ジャックヒギンズのレビュー一覧

  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    1975年に発表されたベストセラー小説。
    1943年ナチスドイツ下落下傘兵精鋭部隊がイギリス首相チャーチルを誘拐する作戦を実行しようとする話。
    「イーグルハズランデッド」という言葉だけでもうすでにかっこよすぎる。
    登場人物それぞれのキャラクターも無駄なく表現され、シュタイナ中佐もケーニヒもすばらしくかっこよい。残虐なドイツ兵という印象を忘れさせる。
    戦争は無意味なことの積み重ねだと思うが、無駄なことだとわかっていながらやらねばならないことを貫くところに、胸をつく話がうまれるのだとあらためて思わせる作品である。

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    2014年01月08日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    これは本当におすすめです!
    いわゆる冒険小説。チャーチルを誘拐するため、ドイツ軍の落下傘部隊がイギリスの田舎町に降り立つ。無慈悲に描かれることが多いナチスのドイツ兵、そのひとりひとりがなんともいえない味を出す。さらにIRA闘士もそこに絡んで。このジャンルを代表する1冊であることは間違いない。ストーリーで読ませる。登場人物の魅力で引き込む。
    タイトルを知りながら、今日まで読んでいなかったことを後悔。
    海外小説は翻訳がいまいちだから、とかなんとか言ってる人は本当におもしろい小説がどんどん流れ落ちていくのでしょうね。

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    2013年12月29日
  • 死にゆく者への祈り

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    ヒギンズ自身が押す一作。鷲は舞い降りたと並んでこれが傑作と押す人も多いでしょう。IRA物ですがファーガスン准将もデヴリンも出てきませんし、ミリタリー・インテリジェンスっぽさもなく、ひたすらハード。元IRAの闘士がギャングと丁々発止の戦いを繰り広げるというプロットそのものは「鷲は舞い降りた」でも「嵐の眼」でも嫌というぐらい使われていますw

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    2009年10月04日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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     読むのは何度目くらいになるだろうか。もう自分でも良く思い出せない。初めて読んだのはいつ頃か。大学生の頃か、社会人になった頃か。マクリーンから始まって、冒険小説を読みあさっていた頃に手にした。「深夜+1」を先に読んでいたのだと思う。

     改めて読んでみて、こんなにサービス精神満載の作品だったんだなあとびっくりした。読み始めの展開、つまりノンフィクションとフィクションの境界を曖昧にしながらルポ的に始まるあたりから、作戦の進行をある意味淡々と書いていくあたりは、後のフォーサイスを読んでいるようである。中盤から後半にかけて、サスペンスにあふれる犯罪小説的であったり、アクション満載の戦争小説であったり、ラストのそこはかとなく皮肉な結末まで、実にいろいろな要素を盛りこみながらぐんぐんと読者を引き込んでいく物語の力は、名作と言うにふさわしいものだと感じる。

     登場人物は誰も印象的。作者に愛されている立派な人物が多い中で、はっきり敵役・憎まれ役として描かれている人物が露骨にいて、それが少し残念な感じがする。第二次世界大戦を背景にしているのだがら、逆にこの程度は最小限として認めるべき(むしろドイツ側に素晴らしく魅力的な人物が多いことを考えるなら)なのかもしれない。

     自分なりの正義と美学を貫く力強い軍人に魅力的な人物が多いが、出色なのはアイルランドのテロリストだろう。ただ彼の場合は評価が分かれるところがあるかもしれない。いろんな意味で興味を引かれる人物だし正直かっこいいと思うけれど、こういう作戦をするにはあまりにも雑な部分が多いような気がするし「おいおい、そんなことをやっている場合かよ」とツッコミを入れたくもなる。でもそこが魅力なのも間違いなく、作者自身もとても気に入っていることが読んでいてわかる(実際この後もいろんな作品に再登場したりする)。

     とにかく読み応えがあり、とことん楽しませてもらえる作品である。作者の特色である(と僕は勝手に思っているが)男のロマン、哀愁、誇りといったものもたっぷりと盛りこまれて、さっくりとしたハイボールかと思って吞みはじめたら濃厚で香り高いストレート・ウイスキーだったような印象である。たくさんの人に読まれてほしいし、絶版になどなってほしくない作品である。

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    2025年10月13日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    イギリスの作家「ジャック・ヒギンズ」の冒険小説『鷲は舞い降りた(原題:The Eagle Has Landed)〔完全版〕』を読みました。

    「ディック・フランシス」、「コリン・デクスター」、「ボブ・ラングレー」に続き、イギリス作家の作品です。

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    鷲は舞い降りた!
    「ヒトラー」の密命を帯びて、イギリスの東部、ノーフォークの一寒村に降り立ったドイツ落下傘部隊の精鋭たち。
    歴戦の勇士「シュタイナ中佐」率いる部隊員たちの使命とは、ここで週末を過ごす予定の「チャーチル首相」の誘拐だった!
    イギリス兵になりすました部隊員たちは着々と計画を進行させていく…使命達成に命を賭ける男たちを描く傑作冒険小説―その初版時に削除されていたエピソードを補完した決定版。
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    『東西ミステリーベスト100』で海外篇の19位として紹介されていた作品です、、、

    「チャーチル首相」を誘拐せよ!という奇想天外な作戦、使命達成に命を賭ける「シュタイナ中佐」率いるドイツ落下傘部隊の精鋭たち、男たちの勇気と闘志を謳いあげた傑作でしたね… 愉しく読めました。


    イギリスのノーフォーク北部にある田舎町スタドリ・コンスタブル、この地を取材で訪れた「ジャック・ヒギンズ」は、教会の墓地の片隅に隠匿されていた墓石を発見する… そこには「1943年11月6日に戦死せる「クルト・シュタイナ中佐」とドイツ降下猟兵13名、ここに眠る」と刻まれていた、、、

    奇妙な墓碑銘の真実を探す旅を始めた「ヒギンズ」はやがて、かつてドイツ軍が実行したある作戦を知る… 時代は第二次世界大戦まで溯ることに。

    1943年、ナチス・ドイツの敗色が濃厚となる中、幽閉されていた「ムッソリーニ」を「オットー・スコルツェニー」が指揮する空軍降下猟兵部隊と親衛隊特殊部隊が救出した一件は「ヒトラー」を狂喜させ、宿敵「チャーチル」の誘拐を口にさせる… 軍情報局長官の「ヴィルヘルム・カナリス提督」は、所詮は総統の思いつきに過ぎない、到底実行不可能なこの考えを、部下の「ラードル中佐」に形だけの検討をさせることにしてうやむやにしようとした、、、

    しかしその一週間後、スタドリ・コンスタブルに暮らすボーア人スパイ「ジョウアナ・グレイ」が、「「チャーチル」が村から近いスタドリ・グレインジで休暇を過ごす予定がある」ということを、具体的な日時・宿泊場所と共に連絡してくる… この情報はゲシュタポ長官の「ヒムラー」にも伝わり、「ヒムラー」は反ヒトラー派の「カナリス」には隠密にして、「ラードル」に直接、「チャーチル」の誘拐を実行させることを強要する。

    「ラードル」は実行部隊を落下傘降下で潜入・潜伏させ、「チャーチル」確保後に高速艇で回収する計画を立てるが、敵国での潜伏のためには現地の「グレイ」と協力できる工作員が不可欠だった… そこで「ラードル」は、現在はベルリンで保護・監視されている元アイルランド共和軍(IRA)の歴戦の工作員「リーアム・デヴリン」に白羽の矢を立てる、、、

    「デヴリン」はいつか来る死を予感しながら、祖国アイルランドの独立を夢見る闘士でもあった… 続いて「ラードル」は、作戦を指揮する落下傘部隊の隊長として「クルト・シュタイナ中佐」を指名する。

    「非常に頭が良くて、勇気があって、冷静で、卓越した軍人……そして、ロマンテックな愚か者だ」名も知らぬユダヤ人の少女を助けたがために部隊ごとチャンネル諸島へ追いやられ、人間魚雷を操っている伝説の落下傘部隊長「クルト・シュタイナ中佐」、「ラードル」と「デヴリン」は直接に彼の元を訪れ、彼らを呼び戻す… 英国へ潜入した「デヴリン」に惹かれる少女「モリィ・プライア」を始めとするコンスタブルの人々、、、

    闇商人の「ガーヴァルド兄弟」とロンドン警視庁の「ロウガン警部」、降下部隊の輸送役として選ばれたパイロットの「ゲーリケ大尉」… 「ヒムラー」が作戦の監視役として送り込んだイギリス義勇軍の「プレストン少尉」、そして僻地コンスタブルに左遷されたアメリカ軍レインジャー部隊の「シャフトゥ大佐」。

    様々な人間の思惑が交錯する中、「ラードル」達は遂に作戦開始日の11月4日を迎える… 悪天候の中ノーフォークへ降下する「シュタイナ」達、、、

    降下成功の報を受けた「ラードル」は「ヒムラー」に暗号文を発信する… <鷲は舞い降りた>。

    作戦の成就に向け、登場人物たちはそれぞれの思惑に従って己の任務を果たそうとするが、「シュタイナ」の部下が溺れそうになった兄妹を助け、自らは水車に巻き込まれて死んでしまったこと等をきっかけにして計画には綻びが生じていく… 任務を果たすため、強硬手段に出る「シュタイナ」たちだったが、次第に追い詰められていく、、、

    全体で600ページ強のボリュームなのですが… <鷲は舞い降りる>のは400ページを過ぎたあたりで、作戦行動までのエピソードが長く、序盤から中盤はやや冗長な感じはしましたが終盤の作戦行動後の展開が盛り上がるのは、中盤までの伏線がしっかりしているからなんですよねぇ。

    ホント、愉しく読めました… それにしても「シュタイナ中佐」を始めとする、第一線の将校・兵士達のカッコ良さはハンパないですね、男気あふれる好人物で、不器用な優しさやひたむきさをあわせ持っているんですよね、、、

    そして、男としての生き様(死に様)をしっかりと見せてくれます… 史実から、「チャーチル首相」誘拐作戦は失敗に終わることはわかっているんですが、それでも、最後の最後まで「シュタイナ」なら成功してくれるんじゃないか、いや、是非、成功させてほしい と感情移入しちゃうほどの魅力的に描かれていました。

    面白かったです♪


    以下、主な登場人物です。

    「クルト・シュタイナ中佐」
     ドイツ落下傘部隊隊長

    「リッター・ノイマン中尉」
     ドイツ落下傘部隊副隊長

    「ヴァルター・シュトルム軍曹」
     ドイツ落下傘部隊隊員

    「ハーヴィ・プレストン少尉」
     元イギリス自由軍兵士

    「カール・シュタイナ少将」
     クルトの父

    「ペイター・ゲーリケ大尉」
     ドイツ軍パイロット

    「マックス・ラードル中佐」
     ドイツ軍情報局(アプヴェール)Z部隊第3課課長

    「カール・ホーファ軍曹」
     ラードルの助手

    「ジョウアナ・グレイ」
     ドイツ軍情報局(アプヴェール)の女スパイ

    「リーアム・デヴリン」
     IRAの兵士

    「フィリップ・ヴェリカ」
     神父

    「パミラ・ヴェリカ」
     フィリップの妹

    「ジョージ・H・ワイルド」
     スタドリ・アームズの主人

    「アーサー・シーマー」
     木こり

    「モリイ・プライア」
     ホッブズ・エンドの娘

    「サー・ヘンリイ・ウィロビイ」
     退役イギリス海軍中佐

    「ベン・ガーヴァルド」
     闇商人

    「リーベン・ガーヴァルド」
     闇商人

    「ジャック・ロウガン」
     ロンドン警視庁警部

    「ファーガス・グラント」
     ロンドン警視庁警部補

    「ロバート・E・シャフトゥ大佐」
     アメリカ軍レインジャー部隊隊長

    「ハリイ・ケイン少佐」
     アメリカ軍レインジャー部隊隊員

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    2023年01月28日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    第二次世界大戦時、チャーチル首相を誘拐する特殊任務を受けたドイツ軍部隊が主役。

    主役であることもそうだし、ドイツ軍がかなり真っ当な兵士として描かれているのが珍しい。

    主人公であるシュタイナ中佐と、アイルランド人のデヴリンがとても魅力的。

    歴史から見れば成功しないことが決まっている任務なんて面白いのかと思ったけど、読んで納得。

    準備期間も面白いし、失敗が確定してからのシュタイナ中佐の行動がめちゃくちゃカッコイイ。

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    2022年06月02日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    冒険小説の古典中の古典。
    30年ほど前、大学生時代に読んだ。一気読みだった。今回はジャック・ヒギンズのオリジナル原稿による完全版。
    第二次大戦末期、ナチス・ドイツは劣勢な戦況を挽回するために、あっと驚く秘密作戦を計画する。イギリスの田舎町スタドリ・コンスタブルにお忍びでやってくるチャーチル首相を誘拐しようという計画だ。
    IRAのリーアム・デブリンとクルト・シュタイナー 中佐が率いるスターリングラードの死闘を生き延びた落下傘部隊の面々は密かにスタドリ・コンスタブルに潜入する。果たして誘拐作戦は成功するのか。

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    2020年11月22日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    第二次世界大戦中、ナチスドイツのチャーチル誘拐作戦を描いた冒険小説の名作。

    過去に映画を観てストーリーを知っていたが、魅力的な登場人物満載のストーリーであったと発見があり、読んで良かったと思う。

    実直的なドイツの職業軍人と官僚的なナチスとの違い、閉塞感のあるイギリスの田舎町などを描いており、中途半端なフィクション戦記物とは一線を画している。

    また、主人公のヒーロー的なラストもいいが、補完された切ないエピローグも素晴らしい。

    愛弟子とも言える佐々木譲の作品よりは、実際の作戦開始までは、テンポが悪い気がしましたが、読む価値は、衰えいないです。

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    2018年03月19日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    旧時代のエンタテインメントであることは否めないけど、この小説が現代の冒険物の雛型のひとつとなっていることを思えば、基軸として押さえておくべき一冊。

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    2016年11月04日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    ネタバレ

    冒険小説の金字塔と呼ばれる本書。
    第二次大戦末期、敗戦色濃厚なドイツ軍にイギリスのチャーチル首相誘拐のチャンスが訪れる。その任務に従事する落下傘特殊部隊の話。

    主人公は珍しく第二次大戦下のドイツ軍将校。
    通常、こういった小説でのナチスドイツ軍人は頭のいかれた鬼畜として描かれるが、本書に出てくるドイツ軍人は必ずしもナチスドイツに賛同はしないが、国のために戦う高潔な軍人達として描かれている。

    そのため、正義の云々の話ではなくて、純粋に高潔な男の生きざまが描かれている。

    前半は中弛みしたが、佳境に入ってからは面白かった。

    ちなみにこの話は史実にある程度基づいているらしい

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    2014年07月12日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    ネタバレ

    非常に映画的な小説。どうかわからないけど、敵方にも味方にもそれぞれいい人間、悪い人間、色々いる、というところがガンダムっぽい。

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    2014年01月08日
  • 死にゆく者への祈り

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    元IRAの天才ガンマン、マーチン・ファロン。元軍人の神父、ダコスタ。そして葬儀屋にして暗黒街のボス、ジャック・ミーアン。

    異なる、そしてそれぞれが豊かな個性を有した男たちが繰り広げる相克のドラマ。緊密なプロットといい、芯の通ったキャラ造形といい、ジャック・ヒギンズ作品の中でも傑作といっていいでしょう。

    とにかくファロンのキャラが魅力的です。哲学と音楽に通じた天才ガンマン。知的で諧謔に富みながらも、自らの過去に絶望し死神を待ち続けるだけの男。その陰影に富んだ個性は強い印象を残します。

    モノクロームの映像が浮かび、雨の音が聞こえてくるような文体もまた素晴らしい。お勧めです。

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    2012年11月06日
  • 死にゆく者への祈り

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    IRAの殺し屋、神父と盲目の少女、札付きの悪人、そして雨。作者ジャック・ヒギンズの世界はモノトーンに、少しだけ悲しみに包まれています。ハヤカワ文庫からでています。作者が一番気に入っている作品の一つ。

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    2009年10月04日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    ネタバレ

    神父が最後に語った衝撃の事実。まさかのチャーチルが替え玉だったとは。もし仮にあそこで彼を撃ったとしても、歴史的には何も変わらないということ。そしてその替え玉を狙ってドイツ軍もそうだし、イギリス軍もそうだし、たくさんの命が失われた。

    しかもである。その事実はイギリス軍側にも伝えられていなかったということか。イギリス側の方が一枚上手で、その策略にドイツ側が踊らされた。これはまさにどんでん返しだな。最後にすごい。

    これがなかったら、いわゆる戦争ものというか冒険もので、戦争ものの主体を中心としたドイツ軍兵士たちの活躍というか、なんというか、生々しい戦場を描いた話だったんだけど、最後にこれが来ることによって、そもそも戦争ってなんだろうかというか、何かを信じて戦って命をなくすということがなんだろうかというようなところに、ちょっと考えが行く。

    正しいと思っていたものが正しくなかったっていうか、そういったのは最後にちょっとびっくりさせられて面白かった。星3.3くらいかな。

    シュタイナーとデブリンとモリーのストーリー、その他いろんな人たちのストーリー。でもやっぱり登場人物が多すぎて、途中でなんだかわからなくなってしまったけれども。

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    2025年12月01日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    ドイツ軍によるチャーチル誘拐のドキュメント。史実とフィクションを取り混ぜて語る著者の語り口はなかなかに迫真に迫るものがある。

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    2018年11月12日
  • 鷲は舞い降りた〔完全版〕

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    ネタバレ

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    ヒトラーの密命で、劣勢のドイツ軍の落下傘部隊がイギリスに降り立ち、休暇予定のチャーチルを誘拐しようとする話。落下傘部隊シュタイナ中佐やIRAのデヴリンなどを通して使命達成に賭ける人間を描いている。著者曰く50%は証拠書類がある史実らしいが、どこまでかは不明。話の詳細までついて行けない部分も。スパイ活動も交えて着々と準備を進めていくあたりや著者のルポの様子が冒頭と最後にあるあたり、モリィのデヴリンへの想いによる言動などなかなか面白い。続編も気になるところ。シュタイナのチャーチルまでたどり着くも打てなかったあたりと、実は影武者だったりあたりもなかなか面白い。アメリカに亡命したデヴリンの子を産んだモリィは別の人と結婚してるのは現実感。

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    2018年07月08日
  • 死にゆく者への祈り

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    IRAを抜けた男マーチン・ファロンは、殺人現場を神父に目撃されてしまった。神父と、暗黒街の顔役、そしてマーチン・ファロンの三者のドラマが始まる。

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    2009年10月04日