古河郁のレビュー一覧
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購入済み
学びの断片をイラストで紡ぐ
学びの断片を美しいイラストで紡ぐ雑学本です。
物理、数学、天文学、鉱物、化学、錬金術など、科学の根源的な疑問を、物語性豊かな文章で見開き完結のページで展開していきます。
たとえば、「世界はどうやって作られたのか?」という素朴な問いから、ビッグバンや元素の誕生を詩的に描き、読者の想像を刺激します。
繊細なイラストが、抽象的な概念を視覚的に魅力的に変える点が秀逸ですね。ただ、情報が断片的ゆえに深掘り派には物足りないかもしれません。
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Posted by ブクログ
綺麗だったり可愛かったり!
数学の分野、科学の分野、物理の分野、天体の分野などなど……
それらの定理だったり法則だったりの流れ、軌跡、奇跡などなどを説明した本。
見開きの2ページで、基本片側に説明文、片側にイラスト。
正直説明は難しかった……分からないだらけだったけど、ただ絵も相まって、理解しやすいんだと思う。理系方面で興味のある方には、とても分かりやすいんじゃないかと思われる。
そしてイラスト、12人のイラストレーターさんが関わってらっしゃるっぽいんだけど、この方はきっちりした感じ、この方は可愛い感じ、この方はハッキリした感じ、この人は淡い感じ……とどの方にも個性があって、それなのにど -
Posted by ブクログ
生粋の文系が読むには少し難しい内容ばかりでしたが、差し込まれているイラストが素敵で見入ってしまいます。
世界の不思議っていっぱいあるし、それを解き明かしてきた科学者たちの苦労も伺えます。どこかで聞いたような現象もあったし、解説されても結局わからないものまで豊富にありました。
お気に入りのイラストレーターさんが見つかりました。
多彩な色づかいで淡い印象
hibino yuuki さん
MIKEMORIさん
パキッとした白黒に差し色がオシャレ
パンチさん
ザラザラとした質感でレトロ風
伊東ユウスケさん
オシャレな世界観にユニークなキャラクターが光る
堀北阿希さん -
Posted by ブクログ
この世界はどうやってできたのか?
宇宙はどうなっているのか?
難しいことを考えなくても、ほっこりするイラストをみるだけでなんとなくわかったような気になってくるから不思議です。
そしてもっと知りたくなります。
キラリティ、クエーサー、ミルコメダ…
世界のかけらを集めていくと、世界のパズルが完成するかもしれません。
たとえば虚数。
虚数の発見によって量子力学が生まれ、
シュレディンガーのネコが生まれ、
ラプラスの悪魔が滅びました。
アインシュタインの相対性理論は重力波の存在を予言しました。いつかダークマターの謎が解ける日はくるでしょうか。
おすすめのイラストはp163のスイングバイです。