藤田壮眞のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まずはタイトル、「私は、あなたと私の区別がつかない」
どゆこと?発達障害の人って世の中全部の人が自分なの?
「サリー・アン課題」の例えがわかりやすい。自分の知ってることはみんなが知ってる。他人に感情があることも認識できない。
他にも彼特有の世界があるのだが、健常者向けにできている社会と彼の間に強烈な齟齬があることがわかる。
オーストラリア研修を体験して、
筆者には英語のダイレクトさと社会のストレートさが生きやすいと述べていた。日本語も日本の社会も曖昧さや暗黙の了解が多いが、彼には苦手な分野だ。
しかし彼は諦めない。がむしゃらに困難に(主に学習)立ち向かう。彼の「快適な居場所を失いたくない」という執着が積極性を生んでいるのだろう。そのエネルギーに脱帽。
「一番、逃げたいのは、発達障害からだ」
「逃げるのは、理想と違う自分を許すこと。多分、そういう意味だ。」
誰もが他人と違う特性を持っている。私も怒りを不要に長引かせ、周りの雰囲気を壊す困った癖がある。そのような特性の現れが社会生活に困難が生じるレベルかそうでないかの違いだけ。その線引きに絶対の指針はない。住んでいる国、環境、時代によって変わると思う。
「発達障害は治らない、でも成長することはできる」。彼の言葉の力強さ。
私にできることは多分多くない。
私に見えている世界が絶対でがないと認識することがまず第一ステップ。 -
Posted by ブクログ
この作品は自閉症をもつ作者がどのように感じて、どう行動しているかが書かれている一冊です。
自閉症、難儀ですね。食い意地の張った身としたら、野菜の切り方が違うと食べられないという点です。口の中の感覚が鋭いというところからきているようです。こうなると、食べない方も大変ですが、作る方も大分大変だなぁと。
あと、きれいなトイレじゃないと用を足せない。」学校から家まで我慢というのも中々辛いものがあります。トイレがきれいが学校を受ける選択肢になるとは提携発達の身としては分からないポイントでした。
正直なところ、発達障害、自閉症について知らなかったからこそ怖さもありましたが、知ったことからの怖さもありました。もちろんこの作品は素BERの特性持ちで自閉症のかtに当てはまらないとは思うのですが、すくなくとも私はこの方になんだか妙な違和感と怖さを感じました。多分、思いもよらないポイントに感覚が鋭いというところかなぁと思うのです。