レジー・フィサメィのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「経営者」を育てるキャリア・プロセスの本。日本にはほとんどないジャンル。日本の経営者は、社内選抜が基本で「調整型の経営者?」が「世襲」で選ばれる。欧米のようなプロの経営者は選ばれないし、育たない。そもそも日本に「プロの経営者」の概念はあるのか?
1.長期的視点 経営する上で最も重要なものだが、この能力を獲得するのは難しい 目の前の短期の数字に振り回される
2.リーダーの危機管理 ブレずに価値観を持ち続ける
3.人的投資が最優先 組織の成功は人材次第
4.上司は「ビジョン」と「思いやりの心」をもち、「人間的」であれ ざっくばらん・とっつき易い
5.プレゼンは「物語」
6.戦略を勉強し、応用する ブルーオーシャン イノベーションのジレンマ
経営の論文を勉強するのが一流の経営者
7.全てのプロジェクトは「ビジョンありき」
成し遂げたいと思う全体像を描くこと⭐︎
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Posted by ブクログ
「任天堂=成功企業」というイメージが強いですが、Nintendo 64以降、PlayStationなどに押され、苦しい時期もありました。本書はそんな時代のアメリカ任天堂でintendo DSやWii、Switchへと続く時期に活躍した著者の自伝、といったところでしょうか。
興味深かったのは、マーケティング担当である著者が(主に)開発側と意見をぶつけながらも、交渉や説得によって自分の提案を実現していくところ。中でも、(確か)プログラマー出身の岩田社長が「イノベーションのジレンマ」や「ブルーオーシャン戦略」といったマーケティングの考え方にも深い理解を持っていたことには驚きました。任天堂のトップには、「作る」と「売る」の両方への高い理解が求められるのかもしれません。
また、自伝にありがちな成功談だけではなく、失敗やうまくいかなかった経験も紹介されているのも好印象。経験から得た教訓が「要するに」というコラムでまとめられており、ビジネス書としても参考になるのでは、と思いました。
欲を言えば、任天堂の復活ストーリーと、そこから得られるビジネス上の教訓を別々に整理してもらえると、後から読み返しやすかったと思います。とはいえ、任天堂の裏側とマーケティングの実践を同時に楽しめる一冊でした。