山岡彰彦のレビュー一覧
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ネタバレFラン地方大学(本人談)出身の山岡さん。
四国のコカコーラボトリング社に就職し、ルート営業(会社・店舗・事業所に自動販売機の売り込み)に配属される。
しんどくてやりがいのない日々が続き、上司に飲みの席で口をこぼしたところ「なんとなく仕事してると仕事の嫌な分だけがみえてくる。目指すことのために仕事をしなさい」となだめられる。そこからの成長の日々を綴っている。
ルート営業編、フードサービス編を経て、営業でナンバーワンとなり、東京のコカコーラジャパン本社へ出向となる。
仕事との向き合い方、自社製品への愛情、お客様への真摯な姿勢がとても良かった。学びが多かった。
印象に残ったこと。
【ルート営 -
Posted by ブクログ
営業職のイメージを掴みたくて読む
そもそもの発端は、自分の強みを活かすなら意味の職種より営業の方が良いのでは?ということから。就活時に営業職にあまり良いイメージを持っていなかったが、それは営業職の人が売ったモノやサービスにより発生する顧客満足を正しく想像できていなかった。思い込みによる頭の硬い思考で、営業職を敬遠してしまっていた。
お客様をはじめとする様々な人の立場に立った上で、成果を上げるためにやるべきことを実践するというのが一貫した主張。人の立場に立つためのスタンスとして、「敬天愛人」が大事とあったが、良い言葉を知った。自分のモットーとしたい -
Posted by ブクログ
最初は表紙に目が止まり、それでも手に足らずに一周し、また手に取って少し読んでみたら、なんというか、本当に実体験で書かれているように思えたので、結局その日に買ってしまった。
自分が新卒で配属されたあの営業所で、こういうことを教えてくれてればなんてことを言うつもりはない。あそこの人たちも、言葉は違えど同じようなことを伝えようとしてくれていたはずだ。でも自分はこうなりたい、だからそのためにという考え方ができなくて、常に行き当たりばったりだったから、いろいろな道を歩み、今に至るわけで…
改めて自分の頭で考えて、相手の立場で考え他人は何をしてもらいたいのかを考えることをやっていくべきなんだろうな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ◯細部にこだわる
細かいところこそ人に見られていると意識する。靴の手入れや備品の整備など、手を抜きそうになるところこそ丁寧に。
◯相手の話をしっかりと聞く
自分が言いたいことと相手が聞きたいことは違う。まずは相手の話をじっくりと聞き、相手が真に求めていることが何か理解する。
◯会話のキャッチボールはできているか
AかBどちらがよいか、と聞かれ、Cだと答えていないか。それだとキャッチボールになっていないので、どのように質問されているのか理解し、的確に回答する。
◯仕事の質を見つめ直す
余計な仕事をしていないか。10分でアイディア出しなど、「集中して取り組んだ仕事」を増やす。きれいな資料より -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が精一杯やってから辞める。伸びしろを試さないで別の職場にいっても同じ繰り返しになる。
習慣を味方に付ける=一日30分本を読む。
靴を磨く=小さな心配りが営業のコツ。
靴のクリームの会社にお礼の手紙を書いた。
他よりも高く悪い条件でも売るのが営業。
自分の都合ではなく、相手の立場で考える。
仕事は何らかの形で人に関わりながら進めることになる=特にBTOBでも同じ。むしろBTOCより多い。
礼儀正しいこと、人の話を聞くこと、が大切。
組織営業=商談に上司、副社長の力を借りる。
現在の取引先がずっと続く保証はない。買ってくれるまでだけでなく、これから、に向けた営業を心掛ける。
他部署を大切にする