阿部幸大のレビュー一覧

  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    論文と聞くと、きちんと書いた経験がないということもあり、かなり苦手意識を持っていたが、反証可能なアーギュメントをパラグラフライティングを用いて論証することである、という筆者の主張はビジネスの場でも通用する内容で非常に分かりやすかった。また、アーギュメントの作り込みや論文の読み方に関する演習、具体的にどの程度の引用をすれば良いかなどの指示もあり、論文に関するモヤモヤは取り払われた。

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    2025年05月18日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    すごく読まれていると以前から見聞きしていてすごく興味があったので買ってみた。

    私の頭では一度では理解できなかった。
    というか、書かれていることを実践に落とし込んで初めて意義がある本だと思う。

    8章まで読むとアンパンマンを深く知ることができるのがまた面白いところ。

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    2025年05月08日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    初学者が独力で学術論文を書く方法を指南する本。
    ただし人文学系のレポート、論文を念頭に置いている。

    書くまでに必要な作業は以下のような感じ。
    (なお、以下はメモを作って、先行文献や資料を集めて詠み込んで…という作業は行ったり来たりするのだろうから、単線的な「手順」というのはふさわしくない)

    1 論証が必要な命題である「アーギュメント」を作る
    2 アーギュメントを鍛える
    3 メモからパラグラフを起こす
    4 先行研究のフォーマットを研究し、パラグラフ解析をする
    5 抽象度を調整し、必要な情報を組み合わせて論証する「長いパラグラフ」を書く
    6 先行研究を批判的に引用し、自分のアーギュメントのアカ

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    2025年04月20日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    論文とはどう書くのが正解なのか。
    人文社会科学系の研究の手法を明確にしてくれる好著。

    仮説にこだわりすぎなくてよいのは少しホッとする。
    こういう考え方もアリなのね。というかスタンダードなのね。

    アーギュメントの価値については特に印象に残った。
    アーギュメントはアカデミックな価値を持たなくてはならないということ。当たり前なんだけど、はっきり言いますね。アーギュメントにアカデミックな価値がないかぎり、論文として成立しないというところも、サクッと本質に切り込んでいて気持ちいい…
    だから、論文とは、アーギュメントを提出し、それが正しいことを論証するもの。

    アンパンマンで例文が書かれているのが、今

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    2025年04月14日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    文系の論文の型が気になっていたことと、話題だったので手に取ってみた。

    内容は平易ではないが、興味深かったり、目から鱗の記述が多く、新しいという書名を体現していると感じられた。

    難しすぎると感じたら、後ろの9章から読んでみるといいかもしれない。

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    2025年02月05日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    論文を書くにあたっての理論がまとめられていて、本当に助かる。文章に関しての見識も深めてくれる一冊だと思う。

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    2025年01月19日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    ●「論文はアーギュメント(主張)をもたなくてはならない」、そういうことさえ知らなかった自分にとって、普通にためになる内容だった。また、勉強となる内容というだけでなく、読ませる文章で面白く読めた。

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    2024年11月28日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    ネタバレ

    本文は、パラグラフライティグで。守りの文章。丁寧な論証が必要。
    イントロダクションにすべてを込める。査読者はここで判断する。

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    2025年07月08日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    コンサルの仕事の中での論理構築に役立つかと思ったが、論文を書くわけではないので途中で読むのを止めた。「アーギュメント」という言葉を使っているが、MBAで出てきた「イシュー」と同義と捉えられるし、1パラグラフ1メッセージは1スライド1メッセージだろうし、通じるところはやはり多々あった。

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    2025年04月19日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

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    ネタバレ

    単なる参考文献や章立ての方法ではなく、実際の文章の書き方である。結構売れている本である。アーギュメント(意見)を中心にしてどのように書けばいいのか、ということや査読論文の方略まで書いている。大学院生に最適である。文系向けということであるが、教育学部でも役立つであろう。ただし、レイアウトの形式が非常に読みにくく、古色蒼然であり、国文学部の論文の書き方の本のようである。理系のためのアカデミックライティングの2色刷りの本と比較すると雲泥の差である。そのために、文学部以外の学生として、教育学や社会学に関連する学生は敬遠してしまうかもしれない。

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    2025年03月23日