福島靖のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
営業とは何か、を伝えてくれる本。
普通の人が考えるいわゆる「営業マン」に違和感を持った筆者が、それでも自分なりに営業に向き合った過程で何を考えたか書かれていた。
私も普段は不動産の営業をしている。
業界的にもゴリゴリで「利害関係」「セールストーク」「数字への執着」が多い。数字を追い求めるのは好きだけど、私も違和感を持っていた。いっときの契約を求めてなんの意味があるのか、心が冷たくなる気がしていた。
そんな中でこの本に出会って気がついた。
そして新人時代に考えていたことを思い出した。
営業は数字だけじゃない、目先の契約だけじゃない。「どれだけ自分と話したいと思ってもらえるか」を大切にしてたこ -
Posted by ブクログ
部下へプレゼントする書籍を探していた最中、出会った一冊。普段営業をしているわけではないが、職種問わずに仕事の本質に立ち返ることができるような内容だった。
仕事はどこまで行っても、人と人の関わりによるもの。心を込めて自分は仕事ができているだろうか。純粋に相手のことを思い、アクションできているだろうか。自分の夢や理想をいつしか小馬鹿にし始め、逃げてないだろうか。自分の在りたい姿に、素直に向き合い体現できているだろうか。
そんなことを考えさせてくれるような、原点回帰できる一冊だった。新卒2〜3年目の仕事に慣れ始めた人に、より読んでほしい一冊! -
Posted by ブクログ
【サービスマンのバイブルになりうる本】
顧客より先にファンを作る。売ることを目的にしない。ファンになってもらうことから始める。信頼できる人になる。
マナーを守ることはいいことだが、それが目的になってはいけない。当たり前のことを魅せ方をちょっと変えただけで価値を感じていただける。持ち物にも理由をつける。人として自分の色を持つことを恐れてはいけない。
説得力のある人間になるには、当事者になること。自分の経験と言葉を発する。当事者になれなくても、理解しようと努力すること。指示や命令では人は動かない。理解されたと思ったら自分から変わっていく。
雑談を大切に。横道に逸れた時こそ隠れた潜在的なニー