依田真由美のレビュー一覧

  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    圧巻。日本社会と名ばかりの父親に腹が立って仕方がない本。母たちが健やかに暮らせる社会になりますように。

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    2026年04月29日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    この本のきっかけとなった「母親になって後悔してる」は未読だが、日本人で同じことを感じている女性たちの声をまとめた本。読んでいて、あぁ、それは確かに詰んでる、と思える事例ばかりだったが、とはいえ、そちら側とこちら側の違いはほんの僅かで、一歩違えば自分もそうだったかも、あるいは、一時期実際にそっちにいたかも、と思う人はかなり多いと思う。

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    2026年03月21日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    出てくるお母さんたちは、すべて私のことだ。
    あまりに重なりすぎて、
    当時を思い出すのが辛くて、
    読み進めるのがしんどい時もあった。
    子供たちの存在を否定することはないし、
    たくさんいろんな経験や言葉、気持ちをもらえて
    楽しいこともたくさんあったけど、
    とにかく「母親」という役割の責任や期待(理想像)が重すぎる。あまりに重すぎる。

    「授乳以外は父親でもできる」という、
    世の中の父親に向けられた言葉を聞くたび、
    母乳も出なかった私は、「母親」ですらないと感じていた。

    子供とのごっこ遊びに、楽しさを見出せなかった。
    自分の時間が喉から手が出るほど欲しかった。
    子供が熱を出すたびに、私だけが仕事を休んで、
    有給休暇がゼロになる年が続き、
    夫とのあまりの差に、眩暈がした。
    そんな風に思う私は「母親」になってはいけなかったと感じていた。

    激烈な反発を示す人がいるように、
    持つことさえもタブーとされていた
    「後悔している」という気持ち。
    口にしていいんだと、今更ながら思えたこと、
    少し救われた。

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    2026年03月08日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    「この社会で母親になって後悔してる」ということなのだと思う。

    自分も出産後、理不尽とも言えるようないろいろな場面に遭遇した。産後のボロボロな体でスパルタ母乳合宿に突入、沐浴指導は母親だけ。夫は激務で連日フルワンオペ。抱っこ紐をつけながら急いで作ったご飯をかきこむ。夜泣きで慢性的な睡眠不足。
    母親はみんなこんなものらしいと知り、なんだこの世界は、と。母親って、子育てって、無理ゲーすぎん?

    母性という美徳、母は強しなんていう精神論だけではやってられない過酷な現実がある。全然強くないです。でもやるしかないんです。
    だって私が育児を放棄したらこの子たちは生きていけないから。家事を止めたら生活も回らなくなるし。その責任感と絶望感、孤独感たるや。

    助けて、と言えれば良かったんだろうけど、もう毎日を乗り切るのに精一杯で、極度に疲れていて、頭も働かなくて考える時間の余白もなくて、何をどう助けてほしいのかも判断できなかったあの頃。

    ママじゃないとダメ、じゃない。子どもは一緒に過ごす時間が全て。だから必然的にママにべったりになる。(…と恨みつらみは書き出すと尽きない)
    そこを見て見ぬ振りして母親に過剰な責任を負わせてるのが今の社会。その方が男性中心の社会には都合が良いでしょうからね。
    あの頃の自分をギリギリの所で支えてくれたのはTwitterのママ垢仲間だった。

    それでも、第二子を育てていく中で少しずつ社会が変わってきたのを感じる。夫が育休をとった。児童館で見かける父親の姿が増えた。保護者会に夫婦で参加する家庭が増えた。

    まだまだ過渡期ではある。でもその過程で「後悔してる」という声が少しずつ上げられるようになったことで、救われた母親は少なくないんじゃないかな。少なくとも私はそう。

    正直、今の状況では自分の子どもたちに「子どもを持つことはいいことだよ」とは言えない。自分の好きなように生きればいい。子どもがいなくても幸せにはなれる。世間一般の思い描くような幸せでなくていい。自分軸の幸せを追求してほしい。

    子への愛情と社会構造への憤りは別物であり、母親の人生と子の人生もまた別物である。

    本の中にあった「母親をやめてマネージャーになる」という考え方もいいな、と思った。
    自分らしく生きながら子どもと共に生きていくためにはどうすればいいか、模索の日々です。

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    2026年01月26日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    なかなか本にしづらい題材だったと思います。でも、それぞれの境遇の方の本音に共感できる部分もあり、私にとっては素晴らしいなと思う本でした。

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    2025年11月27日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    ネタバレ

    結婚して子どもを持つことを考え始めて早3年くらい?私がずーーーっとモヤモヤしていたことに見事にフィットした本だった…!
    絶対子育てって大変だし、自分が子ども第一優先で生きられる人間じゃないってなんか明確にわかるし、みんな母親になったら変わるの?まじで?と思い続けてきた。その答えがドンピシャで触れられていて、本当にすっきりした。
    やはり母親になったことを後悔してる人はいる。
    一般社会では、子どもを持つことのポジティブな面しかフォーカスされてないじゃんか!!
    後悔する人もいるよって初めからわかっている方が、絶対にいいと思うんだよなー。期待値調整大事。
    人を産むって不可逆すぎるので、後悔とかって本当にタブーなんだろうなぁとは思う。

    後悔の仕方や要因は人それぞれだけど、社会のあり方もやはり大きな要因のひとつだ、よね。
    子どもがいたら働き口が見つからないとか、旦那が全然子ども見ないのは会社から高いハードルを課されているとか。
    自分の選択の結果でしょ、自分で責任とりなさいというのもわかるし、私自身自責で考えがちなタイプなのでそう思ってしまうけど、実は個人の責任だけにしきれないケースもたくさんあることが改めてわかった。

    親が自分を産んで後悔してるって子どもが聞いたら悪影響なのはわかる。でも、だからってその声に蓋をするのはおかしくないか?その人たちの気持ちはどうなるの?そういう気持ちをオープンにできる場所、やり方、相手がいたらいいのかな。

    今って子どもを産まない選択肢を選ぶ人もちょっとずつ増えてきて、だからこそ産んで後悔する人もいるんだろうなと思う。
    逆に、産まないことを選ぶこともできたのに、自分で選んだんでしょ?という声が出てくるのもわかる。産まない選択は、それはそれで勇気がいるし、何かを諦めてることにはなるから。
    そうなんだけど、後悔してる気持ちをオープンにする場はあってほしいし、そういう気持ちを受け入れる場所はあってほしいんだよなー。
    結論、日本人はみんな優等生ぶりすぎだし、頑張りすぎでは???別にネガティブに思うことは普通で、だけどみんなで頑張ろうぜってなったらいいのになー。

    正直、この本を読んですっきりクリアになったから前向きに妊活しようとはならないけど、もし万が一子どもができたら、この本をお守り代わりにするんだろうなぁと思う。
    そして、今からでも、子どもがいるお母さんを助ける何かしらに携わりたいなぁと思ってしまった。

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    2025年10月19日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    報道でやりたいことの道しるべになった気がする。実際にNHKでバリバリ取材する女性記者が書いているのもいい。全体的には、産婦人科や子育て支援をする行政において、まだまだ母性信仰が根強いし、育児・出産における男女不平等は解消されてないなという事実があり、結局一個人として重んじよということなんだけれども、なかなかそう割りきれず、役割を演じようとしてしまうのが人間であり…

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    2025年08月01日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    子どもが嫌いなわけじゃない
    母親の役割が大変すぎるだけ
    これはほんとに重要な視点だと思う
    これを改善しないと
    いくらお金配っても子どもは増えない

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    2025年06月07日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    “もう夢はないし、輝かなくていいと思うんです。自分にできる仕事があればするし、子どもだけではなくて私の存在を求めてくれている人もいるから、生きられる間はとりあえず生きていこう、それくらいの気持ちです。”

    “今はそれなりに楽しく過ごしています。だからといって、社会への怒りみたいなものが消えることはありません。”
    (p.47)

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    2025年01月27日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    母親になって後悔してる
    なんてひどい言葉なんだと思う人もいると思う
    ただこの言葉を間違って捉えられたくない
    子供がいなくなればいい
    とは言ってない 

    子供が生まれた瞬間から、〇〇さんではなく
    母親として生きることになる
    それから解放されたいと思っている、でも解放されないジレンマを表した言葉なのに、少しでも母親らしくない事を言うと非難される

    ・母親はやって当然

    ・母親ってなんで都合のいい言葉なんだろう

    ・できなければ任せればいい父親、必ず問題を解決しなければいけない母親

    ・この社会で母親になったことに後悔がある

    ・男性は努力義務 

    この本の中に出てきた言葉です

    わたしも子供が1歳から仕事を再開しました
    久しぶりに一人で歩いた時に、一人ってこんなに身軽だったんだ!と思ったのは忘れないと思います

    そして、子供が熱を出して仕事を休むのはいつも私なのは不公平だと思っていたし
    子供の前で「もう私ばっかり仕事休めないよ、困る!!」と言ってしまったこともある
    2人の子供なのに、わたしばっかりと不満が溜まっていたことも多かった

    子供は大切だし、宝物だけど
    子供の母親としてだけの人生は嫌だし
    子供にもそうなってもらいたくない

    自分のためだけに生きる人生は長すぎると思う
    だからこそ、人に貢献する 育てることで自分が成長できる子育ては人間にとってとても良いことだと思う
    ただ孤独の子育てはしんどい
    私は恵まれた環境で子育てできたけど、それでももう無理!!って思うことたくさんあったし
    素直に子供が可愛いと思って子育てできない時期もあった

    なんの修行なの
    私悪いことしたの
    って何度思ったことか

    だから、2人目は考えられなかった
    今いる子供だけで、わたしのキャパはいっぱいだと

    周りになんて言われようと、私は「そんなに子供好きじゃないんで、、一人で十分です」と言える性格だったから良かったけど
    言えない人、気にしちゃう人は堪えると思う

    もっと感想書けるけど、長くなるのでもうやめます

    母親をしながら、自分に戻れる時間を過ごせる居場所を作れたらいいなと思っています

    そして子供のことはとても大切で、宝人だと言う気持ちは本物です!






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    2025年01月24日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    母親になって後悔している
    なんて難しいテーマなんだ。私はとっくに母親を
    終えていていいはずなのに、未だに母親から祖母にジャンブアップできないままだ。今更ながら、好きな仕事を退職まで続け、私なりの人生を歩んで来られたことを周囲のたくさんの方々に感謝したい。

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    2024年12月26日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    ネタバレ

    2022年3月、オルナ・ドーナト氏による『母親になって後悔してる』が日本でも刊行された。
    率直なタイトルに衝撃を受けてさっそく手に取ったのだけれど、どうしてか途中で挫折してしまって、自分の中ではわだかまりというか、なんとなく消化不良になっていた。
    本作はその『母親になって後悔してる』を受け、日本国内で同様の思いを抱えている母親を対象に、本歌取りともいえる形でまとめられたノンフィクションである。

    全編を通して、彼女らの後悔につながってしまう大きな要因は「ワンオペ育児」のようだった。社会から取り残されていくかのような焦燥感と、自由を失い縛り付けられたかのような絶望感、思い出すだけでも酸素が薄くなったような息苦しさを感じる。
    他にも「責任、役割、業務量」「固定化された母親イメージ」「アイデンティティの喪失」「キャリアへのマイナス影響」「子育てしにくい社会環境」「父親との不均等さ」など、子育て中の母親を取り巻く環境は厳しさであふれている。
    どこかで暮らしている母親たちの、心当たりがある悲痛な言葉に共感しているうちにあっというまに読み切っていた。そして、私はずっと誰かとこういう話をしたかった、この気持ちを誰かに聞いてもらいたかったのだと気づいた。

    娘たちを愛していて、娘たちの笑顔のために、娘たちを立派な大人にするために、身を粉にして必死で子育てをしている。だけど、それでも、母親になって後悔してる。
    ここ数年はその気持ちも落ち着いて(長い長い産後うつだったのだとも思う)、ゆっくり自分の人生を取り戻しつつあると感じる日々が送れているけれど、その気持ちは依然としてこびりついたままだ。
    もっともっと時間が経って、子どもが成長して、そのときにどう思うのかはわからない。
    でも一度母親になってしまえば、これまでもこれからもその事実からは逃れられず、つまりその気持ちを一生抱えていかなければならないのかもしれない。
    作中でインタビューを受けた母親たちも述べていたことだが、それを認めることはある種のスタートでもあり、そこから考えていけること、歩んでいける先があるのだとわかって、初めて自分を認めてあげることができるような気がした。誰よりも自分自身が、「母親」というペルソナの呪縛に囚われていたのだと思う。

    本作が出版され、母親のこうした後悔が広く知られていくことには、大きな意義があると信じたい。少なくとも「母性」なんていうあやふやなものよりも、現実の問題として理解され受け入れられていってほしいと強く願う。

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    2025年02月02日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    世の中には母になったことを後悔している人がいる。ただ決して子どもを産まない方が良かったと言っているのではない。必ずしも母親が母性があると思わないこと、世の中にはさまざまな価値観があるということ、価値観の正しさではなく否定しないことを学びました。

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    2024年12月01日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    共感できる部分も。複雑なハッキリ説明できない感情がある。色んな人が居ることは分かったけど、解決策は無い気がする。

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    2026年03月06日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    泣いてしまった。母親という役割に対する、社会からの期待や制約はあまりに大きい。仕事との向き合い方や、夫との関係性もガラリと変わる。ワンオペのエピソードが壮絶すぎた。そりゃ少子化にもなるよね、と思う一方で、社会が変わり始めていることに希望も感じる。取材と記述が丁寧。

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    2025年09月04日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    子どものいない未婚中年の自分が読んでみて当事者からはほんとに分かってるの!と言われそうだけれど社会構造やガンコな考えの一方的で偏屈な価値観や悪意はないがある種、それゆえにたちの悪い行動や発言に傷つけられ、傷ついたことすら口にするなと言われてきた人たちの発言を読めてよかった。3章の消えてゆく自分に登場した女性の高校時代の体験は自分もまさに感じた気持ちで、働いて家にお金をもたらしさらに母という名前で家事育児を一人で担わされる女性を生産することに加担する学校のやり方に反発を感じた。また5章の女性は後悔という言葉の先に進んでいるような印象だった。属性で人を見るのではなく誰に対しても見方がフラットで後悔という状況を理性的に捉えて、進んでいるのが一人の人としてすてきだなと感じた。私の職場は母を手にした女性のほうが多くを得られる構造ではあるけれど。役割、肩書でカテゴライズされ個性を抑圧される、属性によって個性や能力が否定される構造が変わるといいと思う。

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    2025年05月24日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    家族にタイトルを見られないように、こっそり読んでみた。ドーナト氏の「母親になって後悔してる」を読み、感想を寄せた人への取材で出来た本。
    予想以上に共感することがあった。やっぱり私も母親になって後悔してるんだわ。
    子どもを持った途端に脇役になって、自分の人生を歩めなくなった気がすること。やって当たり前、やらなかったらマイナス評価。全部自己責任だから愚痴も言えない。
    他にも共感ポイントはあったけど、どれも家族や友達には話せそうにない気持ち。
    こちらの本を先に読んだけど、実はドーナト氏の本は未読なので早く読まなくては。

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    2025年03月17日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    この本の元となった「母親になって後悔してる」を読んでいたので、手に取った。

    日本の母親から聞こえる声はより一層リアルだった。

    私は、元となった本の「関係としての母」という言葉にものすごく救われたので、この本で新しく得たものは少なかったけど、「子どものファンになる」という言葉で救われた方の紹介がされていて、ああこれは、まさに「関係としての母」の解釈に合致するなと思った。元の本を読んでいない方には、こちらの本をおすすめしたい。日本の現状に合っていてわかりやすい。

    私は2017年に第一子を産んだのだけど、IT業界の総合職ということもあって、産休育休は当たり前の環境にあったため、恵まれていた方だと思う。それでも復帰後は、長時間労働できないことによる皺寄せを肌で感じ、子を持つ母が能力を発揮することの難しさに唇を噛む生活をしていた。

    私としては、長時間労働の是正が急務だと考える。「なぜ男女の賃金に格差があるのか」という本でも焦点になっていたが、女性は一時間あたりの給料でも男性に劣る。それは、男性が、長時間労働ないしオンコールに応えられるという点で重宝されているからだった。

    長時間労働がなくなれば、みんなも私と同じだけしか働けない。母親であるデメリットがなくなる。家に父親が帰ってくる。家族団欒。良いじゃないか。

    それをかなえるために、まず、私が職場復帰したらなにをするか。なにができるか。少しずつで良いから、半径10mから変えていきたい。

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    2025年03月07日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    神聖な母性愛、で母親に全てを担わせることに疑問を投じたルポ。感情を排して伝える事が難しい、母親の苦悩を、最大限淡々としたレポートにまとめたことに大きな意義がある。
    出産行為は、「鼻からスイカを出すようなものだ」と聞いて娘時代は恐怖を感じていた。この表現は、当事者になりうる女性にはリアルに、なりえない男性には「関係なくてよかった、こわ〜」としか感じないフレーズだと思う。私自身現在母親だが、実際は出産行為そのものでなく、その後が大変だ。その部分をリアルに書いたのが本作。だが、受け止め方は「スイカ」のフレーズと同じになるのではないかとは思う。著者、登場する人々全てが女性で完結する。それはそれで、大変意味がある(とても意義がある!一人一人、普通の女性がにっちもさっちも行かない状況である事がリアルに取材できていて素晴らしかった。当事者だけでは声を上げられない。よく抽出したと思う)し、まずはそれを意図されていると思う。しかし、そこで完結していては解決できないことが考察されており、今後男性にリアルに響く切り口での続編を期待する。

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    2024年12月22日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    ネタバレ

    『母親になって後悔してる、といえたなら』―語りはじめた日本の女性たち―(新潮社)
    「母親=幸せ」は、本当にすべての人に当てはまるのか?
    本書は、NHK「クローズアップ現代」の取材をもとに、日本で長年語られることのなかった「母親になった後悔」という声に耳を傾けたノンフィクション。「子どもを愛していない」のではなく、母親という役割を一人で背負わされる社会への苦しみ。

    なぜ「後悔」は語れないのか?
    結婚
     ↓
    出産
     ↓
    「母親だから頑張って当然」
     ↓
    理想の母親像とのギャップ
     ↓
    孤立・自己犠牲・罪悪感
     ↓
    「後悔」を口にできない
    ________________________________________
    ■ 母親への過度な責任
    •「母親なんだから」という社会的圧力
    •家事・育児・感情労働の集中
    •助けを求めにくい空気
    ■ 理想の母親像とのギャップ
    •完璧な母親でいようとする苦しさ
    •「母性神話」に縛られる毎日
    •自分を責め続ける心理
    ■ 消えていく「自分」
    •キャリアや夢を諦める
    •自分の時間がなくなる
    •「私は誰なのか」が分からなくなる

    ■ 働く母親の現実
    •仕事と育児の両立の難しさ
    •家庭内の負担の偏り
    •制度だけでは解決できない課題
    ■ 消えない罪悪感
    •子どもにイライラする
    •十分に愛せていないのではという不安
    •「良い母親」でいられない自分への自己否定
    ________________________________________
    後悔の原因は母親個人ではなく、社会構造にある。
    母親だけに自己犠牲を求める価値観や、
    「母親なら当然できる」という思い込みを問い直すことが必要だと訴える。
    ________________________________________
    キーワード
    母性神話|同調圧力|孤立育児|自己犠牲|ジェンダー役割|ワークライフバランス|社会構造|罪悪感|ライフヒストリー
    __________________________________________
    「母親」を個人の問題ではなく、社会全体の課題として考え直すための一冊。

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    2026年06月28日