新発田米男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・第一次世界大戦後の世界恐慌でイギリス、フランスは自分たちの植民地内のみで貿易を行い危機を乗り越えようとした。
しかし、ドイツ、イタリア、日本はそれだけの植民地がなく危機を乗り越えるのが難しかったため、植民地を広げようとし第二次世界大戦へ。
・第一次世界大戦後のイギリス、フランスの世論は「もう戦争はしたくない」。リーダーはその声を聞き、ドイツに宥和政策→ドイツが徐々に領土を広げていく
・日本はそれまで北進(ソ連側へ)、しかし、ドイツとソ連が手を結んだこと、東南アジアの資源が欲しかったので南進(フランス、イギリスの植民地)へ。
・外国からの侵攻に抵抗する、国の正式な軍隊ではない武装組織をパルチザ -
Posted by ブクログ
・戦間期(第一次世界大戦と第二次世界大戦の間)を扱っている巻。
・第一次世界大戦で戦場にならなかったアメリカが主導権握り、大量生産大量消費社会→世界恐慌
・ロシア革命指導者レーニン死後、スターリンへ。
スターリンはソ連だけでも社会主義国家を建設するという一国社会主義論↔世界革命論
・世界恐慌でアメリカはニューディール政策(公共事業、政府が価格調整、補助金)、イギリス・フランスは植民地内でやりとりする経済ブロック、ソ連は社会主義で乗り切る。
経済基盤が強いアメリカ・ソ連、豊富な植民地を持つイギリス・フランス…このような持てる国に対し、経済ブロックのメリットを受けられなかった持たざる国(日本、ドイ