読書思考トレーニング
AI活用でロジカルにアウトプットする技法
ちくま新書 1901
著:中崎 倫子
出版社:筑摩書房
本書は、本を読んで、自分の意見を作り、何らかの形でアウトプットする、を解説したものです
AIがらみといい、コンピュータ屋の発想かとおもいます。
インプット⇒処理⇒アウトプット は、まさにITの動きそのものです
読書:インプット
Why なぜ読むのか
What 何を読むのか
How どうやって読むのか
書評:アウトプット
記憶・記録:メモ ネタを集める
意見の形成:仮説を立てる
意見の表現:自分の意見を文章として表現する
二項対立的分類
思考を伴う+アウトプット要 思考のための読書
思考を伴う+アウトプット不要 教養のための読書
思考を伴わない+アウトプット要 情報のための読書
思考を伴わない+アウトプット不要 娯楽のための読書
アウトプットあり
未知か、既知か
具体的か、抽象的か
未知+具体 具体的な基礎
未知+抽象 入門的な原理原則
既知+具体 事例、方法論
既知+抽象 具体の背景にある原理原則
入門書の効能
①全体観、見取り図
②専門用語の解説、単語の解説
③具体的な用例、事例
難易度の高い本とは、抽象度が高く、かつ、未知の領域
本の選び方
①人に聞く
②ガイドを見る
③自分で選ぶ
読書の流れ
①目的を決める
②読む本を決める(思考、教養、情報、娯楽)
③読み方を決める(情報⇒速読、思考⇒精読)
読み方の基本
①本を眺める⇒②全体像をつかむ⇒③読む⇒④内容を比較、統合する
本の構造
S:サマリ ⇒ D:詳細 ⇒ S:サマリ
各章、各部、各節の最初と最後には、結論がある
読みを深める 具体と抽象とをいったりきたりする
学びの4段階
①概念の理解 ⇒ ②具体の理解 ⇒ ③体系の理解 ⇒④本質の理解
いきなり、アウトプットできない ⇒ メモをとる
忘れるために、メモをとる、忘れてもいい
マーキングする、本をノートとして使う
読書メモ、電子メモがいい GoogleKeep よかった
感想
①感じたことを書く
②何に対して感じたのかを書く
③なぜそう感じたかを書く
④気づいたことを書く
意見
①論点を確認する
②仮説を立てる
③仮説を検証する
④自分の意見をまとめる
PREP 命題+理由+事例+命題
書くから書けるようになる
①手を動かす
②完璧主義におちいらない
理解するために可視化する 図表、写真、図解化する
目次
はじめに
序章 読書法の全体像
第1章 なぜ本を読むのか?
1 「目的」は読書の要
2 アウトプットの観点から「目的」を分類する
3 思考という観点から「目的」を考える
4 情報・資料の種類という観点からの「目的」
5 読書の「目的」は思考・情報・教養・娯楽の4種類
第2章 何を読むか?
1 選ぶ軸──直近のアウトプットはあるか?
2 未知の分野の本の選び方
3 既知の分野の本の選び方
4 本を選ぶ手がかり
5 紙か電子か
第3章 どう本を読むか?
1 「どう読むか」を分解してみる
2 インプットにどれくらい時間をかけられるか
3 本の読み方を選ぶ──思考か情報か
4 思考のための読書──具体的な方法
5 情報のための読書──具体的な方法
6 「読み」をさらに深めるために
第4章 どう記憶・記録するか?──アウトプットの下準備
1 忘れることを前提に読む
2 記憶と記録の使い分け
3 「読書メモ」を作成する
4 生成AIを読書記録にどう使う?
第5章 メモから仮説へ──どう言語化するか?
1 まずは感想を書いてみる
2 直感から仮説へ
3 仮説をロジックで検証する
4 生成AIで思考力を高める
第6章 読むこととアウトプットの最強の関係
1 アウトプットすることの効用
2 書くことを習慣化する
3 視覚的表現を取り入れるコツ
4 生成AIを活用して執筆する
5 読書会に参加してみる
おわりに
参考文献
ISBN:9784480077301
出版社:筑摩書房
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:980円(本体)
2026年02月10日 第1刷発行