若宮總のレビュー一覧

  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    歴史と現在の政治・経済が詳細に語られていて世界史好きとしてすごく面白かった
    現在のイラン人がそれぞれをどう捉えているかという生の声が記されているのもよかった
    もっと身近なイラン人の性質なども面白く、その国民性が繰り返される独裁政治に繋がっているという考察が興味深かった

    0
    2026年06月07日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高野秀行氏が推薦・解説、というのをみて興味を持った。
    イランで暮らし、イラン人との交流のなかで得てきた温度感が伝わってきて、すごく面白かった。外から見たイランではなく、内側で間近で見聞きしたものが率直に書かれていると感じる。特にイスラムについては未知の世界なので、国家から強制される信仰の話は興味深かった。スカーフ・ベールの扱いの話には一番驚いた。あまりにもものを知らない自分を恥じた。
    独裁の話には他人事どころか日本で現在進行中であり、暗澹とした思い。
    色々あるけれどたくましく生きているイランの人々が、いま外からどれだけの理不尽な目に遭っているかと思うと居た堪れない。日本こそ武力にはNOを突きつ

    0
    2026年06月01日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    いつか行ってみたいと思うが、なかなかいけそうにない国の筆頭、イラン。国としても一癖二癖あるわけだが、市民もそれ以上にクセが強そうである。この国民にしてこの国家あり、なのか...?

    0
    2026年04月15日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    「本当に目から鱗が落ちまくり。このイラン観は唯一無二だ」高野秀行氏、熱烈推薦・解説。
    国民は脱法行為のプロばかり!?強権体制下の庶民の生存戦略を、長年イランの一般社会で暮らしてきた著者が赤裸々に明かす!
    だいぶ前に何かで見て読みたいと思い購入していたものの、ようやく読み終えたらアメリカとイスラエルがイランを攻撃したというニュースが入ってきて、嫌な意味でタイムリーになってしまった。全然知識がない状態からスタートしたので知らないことが多くて、やっぱり実際に国の中で生きている人からの話を聞くって大事だなと思いました。イスラム教に嫌気がさしてしまうのは理解できるけれど、そこから禅やキリスト教にいく人も

    0
    2026年03月09日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    最近、『聖なるイチジクの種』『君は行く先を知らない』『熊は、いない / ノーベアーズ』など良質のイラン映画を観た。そしてイランの独特で悲惨でむちゃくちゃな現状を知り興味を持った。
    本書は歴史書や学校の授業のような堅苦しさがなく、庶民の生活に密着した知識が満載でよかった。
    イラン人は超親日家らしい。
    「タアーロフ」という慣用的やりとりがおもしろい。ペルシア語には挨拶への「お返しの表現」として誇張的な謙遜の定型表現の種類が無数にあり、これを使いこなすと通認定されるらしい。

    例)
    とても美味しかったです → (食べたものが)あなたの命の糧となりますように
    お手数をおかけします → あなたに命を捧げ

    0
    2025年09月29日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    イランの庶民生活に入り込んだ筆者による、リアルなイラン社会のレポート。とはいえ上段からの論評ではなく、筆者自身が生活を送る上で実際に感じたことや人々とのエピソードが多く散りばめられていて、その語り口は理路整然としていながらポップで、何より血が通っている。滅法面白かった。

    0
    2025年08月10日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    思ってたイランと全然違う!

    ガチガチのイスラムの国かと思ってたいたけど全然違う。
    イラン観がガラッと変わりました。

    著者は本名ではなく素性も明かされていませんが、そうでなくては書けないよね。イランに居れなくなるよね。という表裏に精通した情報がたくさん。

    イランの良い面、悪い面、日本や世界との比較を常に書かれているので、とても客観的であると感じました。

    0
    2025年05月22日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    【感想】
    イスラム国家と聞いて私たちが思い浮かべるのは、厳格で窮屈な国だ。人々はコーランの教えに基づいて礼拝を欠かさず、酒を始めとした娯楽を控える。女性はヒジャブやブルカの着用が義務付けられ、男性の前に姿を晒さない。政治を宗教が支配しているため、民主主義とは程遠く、身分の差が激しい。

    そうした認識は、一部分においては正しい。しかし、あくまでその国によって厳格さは異なってくる。本書『イランの地下世界』で取り上げられているイランという国は、かつて王政であり、イスラム国家とは程遠かった。そのため人々は教えを形式的に守りながらも、「信奉なんてしてられっか」という思いを強く抱いている。そうした「建前の

    0
    2025年04月02日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    とても読みやすかったです。読んでいて驚くことばかりでした。イランという国を「中東」という一括りにして考えていたけれど、イラン国民の考え方はとても先進的で情報に左右されていない。今の日本には耳がいたい話かもしれません。

    0
    2025年02月11日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    イランという内部がわからない国の国民の考えをよく書いている。おそらく外国人と付き合う社会のインテリかつ改革派だからという偏りはあるが、イラン人の誇りとイスラムというアラブからの宗教への思いが頷けて、興味深い。
    雑な喩えだが、日本が独自の宗教と国家を持っていたが、それがシナから来た宗教が国教になったような感じだろうか。
    国の独裁者が孔子を尊崇し、社会が全て儒教で縛られれば、日本人は陰で我々はもともと神道だ、日本は栄光ある歴史を誇ってきたというのではないだろうか。

    0
    2026年09月13日
  • イランの地下世界

    Posted by ブクログ

    裏では何でもあるイランの世界
    2022年 反体制デモ スカーフ自由化 1980年ベール着用義務化 ホメイニ氏
    政教一致 イスラム法学者による統治 最上位の法学者 最高指導者に決定権=神の名
     政治の独裁化 宗教の弱体化
     イスラム・アラブ疲れ コーランからシャーナーメへ イラク=アラブ人主体
     アラビア語から ペルシァ語への回帰
     薬物依存 高失業率 男女隔離 美容整形 政治不信 スマホ インスタグラム 
     
    王政期レトロ 欧米による成長阻止=イラン革命 ホメイニ氏
    親日 1980年代のイラン人労働者 アニメから日本の文化 テクノロジーと伝統 
    金曜が安息日 年齢は単なる数字 気晴らし おしゃ

    0
    2026年07月22日