切ない恋の物語。
    ぜひ手に取ってみてください!!

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    2025年06月18日
  • 失うことは永遠にない

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    小学5年生のひと夏の大阪での祖父との暮らしで出会った5人の兄弟。彼らとの濃密な関わりの中でその貧しさと絆の強さに魅せられていく。現実と想像のも曖昧な過去が主人公の東京での壊れていく家族の生活を侵食していく描写など、ゾクゾクしながら読んだ。
    これが初めてのオリジナル小説とのこと、すごく良かったです。

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    2025年03月29日
  • 366日

    Posted by ブクログ

    映画を観てから読んだ。
    湊の闘病中、心を見せることができる諒太さんの存在がありがたかった。たとえ違う道を進むことになっても、最後に美海が、湊の気持ちを綴った「恋をして」を聴くことができて本当によかった。そして湊にはこれから良い事しか起きませんように…!!と思った。

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    2025年02月15日
  • 失うことは永遠にない

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    只々悲しい。胸が痛いです。呪縛、固定観念、高い所から低い所へ転がる。けれど、もう一度、読んでみたいです。

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    2025年09月25日
  • 失うことは永遠にない

    Posted by ブクログ

    東京で暮らす小5の奈保子は、母の失踪を機に夏休みの間、大阪にある父の実家にひとり預けられる。
    祖母が亡くなり、少し認知症の祖父と暮らす毎日は退屈だったが、河原で出会った同じ年のアサコと血のつながらない4人の兄弟と親しくなる。

    夏休みの思い出といえばかなり濃い思い出だろう。
    両親がいなくて、子どもたちだけで暮らしているボロいアパートでの生活は、学校へも通っていないのに何故かみんな卑屈ではないと感じる。
    嫌がらずに下の弟たちの世話もする。
    けっして幸せとは思えないのに不幸って顔をしていない。
    そんなところに奈保子は惹きつけられ、彼らと家族でいたいと思うのだろう。

    不思議なほどに懐かしさを感じる

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    2025年05月21日