K・W・ザリーツェ=コンテッサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホフマンが友人のコンテッサとフケーを誘い、クリスマスに合わせて出版した二巻の物語集をまとめて文庫化した本。クリスマスに合わせて出版されたといっても、クリスマスが題材になっている物語はホフマンの『クルミ割り人形とネズミの王さま』(pp85-206)だけであり、私がこの文庫本を読んだ時期がたまたまクリスマスシーズンだったからなのか、ホフマンがすごいのか、サンリオが一九七九年に人形劇映画にしたものを観ていて馴染みがあったからなのかわからないけれど、やっぱり一番『クルミ割り人形と〜』がすごい。残りの五篇は騎士道物語(あるいはその影響を受けているメルヘン)であり、出版当時でも、時代とずれていたんではな