青依青のレビュー一覧

  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    前作に引き続き、非常に面白かった。
    そして、今回もキャンプの知識がふんだんに盛り込まれていた。
    今回は幽霊の登場はないのか、と残念に思っていたとこら、あぁなるほど、という形で登場させるのも心憎い。
    今回は第二作、さあ果たして第三作は出るのか、個人的には大いに期待したい。

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    2025年08月16日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    人づきあいを疎み、気ままなソロキャンプを楽しむナツ。人気のないキャンプ場で彼女のもとを訪れたのは、顔半分がない女性の幽霊だった。初めて見てしまった幽霊には怯えることもないナツだったが、やがて彼女は現実の恐怖に向き合うことになる。ぐいぐい読める痛快なホラーサスペンスです。
    他人に関わりたくないナツの考え方は、たしかに人によっては「冷たい」と受け取られるだろうけれど。とことん正直で好感が持てます。コミュニケーション能力はむしろ高いしね、彼女。そしてそのそっけなさが幽霊に対してまで発揮されるとは……ちょっと笑っちゃう。
    そして迫りくる殺人鬼との対決。知力と体力、そしてとあるものを利用して殺人鬼を迎え撃つナツの姿はとんでもなく痛快です。案外あっさり終わっちゃうな、と思ったけれど、第一章は前哨戦。第二章が本領発揮。さらなる脅威に手加減なしで立ち向かい、痛快さもまたパワーアップ。逃げることもできるのにとことんやっちゃうのが最高! それこそ読みながらこちらも「やっちゃえ!」ってなりました。
    ナツがただ利己的なだけの人間じゃないということが分かるのも好ポイント。続編も楽しみです。

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    2025年08月16日
  • キャンプをしたいだけなのに

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     純粋にソロキャンプがしたいだけの斉藤ナツが幽霊と遭遇し殺人鬼と遭遇し命懸けの逃避行を繰り広げる新しいタイプのサバイバルホラーで、ハラハラするシーンの連続や殺人鬼との攻防は勿論とにかくに斉藤ナツのキャラが魅力的すぎるのと思わずホロリとさせられるラストまで没頭しっ放しの読書体験だった。

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    2025年06月14日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    ソロキャンプ、殺人鬼、ときてなんだか「フィアー」という小説を思い出して読みたくなった本。

    軽い気持ちで読み始めたら、いやー予想外に楽しませていただきました。
    読みやすかった。
    主人公の女の子のキャラも好き。

    殺人鬼と戦って生き残るサバイバルホラー、という先入観で読んでたんだけど、それだけじゃなかった。
    彼女の過去とか人物を深堀してくれて、最後はちょっとほろっとくる。
    未来へ向かって踏み出す感じの終わり方も読後感がよかった。

    続刊が出る、とのことで調べてみたら「小説家になろう」の書籍化だったんですね。
    追いかけたい。
    面白かった!

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    2025年05月07日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    なんてバランスの良い物語だったんだろう。ホラー、サバイバル、ユーモア、そして感動。文章も好みで非常に引き込まれた。最後の1ページ、最後の1行まで、楽しめた。とてもリアルな人間らしい人間を描き抜いた唯一無二の物語だ。

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    2025年04月22日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    主人公の冷め加減が面白くて、コメディホラーなのかと思って読んでたらまさかの結末で。
    面白くてイッキ読みでした!

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    2025年03月02日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    最初の方、幽霊が出ても無視し続けてて主人公はかなり変わった人なのかな〜とか思いながら読み始めたのに、主人公がんばれ!!ってなったしホロリとした よかった〜〜〜

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    2025年01月01日
  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    酷い目に遭ったのにも関わらず、またもやひとりでキャンプに行く主人公。しかも今回は雪のキャンプ場が舞台。真冬でもキャンプって出来るんですね。
    前回の登場人物たちともかなり仲良くなっていて、彼女たちとのやり取りも微笑ましいなと思いつつ、主人公の人嫌いを疑い始めたところで、彼女の過去が明かされる。
    その過去のエピソードを合間に挟みつつ、殺人犯とのアクションシーンや感動させられるシーンもあって、前作と同様ワクワクしながら読んだ。
    流石に、もうソロキャンプはしないよね?
    もちろん、出たら読むんですけど。

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    2026年09月29日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    人嫌いの会社員ナツは、休日山奥に引きこもりキャンプをするのが唯一の楽しみ。誰にも邪魔されず、ソロキャンプを楽しんでいるところに現れたのは顔面上部のない女。しかも普通に話しかけてくる。
    しかしナツは動じない。そのまま料理を再開する。
    他人に興味がなく無気力なナツに、幽霊の方が戸惑う。さらにナツが訪れたキャンプ場には殺人鬼が潜んでいて…という面白展開なお話。
    主人公が人嫌いだからか冷静で、だけど熱くて強い。めちゃくちゃ良い主人公。
    2章の彼氏との新社会人故のすれ違いの件はとても共感してしまった。
    主人公と幽霊とのやり取りにクスッとさせられ、殺人鬼との戦いや逃走シーンはスリリングで、最後はうるっとさせられる。エンタメの詰まった作品。
    続編が出てるということは、主人公はあんな目に遭ったのに、懲りずにまたキャンプに行くんですね。いいぞ、また楽しみが増えた。

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    2026年09月04日
  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    最初のシリーズをタイトルに惹かれて、軽い気持ちで読んだら面白くて、続きが気になってポチっとしました。

    最初は冷薄な性格の主人公が、キャンプや心霊を通して、人間的な温かさを学んでいく良いストーリーでした。

    ぜひ続きをまた書いて欲しいです。

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    2026年08月20日
  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    キャンプ場で死にかけたにも関わらず、再びソロキャンプに訪れた斉藤ナツ。
    安全な場所と紹介されたはずが、寡黙な老人、謎の少女、不審な配信者と出会い、不安に駆られる中懐かしい人物と再会を果たす…。

    シリーズ2作目は冬のキャンプ場が舞台。
    前作を読んでから1年近く経っていたので、こういうキャラクターだったなあ…と登場人物のおさらいから始まりました。
    作者のキャンプ愛がそのままナツに投影されているかのように、キャンプやアウトドア用品へのこだわりが伝わります。
    ノンストップサバイバルホラーというジャンルですが、ホラー感は少なめで(幽霊はしっかり出てきますが…)結局生きてる人間が1番怖い、人怖要素が強めです。

    ナツの性格がいまいち掴みきれず、過去の学校生活や友人関係が明かされてもこんなことある…?と思ってしまったのが正直なところ…。
    同級生のナオの言動を含め多少の引っ掛かりはあるものの、キャンプ場での事件という展開の読めない面白さと伏線回収は圧巻でした。
    特に事件解決後のお話が切なくて思いがけず感動しました…。(最近『親の都合で狂わされる子供』を扱う作品の読み過ぎで、親は大体敵とみなしてます。笑)

    ソロキャンもいいけど美音たちと共闘するナツも見たいなあ。
    次回はどんな殺伐キャンプが見られるのか、続編が楽しみです。

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    2026年07月18日
  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    因果や結末が少し強引だったかな。
    ただ、前作に続くヒロインは魅力的。
    出来ればシリーズ化して欲しいほど。

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    2026年06月19日
  • さようならアルルカン/白い少女たち 氷室冴子初期作品集

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    還暦が近くなった自分にとって、10代の頃に読んでたであろう、氷室冴子作品。ヒリヒリとした少女期、まさに昭和世代としては懐かしい。スマホもSNSもなかったが、狭い世界でのイジメや妬みもあった。それでも凛とした世界観があった気がする。10代に読んだ小説って、人生にも大きく影響してるんです。

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    2026年06月11日
  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    私は運命を信じない。ただし、運は信じる。運は行動によって引き寄せられるものだと思っている。シリーズ2作目となる今作では、斉藤ナツの過去に大きく踏み込んでいる。人はアナログな生き物で、途切れることなく過去から続く自分自身の積み重ねでできている。それにしても、文章センスは最高だと思う。とてもいい作家だ。

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    2026年05月31日
  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    前作で何度も命の危機に瀕したのに懲りずにキャンプを続ける主人公のナツ。

    今回は前作ほど序盤からノンストップなサバイバルホラーな展開は無く、ナツの雪中キャンプ描写と過去の話を交互に出し伏線を散りばめていく展開。

    前作でナツのキャラが気に入った人はナツの人物像深掘りがしっかりあるのでオススメです。

    罰や運命や奇跡なんてこの世に無く。
    あるのは行動と結果と責任。

    ナツが胸中で何度も呟くこのセリフが、この作品を象徴していると言っても過言では無いです。

    今作も読後感はスッキリ、そしてじんわり優しく沁みて、文章も読みやすいのでエンタメ好きの方は是非!

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    2026年04月19日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    ネタバレ

    面白くて一気に読みました。
    最初の1話でしっかり設定を刷り込んでおいて、からの2話の流れは良かった。
    ちゃんと悪人が痛い目見てるのもよい。
    正直よくある殺人鬼からの逃走!的な話かと思ったらしっかり伏線張り、回収してて良かったしクライマックスの疾走感はめっちゃ良かった。
    自分のことを冷たい人間だと思うようにしている…など心に残るやりとりもあった。

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    2026年04月18日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    趣味のソロキャンプしに行ったら幽霊と遭遇して更にサイコキラーも出てきて襲われたからやられたらやり返す件。と要約したらシンプルな内容ですが構成がうまく一気読みできるエンタメな一冊!

    ソロキャンプをしたいだけの他人に無関心な無気力系女子、斉藤ナツがキャンプ中に出会ったのは殺人鬼に殺されたと語る頭が潰された幽霊。とあるお願いがあると幽霊に相談を持ちかけられ、更にはキャンプ地に殺人鬼が‥‥という展開!

    ホラー映画のファイナルガールの如くピンチに次ぐピンチをフィジカルと根性と勢いで切り抜ける様は恐怖よりツッコミと笑いが出てくる時もありますが怖いところはきっちり怖いです。

    主人公のナツが他人に無関心な理由も作中で語られ、後半は涙腺にくるものがあり爽やかな読後感を味わえました!

    続編も出ていますが、どんだけ運が悪いんだこの主人公!

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    2026年04月15日
  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    ネタバレ

    ナツが今度訪れるのは雪山のキャンプ場。
    紗奈子はシングルマザーとしてYtubeに育児などなどの動画を投稿するが再生回数や内容でヒステリックに。美音とナツはストレス解消で紗奈子を買い物に誘う。買い物シーンもナツのダサい一面が見れて面白い。美音は紗奈子の動画にも参加すると、視聴者のかたが美容室に来てくれて安全なキャンプ場も教えてくれる。これなら安心とナツをその雪山キャンプ場に連れて行く。
    並行してナツの小学生時代の話も紹介される。独特な世界観のナツに憧れる奈緒。奈緒の生い立ちの複雑さをなんとかしたいナツは一肌脱ぐ。
    雪山ではキャンプYtuberレイジが動画を撮っていた。レイジは彼女がいないとのことだったが、彼女が映り込み炎上。久々の動画投稿をしているのかな?というシーン。ナツがレイジの隣でテントを張り、挨拶するもレイジは無視。その後彼女が挨拶に来ると、彼女は奈緒。意気投合するナツと奈緒。しかし、奈緒の頬に殴られた痕があり、ナツは激情してレイジのテントに乗り込むも…あれ?様子がおかしい。
    色んな要素がビシッと繋がるオチは上手い。ナツの人間的一面がどんどん出てくるのも良いです。レイジこと山本貴史のストーリーもジーンとする。
    最後の木下老人も良かったねーメイちゃんも喜んでるよ。

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    2026年02月17日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    ネタバレ

    正直言って、事前に想像していたよりもまず文章がしっかりしていることが、嬉しい誤算だった。
    どうしてもこの手の小説は、そもそものところから厳しいものが多い…という偏見を持っていたが、このデビュー作の体裁は充分商業作品たり得るクオリティに達していると思う、僭越ながら。
    著者のプロフィールの詳細は存じ上げないが筋金入りのキャンパーらしく、さすがキャンプの描写もリアルで、違和感なし。
    内容はまるでパニックアクションホラームーヴィー? のようで、ヒロインが総力を尽くして脅威と死闘を繰り広げる…というベタなものだが、締め括りの後日譚のくだりで、まるで別の小説? と思うほど一気に様相が変わる。
    あまりの振れ幅に一瞬面喰らうが、主人公のナツが見事に再生を果たすこのパートがとても良かった。
    ちゃんと最後で"人間"を描いているという点も、ポジティヴな裏切りを感じたところ。
    また、ファンタジーをリアルにまぶす具合もちょうど良い塩梅だ。

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    2026年02月16日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    無気力系キャンプ女子のナツがソロキャンプに出かけた先で出会うサイコパス殺人鬼と対峙する2話。
    1話目の山間のソロキャンプはナツの紹介とキャンプ蘊蓄もありふむふむ。2話目は湖畔で1話目で亡くなった女性の妹・美音とキャンプに出かけるはずがとんでもないキャンプ場に間違って迷い込んでしまった話。自称冷たい面倒臭がり女のナツがサイコパスから若き妊婦とともに脱出するハラハラ感満点。ナツの本性が美音から語られる最後はしんみりとしていい話。

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    2026年02月11日