池本大輔のレビュー一覧

  • サッチャー 「鉄の女」の実像

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    サッチャー。言わずと知れた元イギリス初の女性首相、10年の長期政権、
    保守党、新自由主義、鉄の女、人頭税、、、
    レーガン、中曽根と共に当時のニュースをにぎわしていたのが思い出される。

    それら知っている話に、彼女の生い立ち、結婚、政権、政党にまつわる様々な
    エピソードが織り込まれ、非常に読み応えのある信書になっている。
    子供のころの写真があったり、ほぼ同世代のエリザベス女王と並んだ写真もいくつか
    庶民の出で、夫との仲が良く、、、
    一気に党首、首相に駆け上った話は初めて知ったし、
    人頭税がきっかけで退陣に至った経緯もじっくり読むのは初めてだった。
    ゴルバチョフと交流が深かったのも。

    しかし、思うに、政治家は結局「経済」次第なのかなあというところ。
    なんだかんだ安倍政権が長続きしたのはアベノミクスで株価が上がったから。
    その時の円安政策で今非常に苦しんでいるのは皮肉だが。
    それを高市さんが何とかしてくれそうという期待値で自民は大勝。

    アメリカでも、イギリスでも、新自由主義という大鉈を振るうことでカンフル剤的に
    経済が盛り上がり、政権の基盤が安定した。
    私はもともとミルトン・フリードマンが提唱した新自由主義には賛成しているのだが
    どうも政治に使われる新自由主義は弱者切り捨てが前面に出ているように思える。
    ほんとうはそうではないのだ。
    負の所得税≒給付付き税額控除 をやって初めて成り立つはず。
    高市さんはそれができれば本物だが、、外交が音痴すぎるけど。

    いずれにせよ、政治は経済だ。国民が飢えていたら続かない。
    その意味では今の日本はひどいもんだと思うんだけど、、、

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    2026年03月22日
  • サッチャー 「鉄の女」の実像

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    ネタバレ

    20260513−0528 サッチャー氏の生い立ちからわかりやすくまとまっていて読みやすい。戦後の英国事情も合わせて解説しているので有り難い。そもそもサッチャー氏は女性政治家にありがちなリベラル風味は感じられないな、と以前から思っていた。彼女は決してフェミニストではないのだろう、と思った。そして「鉄の女」「信念の政治家」と評されるけれど、イメージ戦略によるところも大きかったのかも。著者はむしろ妥協や譲歩を強調する。決断までは時間がかかるが、決めたら突き進むのが彼女のスタイルだった、と評している。2026年5月現在、保守党は先の総選挙でも大敗し、もはや2大政党制とは言えない状況になっている。今振り返れば、保守党内の分裂(特にEU加盟についての是非)の発端を作ったのはサッチャー自身ではないか、ともいえよう。

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    2026年05月28日
  • サッチャー 「鉄の女」の実像

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    勉強になった。客観的な記述が試みられているけれども、サッチャーの生き様が浮かび上がってくるように読めた。

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    2026年05月07日
  • サッチャー 「鉄の女」の実像

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    イメージが先行していてよく知らなかったので、外観をつかめて良かった。ゴルバチョフさんとか懐かしかった

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    2026年03月28日
  • サッチャー 「鉄の女」の実像

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    結果論としてみればある意味では先見の明を持ち、ある意味では明らかな失敗を犯していたことがよくわかる。ただ前提を無視した新自由主義的施策により実際に格差を拡大させたことは、国家を揺るがせにしたと言えるだろう

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    2025年12月22日
  • サッチャー 「鉄の女」の実像

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    新自由主義は失敗していると思うし、あの高市が尊敬しているというので改めてサッチャーという人を知りたくなり読んでみたがやはりというべきカスさであった。逝去した際にはイギリス全土で祝杯があげられたというのも納得である。

    半面、本書から垣間見える人柄は完全に悪人とも言えず、むしろ情のある普通の人間でもあり、そこが逆に恐ろしくもあった。人は善意から悪徳を為すのである。

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    2025年11月30日
  • サッチャー 「鉄の女」の実像

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    2025年で生誕100年らしいサッチャーの伝記。
    生年月日:1925年10月13日
    出生地:イングランド・リンカンシャー州グランサム
    没年:2013年4月8日
    信心深い市議会議員の父親の影響を受けて保守党の議員となり、有力者の党首選の綾をくぐって党首になり、ちょうど労働者のストの過激化に伴う支持を失った労働党からの移り変わりで首相になった(1979–1990)。大樹に目から有名な国有化を本格化させていった。
    レーガンとは特に仲良く、新自由主義の旗手とされているが、実はレーガンは反核でSDIでほんとに核がなくせると信じていたのを反対した。
    党内の勢力争いから退陣したが、保守党にとっては党内がまとまらず、そのあと勢力を失うことになった。
    晩年は認知症を患った。
    初の女性首相というのは売りにせず、初乗り系首相ということを売りにしていた。

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    2026年03月15日
  • サッチャー 「鉄の女」の実像

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    サッチャーがリトマス紙との指摘からすると、この本では色が変わらない。その理由を終わりの謝辞で理解した。それでも、サッチャーの「自由」が、プーチン、トランプなどの侵略につながっていることが事実の指摘からよくわかる。

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    2026年01月11日