前沢明枝のレビュー一覧

  • 帰れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作よりも人間の世界が関わってくる。その容赦のなさと子供たちの純粋さのギャップもリアルで、数段おもしろかった。
    森の描写の瑞々しさも健在。まるで自分がヒョウに打たれたような心地になる描写力にはドキドキする。

    ロズとキラリが再会できてよかった。
    ロズはキラリの母で、博士もまた、ロズの母なんだというようなことを思った。
    博士がロズに向ける複雑な愛情。

    0
    2026年08月18日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    悪役令嬢モノではない。
    自意識を持つロボットとガンの親子がすごく心に響いた。
    お互い離れていても、想い合う優しさと信じる心が素敵

    0
    2026年07月18日
  • 守れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    野生のロボット三巻目の本書は、期待を裏切らないわくわくする本だった。内容は愛する島が環境汚染にあってしまう、今までより広い世界の話題になっている。手に汗握る後半のお話しが面白いのは、このシリーズの特徴だが、中盤も海に生きる不思議な生物との出会いが描かれ、読者の注意を逸らさない。特に生き物に対する畏敬の念をロボットのロズが抱くことが、効果的に人間の限界、自然の偉大さを表すことになっている。ロズと一緒になって、海底を歩いているような気持ちになった。三巻とも丁寧な日本語訳が素晴らしい。

    0
    2025年09月30日
  • 守れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    わたしが思うに、おちこんでいるときに読んだらいいと思います。すごく感動しました!ロズは映画や、本は、すべて読んでいます。わたしの中でもすごく好きなのでぜひ読んでください!

    0
    2025年08月26日
  • 帰れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    野生のロボットの続編です。(野生のロボットを読んだらこの作品もすごく気になって読まざるを得ないと思います。続編というより後編という感じかも?)思った以上にハラハラドキドキの大冒険で、面白かったです。さらなる続編の『守れ 野生のロボット』も読みたいと思います。

    0
    2025年08月14日
  • 帰れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    これは勿論「野生のロボット亅の続編です。

    映画の中では極簡単にしか触れられていなかった、ロズがふるさとの無人島に帰るまでを描いています。

    ある意味、無人島で生活することよりも無人島に帰る方がはるかに困難なことでした。

    帰るまでの想像をはるかに越えたロズの困難、途中で再会した息子のガン、キラリも加えた冒険の数々。一作目よりも面白いと言っても過言ではありません。

    子ども達、そして子どもの心を持つ大人達にお薦めです。

    0
    2025年03月22日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    表紙を見て読んでみたけど面白かったです。
    やっぱり1人では生きていけないということや見た目では判断しちゃいけないということを教えてもらいました。
    映画化されるということでもう1回読んできます!

    0
    2025年02月24日
  • 帰れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    『野生のロボット』を読んだ時もそうだったが、なぜかロズの気持ち、動物たちのことを思うと涙が出てくる。人間が忘れてしまったとも思えるピュアな気持ちに、読後満たされるのだ。前作に比べて本書は、人間の子どもたちかロズをいかに助けられたか、子どもたちも充分力があるのだという、エールが込められていると思う。もし自分がそのぐらいの歳だったら、よしがんばろうと思えるのではないか。いや、もうそんな歳はとうに越えたが、自分も捨てたもんじゃないと行動を起こそうと思えるのが、本作のおもしろいところではないか。

    0
    2025年01月01日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    野生の中で生きるためにはあらゆる感覚を研ぎ澄ませ、常識でない考え方をしなくではいけないと思うが、そういった柔軟性に欠けると思われるロボットが、あらゆる困難に立ち向かいながら生きて行くというストーリー。

    実は私たち人間も本能に従って深く考えもせず、機械的に生きている部分はあるし、頑なで柔軟性に欠ける部分がある。物語はロボットの生き様を描いているが、そういった共通性からいつのまにか深く物語に自分ごととして引き込まれてゆく。最後は共通性以上に「実直さ」という忘れ去ったものを思い出させてくれて、心からロボットと野生の生物たちにエールを送りながら読んでいた。

    細かく章が分かれているので、読書から遠ざかっていた大人も中断しながらも読み進めることができる。

    0
    2024年05月20日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    ロボットが野生動物と生きていく

    あらしの夜、一体のロボット「ロズ」が野生動物たちの暮らす島に流れ着いた。そこでロズは、動物たちを観察し、生きていく術を学習していく。そんなある日、ロズがふかさせたガンのひな「キラリ」が、ロズを「ママ」と呼び始め……。

    「うちは変わった家族だね。でも、ぼくはけっこう気に入ってる」

    ロズとキラリが「家族」として心を通わせていく様子、当初ロズを「怪物」と呼んできた野生動物たちと友情を育んでいく様子に感動した。

    自然界とロボットの両方に関心を寄せてきた著者ならではの作品。さまざまな動物たちの習性を生かした描写がきらりと光っている。

    0
    2023年12月20日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    小学生へお薦めの児童書です。
    一話一話が細かく区切られているため、本を読むことに身構えてしまうようなお子さんでも最初の1ページを読めば自然と興味を持ってくれるはずです。
    ゲーム好きなお子さんも、この本の展開に夢中になって読書を楽しんでくれるといいな。
    心を持つロボットに優しさと未来を感じて欲しいです。

    0
    2023年10月29日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    最初は動物たちに恐れられていたロボットのロズ。雁のヒナ・キラリを救い、親代わりとなったことで動物たちとの関係性も暮らしも変化していく。

    ロズとキラリ親子の会話や暮らしは見ていて微笑ましいし、心がポカポカしてくる。
    そんな二人を見守り、少しずつ心を開いていく森の動物たちとのやり取りもいい。

    これは間違いなく良書♪
    子どもが小学生のときに出会えてたらなぁ。
    ロズの肩にとまるキラリのイラストを見ると自然と笑顔になる。

    ロボットと動物との交流・絆を描いた物語ですが、それだけに終わらない。「人間」「ロボット」「自然・動物」の関わりや共存についても問われているようで、児童書だけどなかなか深い。

    じんわり心温まる児童書でありながら、意外なラスト!
    続編もあるので読んでみたい。


    『うちは変わった家族だね。でも、ぼくはこのままがいい』

    0
    2023年09月18日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    船に積まれている荷物。
    航海中に嵐が来て船が難破してしまう。
    下へ
      下へ
        下へ
    船はどんどん沈んでいく。
    中の荷物のうち、たまたま5つだけ海の上に浮いた・・・が、4つは島にぶつかって砕けてしまう。
    もう一つも同じように砕けそうになったが、ちょうど波が来て島に打ち上げられた。
    少したち、海辺のラッコたちが箱の中身を漁ると、中にはツルツルしたものが入っていた。
    最初は警戒していたラッコたちだが、動かないとわかると色々いじり始めた。
    すると、1匹のラッコが頭の後ろにある何かを押した・・・瞬間に何か音がし始めた。
    ラッコたちにはわからなかったが、
    「こんにちは。わたしはROZZUM(ロッザム)7134型です。ロズと呼んでください。(略)」
    と人間の言葉で言っているようだった。
    そう、それはロボットだった。
    ロボットは歩き出す。
    が、森を歩くのは、容易くはない。
    そう、ロボットが森の中を歩くように造られていないのは明らかだった。
    それに、島の動物たちにも怪物呼ばわりされてしまう。
    ・・・が、あるロズの行動をきっかけに次第に動物たちはロズに心を開いていく・・・。

    分厚いけど面白い本シリーズ(勝手に作った)
    にも入っている本でとっても面白い!
    作者の表現の仕方が半端ない!

    「下へ
       下へ
         下へ」

    とか、

    「〇〇が〇〇をするために作られていないのは明らかだった」

    とかも本の中にあったの真似したの。
    とにかく面白いから読んでみて!
    ほんと面白いから読んでみて!
    ちなみに「帰れ野生のロボット」って言う続編も出てるから読んでみて!(自分もまだ読んでないくせに)
    そういえばしれっとアイコン変えてる(2022・3・4に変えました)から見てみてね。

    0
    2022年03月04日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    優れた童話は、大人の読み手に色々な問題提起をしてくれます。こうゆうファンタシーとてもいいですね。ワシは大好きです。翻訳も秀逸。作者の方に感謝です!

    0
    2020年02月09日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    まるで自分もいっしょに森のなかで暮らしているかのように思える、美しい情景描写。葉っぱが太陽の光をはねかえして揺れている様子や、動物たちの鳴き声まで聞こえてきそうです。

    0
    2026年08月01日
  • 守れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    悪役令嬢モノではない
    一巻に比べ、少々劣るがそれでもかなり面白く読めた。
    実の母と言ってもいい博士に出会い、自らの生きる意味を問答するロズは、悲しくもあり、生きる意味を考えさせられる。

    0
    2026年07月18日
  • 守れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    h.t.さん
    kangyuzytouさん
    お二人のおかげでシリーズ第3巻の存在に気付く事ができました。ありがとうございます。(2025年7月10日初版)

    故郷の島でたくさんの動物たちと暮らす“野生のロボット”ロズ。群れのリーダーに成長したガンのキラリもパートナーを連れてきて、幸せな日々が続くかと思われたが…。

    物語の展開は『鉄腕アトム』+『ミクロイドS』です(笑)
    元々、私は、第一巻から手塚治虫や石森章太郎っぽい世界観を感じていましたが、本作はモロ『鉄腕アトム』みたいです。そこに『ミクロイドS』の味わいが加味された感じ。
    著者が手塚治虫を読んでいるとは思えないので、似ている感じがするのは偶然でしょう。しかし、無機的なロボットにヒューマニズムを持たせると、自然に似るのでしょう。この本を読んだら、ぜひ『鉄腕アトム』と『ミクロイドS』を読んで頂きたい。手塚治虫の“先進性”を知ってほしいです。

    【余談】
    私は映画『野生の島のロズ』(2024年公開)を見てしまったので、ロズのセリフが“綾瀬はるか”の声で脳内再生され続けました(笑)

    0
    2026年01月20日
  • 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    アニメ映画『野生の島のロズ』を何の情報も入れずに「これって原作があるんだろうなぁ、たぶん原作とかなり違うんだろうなぁ」と思って観ていました。
    それで原作に興味がわいて、読んでみることに。
    原作の方が格段に素晴らしく、原作ファンは映像化作品にちょっとがっかりしたのではないか、とも思いました。
    作者ピーター・ブラウンが後書きで「書き終えることに六年の歳月がかかったこと」「最後の二年半は他のことを何もせずに執筆にかかりっきりだったこと」を打ち明けています。スタッフもそうですが、家族も大変だったろうなぁ・・・
    でも出来は素晴らしいです。
    続編もあるので、読みたいと思います。

    「完璧な母親なんて無理よ。できるかぎりのことをすればいいの。あなたが一生懸命だってことがキラリに伝わればいいんだから」

    「ところでこの子達のおしゃべりを一番楽しくきいていたのは、誰だと思う? そう、われらがロボット、ロズだ。(中略)キラリたちのたあいのないおしゃべりを耳にしては、僕らが感じる喜びのようなものをつかんでいたんだ。そして、自分の息子にいい友達ができて、幸福感のようなものもおぼえていたんだよ」

    0
    2026年01月06日
  • 帰れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     「野生のロボット」の続編、というよりほとんど後編。私は間を置かずに正編と続編を読むことができたが、この二冊の出版に三年の隔たりがあることを考えると、さぞや当時の読者はやきもきしたことだろう。そのくらいこの続編には価値があり、この二冊を合わせて一つの物語が完結したと言える。

     細かく章が分かれていることに変わりはないが、一つ一つが正編よりもやや長めに構成されている印象(それでも十分に読みやすい)。それも、物語に熱が入ったがゆえにぶつ切れなくなった感じを受けるので、自然読者としても応えるように集中力が高まる。加えて、物語が無人島から人間社会へと舞台を移し、登場人物(や動物)がぐっと増えると同時に、多様なロボットの存在や人間の生活にも言及され、世界観に奥行きが出ている。その複雑さに比例してロズの心は益々育ち、故郷に帰れない現状を嘆くあまり記憶を消してしまいたいと願ったり、農場の人々や牛たちを置いて故郷へ帰ることに罪悪感を抱いたり、生き物特有の生き汚い部分を除いて、人間とほぼ遜色ない感情を有するまでに成長する。それらが全く破綻なく、バランスよくまとめられていることに、作者の相当な熟考の軌跡が感じられ、正編も含めたこの物語をより一層意義深いものに仕上げている。

     正編で垣間見た人間の生活が、その世界への影響が、続編では濃密に描かれる。人間の快適な生活のためだけに黙々と働くロボットたち、人間に翻弄されながらも逞しく生きる動物たち、これほど技術が進化しても戦争はなくならないこと、、、これらは確かに、今現在の人間社会の在り方、自然と科学の関係など、あらゆる問いを私たちに投げかけている。それでも私にはやはり、この物語の主軸は「生きること」、その「哲学」なのだと感じられた。第八十章が最も象徴的で、モロボ博士とロズの会話はその全てが余すことなく哲学である。生きるとはどういうことか?存在意義とは?感情の有無の定義は?母親とは?故郷とは?自分は果たして何者なのか?正編から始まったロズの物語、ロズの人生が、ロズを作り出した人間(母)との対話によってはっきりと輪郭を帯びていく。そしてその輝きが眩しく感じられるのは、私たち人間もロズと同じように「生きること」という命題を抱えていて、自分の輪郭を探している最中にいるからではないだろうか。

     ロズはようやく本当の自由を手に入れて、明確に自分の人生を歩みだした。相変わらず知らないこと、知りたいことはあるものの、自分はどこからきたのか、どう生きていきたいのか、何が自分を喜ばせるのか、という一番大事なことを知れた。そしてそれを知っていれば、いつでも主体を自分に置いて生きることができる。これが現代社会を生きる人間にとっていかに難問か。漠然と「愛されている」と思えるほどに満たされることが、人間にとってどれほど遠く、同時に考えられないほど近くに転がっているのか、ロズの物語を通して、再認識する日々だった。

     「わたしはあなたの母親ではない」と言い切ったモロボ博士に対して、ロズは「わたしが最初にキラリに言った言葉です。でも、それはまちがっていました」と答える。このやりとりは本当に熱いし深い。だってロズを無人島に送り届けてさよならをするときの博士は、もう母親だったもの。ロズの物語とそれを彩る仲間たちが、今後も「愛されながら」充実した生を全うできますようにと、それこそ母親のような気持ちで本を閉じる。そんな温かい気持ちになれる本でした。次も楽しみだね。

    0
    2025年09月20日
  • 守れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    環境問題のことなどが上手く織り込まれており、とてもよく練られていて、ロズのハラハラドキドキの冒険と困難に立ち向かう様が面白かったです。

    0
    2025年09月06日