藤田壮眞のレビュー一覧

  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    興味深く読んだ。
    いろんな音が並列で聞こえてきて、自分にとって必要な音が分からない。人の表情・感情が分からない。同じ生活パターンでないと混乱する。こだわりが強い。食も自分が認めたものでないと食べない。切り方が違うと食べない。不安が強いからこだわるし、どうしたらいいか分からなくて走ったりしてしまう。
    自分と重なる部分もあった。必要以上に怖がったり、過集中気味なところ、人の気持ちが分からない。人の気持ちが分からないのは、少しずつ経験で積み重ねて分かってきた部分が大きい。私の場合はおそらく他人への興味が薄く、相手が何を考えてるかを察知できなかった。小学生の頃、なんでみんな分かるんだろうと思っていた。

    0
    2026年01月16日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

     15歳の藤田壮眞くんが記した「自閉症から見える世界」です。当事者(こんな若い子)の自伝は、とっても素晴らしい内容でした。自分と向き合い必死に綴った文章は、読むほどに爽やかで魅力的です。

     内容は、幼稚園〜小学校〜高校(現在)と続く9章構成で、経験したことを振り返りながら、現在地(成長した)視点で描かれます。
     自身の外見や行動が相手に与える誤解、苦手なコミュニケーションで生じる不調、特性による世界の見え方・聞こえ方など、興味深いことばかりです。

     壮眞くん自身は、本書を「自閉症のわたしの取扱説明書」と例えています。なるほど、同じ自閉症でも個々の特性は違うらしいですが、読み手への貴重な記録

    0
    2026年01月06日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    自閉症の高校1年生による、自分から見た世界の見え方の記録。違いを理解して、説明できることがすごい。発達障害者も生きやすくなる社会はどんなものだろうとしみじみと考えてしまった。

    0
    2025年12月29日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    一人の男の子の人生が描かれていた。
    こんなにもわかりやすく自分の気持ちを整理して描いていて、自閉症だという特性についても整理して述べていてすごいなと思った。
    お母さんがすごいと思った。
    二人三脚で道を模索すること、なんでもやってあげるのではなく、提示したり、決断を委ねたり、お母さん一周目だというのに達観している。
    この作品を読めて良かった。

    0
    2025年12月27日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    賞を受賞された作文に衝撃を受け、本書も読みたいと思って手に取りました。
    自閉症の当事者からみた世界、感覚の一端に触れることができた。人によってその特性は様々だろうけど、発達障害について思いをよせるとても良いきっかけを与えてくれました。
    純粋にこの分量の文章をまとめあげられたこと、とても多くの時間と労力を割いてくださったのだろうと想像します。
    他の人にも薦めたい一冊です。

    0
    2025年12月09日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    中学3年生夏の作文コンクールで文部科学大臣賞をとった自閉症の高校1年生が、これまでに見て感じてきた、自分のうちとそとのお話。

    悩みながら生きるということはだれにでも共通しているが、自閉症の人にはパターンがあるので、パターンのカテゴリ分け、自覚、継続して覚える、ということで成長していくらしい。家族や友達や先生との会話が多く、そこからたくさんの糧を得ているのだろうと思わせる筆致が美しい。普通のエッセイとしても十分におもしろい。

    0
    2025年08月19日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた本。
    高校1年生の自閉症当事者の方が書いたエッセイ。

    自閉症をもつ人がどのように感じているか、どのように世界を見ているかの一面が知れてとても興味深かった。

    0
    2025年02月15日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    自閉症の人の感じ方の一端が見えました。
    高校1年でこれだけの文章を書けることが素晴らしいです。また、お母さんの息子さんへかける言葉も素晴らしいです。
    英語がわかりやすいというくだりが面白かったです。

    0
    2025年02月10日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    自閉症に限らず、人との違いや、社会の中での困り感をオープンにすることが当たり前に受け入れられる社会だといい。

    0
    2025年02月01日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    今まで外側からしか見てこなかった自閉症当事者自身から見えている世界がどのようなものなのか理解が深まった。自閉症である以前にひとりの人間でありそれぞれの足で生きているのだと感じた。最後のお母様の文章にグッときた。

    0
    2025年01月25日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    これは素晴らしい本。
    テンプルグランディンのように、自閉度が高いながら、定型社会と自分との違いを掴み言語化に成功している。
    多くの人に薦めたい一冊。
    ー1番大切なのはあなたが笑顔で元気でいることです。
    心からそう願う。

    0
    2025年01月16日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    いろいろな感情が湧き上がってきました。
    4歳の時に自閉症スペクトラム症と診断された16歳の藤田壮眞さんが自分自身の過去と未来について書いた本です。
    自分自身のことを客観的に取扱説明書のように書いていてすごいの一言しかないです。
    この1冊を作り出すまでどれだけの時間を費やしたのか、どれだけ沢山の人が関わったのかを想像すると、この本の意味、重みがとてつもないものに感じます。

    9章「これからのことについて」で、「もう少し、あとしばらく子供でいい。」と言う壮眞さんは、すでにもう思慮深さを携えた大人なのだと感じました。
    「逃げるのは、理想と違う自分を許すこと。たぶん、そういう意味だ。」

    繰り返して読

    0
    2024年10月29日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    15歳の当事者さんによる自伝。
    身近に自閉スペクトラム症人がいるので、興味深く、また、比較しながら読ませて頂きました。
    具体的で、その光景が目に浮かぶようでしたし、いくつかのエピソードは私の身近な人にも似ているお話もありました。

    私の身近な人は、語る術を今は持たないので、壮眞さんのエピソードは大変興味深いものでした。
    いつか、あの時はどうだったのか教えてくれる日がくるだろうか。知れたらいいなぁと思いました。

    しかしながら
    お母さまのあとがきを読み、
    生みの苦しみをヒシヒシと感じました。
    お疲れ様でした。

    書いたことで、
    壮眞さん自身の助けになると良いなと心から思いました。

    ありがとうご

    0
    2026年01月06日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    一人ひとり、違うけれど、自閉症の方達がこの世界をどう見て生きているのかを知る手助けになる。
    こだわりが強い、ルーティンから外れることが起こるとパニックになる、騒がしいのが苦手等
    中でも表題であるわたしはあなたとわたしの区別がつかない。
    これは、共感性や感情が読み取るのが苦手なことに繋がる。
    「誰か」を認識できないんだそうだ。
    なので、自分が知ってることは、みんなも知ってると思ってしまう。
    友人から自分がどう思われてるのかなんてことは考えたこともない、「誰か」の視線を感じることがないからだと彼は語ってる。
    人前も怖くない、知らない誰かに話しかけるのも躊躇もない…そこはちょい羨ましい
    また、ありが

    0
    2025年12月27日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    自閉症からみた世界が少しだけ分かった気がしました。
    よく特性の話は聞くけどこの本は具体的で例えば…と事例を挙げてあったりその時の気持ちが書いてあったりでとても新鮮で分かりやすかったです。
    幼稚園編から始まり高校編まであり成長の過程が見てだんだん親目線になって高校編読んでると大変やったのによう成長したねって気分になりました(笑)
    あと中学3年生の時に書かれてるので当然なんですが文章から若さを感じて(8番出口とか推しとかの単語が)余計親目線に…(笑)
    でも文章は読みやすく客観的に書けててすごい。
    ほぼ全てのページにイラストが書いてあって可愛いかったです。

    自閉症なだけで特別不幸なだ

    0
    2025年09月11日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    見えている世界を共有してくれたことに感謝の気持ちをもった。

    発達障害と共存し飼い慣らす
    逃げるのは、理想と違う自分を許すこと

    そんな捉え方があることを教えてもらった。


    一口に発達障害と言ってもいろんなケースがあり、個性というグラデーションがある。

    枠にはめて考えがちだけれどもその人自身の話を聴けるようになりたい。

    0
    2025年07月31日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者は15歳。自閉症当事者。
    自らの見えている世界を文章で表現した本。

    「私はこの本に書いたように、幼い頃は周りが見えなかった。いはま見えている。わたしたちは、ゆっくり成長するのだ。いつまでもずっと同じ自閉症ではない。」
    あとがきより


    こんなに自分のことを客観的にとらえられ、文章にできるのがすごい。自分と他人が違うということを認識するだけでなく、何が違うかまで説明できている。きっとそこに至るまでの背景にたくさんのトラブルがあり、その都度その都度、親御さんや支援者の方々がひとつひとつ説明してきたんだろうなぁと思う。

    周囲から言われてきたたくさんのことを自分の中で消化して「理解できたし求め

    0
    2025年03月01日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    ASDの人が見えている景色の一端を見ることができた気がする(見えたわけではなく、気がするだけ)。学び・気づきがあった気がする。

    0
    2025年01月13日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    本書p180より
    「わたしは発達障害であることを喜んでいない。普通であったら良かったと、繰り返し思う。でも母は、わたしから発達障害をとったら、別の人間になると言う。」「正しいとも、そのままで良いとも言わないが、ただ好きだと言う。」

    0
    2024年12月16日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自閉症の著者が、普段どんな風に世界を見ているのか、何を考えているのかについて、とても分かりやすい文章で綴られている。
    幼稚園の先生を車だと思っていたり、猫と言おうとして山羊と言ってしまったり、当事者だからこそわかるリアルな視点に学びを得た。
    もちろんこれが当事者全員に当てはまる訳では無いということを念頭に置いた上で読むのが大事だと思った。
    自閉症の一端を知るのに最適な一冊。

    0
    2024年11月02日