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  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書
    4.3
    人文学の論文執筆には、基礎となる習得必須の知識と技術がある。しかし、それを現在の大学教育はうまくカリキュラム化できていない。どんな条件を満たせば論文は成立したことになるのか、どの段階でどの程度の達成が要求されるのか、そしてそのためにはどのようなトレーニングが必要なのか。そもそも、なんのために人文学の論文は書かれるのか。期末レポートからトップジャーナルまで、「独学で書く」ためのすべてを網羅する。

ユーザーレビュー

  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

    Posted by ブクログ

    幼馴染の友達からおススメされました。前半は論文を組み立てる方法をテクニカルかつ論理的に解説、後半は人文系研究の意義のような部分をより根源的に説明している。論文の価値はアーギュメントの良し悪しで決まるという主張を筆者はしていて、アーギュメントとは何なのか、どうやってアーギュメントの組み立て方を段階を追って解説している。そして、この筆者はよく研究でやりがち「先行研究でやっていないからこの穴を埋めるために研究します」みたいなGap spotting手法ではない研究の問いやアーギュメントの作り方を提示していた。私は先行研究や文献を読み始めるとその海に溺れて書き始められなくなる、情報の整理や批判、アウト

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    2026年03月10日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

    Posted by ブクログ

    大学の卒論以来やってきていなかった論文と向き合う必要が出たため手にとった。
    論文の基本が全く分かっていなかったことを思い知りつつ、読み解き方、論文を論文たらしめるものが何か、を教えてくれた一冊。
    これから論文を書いていくが、おそらく何度も読み直すことになると思う。読んで良かった。

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    2025年11月08日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

    Posted by ブクログ

    流行りの本なので、読もうとと思っていたがなかなか読めずにいた。読んでよかった。

    この本から学んだのはアーギュメントの概念、パラグラフの概念で、それが今まで受けてきた説明とは異なった。

    これまでは私はパラグラフライティングを学ぶ立場でも教える立場でもあるのだが、AREA, OREOという構成で教えていたし、学習者としても学んでいた。しかし、このアプローチだと互いに意味的にマッチしないことがある。それぞれ独立したものとして、書き手が書いてしまい、トピックは関連したものの、どこか理由が噛み合わない。一貫性に問題があるライティングになりがちだった。

    しかし、この考えを知っておくことで、一貫した英

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    2025年06月21日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

    Posted by ブクログ

    研究者ではなく、論文を書く予定のない自分のような人間でも大変面白く読めた。
    先に論文集『ナラティヴの被害学』の方を読んだので、その種明かしをしてもらった感じ。聞き慣れない「アーギュメント」が最重要なキーワードだったのか。
    ・論文に問いは必須ではない、アーギュメント(主張)こそが大事。あとはその論証。
    ・掲載誌のパラグラフを解析して研究すべし。
    ・結論はアーギュメントを超越してよい。
    ・論文が書けた後どうする?人文学の究極の目的は暴力の否定である。

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    2025年06月20日
  • まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

    Posted by ブクログ

    原理編、実践編でおなかいたいぃ…と思ってたら、第9章で思いもよらずうるッときた。「人文学の究極目的は暴力の否定である」と書き切れる本がこの世に何冊あるのか。抱きしめたい。

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    2025年06月18日

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