三枝玄太郎のレビュー一覧

  • メディアはなぜ左傾化するのか―産経記者受難記―(新潮新書)

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    「オールドメディア=マスゴミ」という言葉が叫ばれるようになってから久しい現代。テレビや新聞といった旧来のメディアは、しばしば中立性や正確性を欠き、特定の思想や勢力、国に偏っていると見なされます。こうした偏向報道が繰り返される背景には、一体何があるのでしょうか。

    この根深い問題の核心に迫るため、私は**三枝玄太郎氏の著書『メディアはなぜ左傾化するのか 産経記者受難記』**を手に取りました。

    メディアの左傾化はなぜ起きる?

    メディアの偏向には、外国資本の流入や外国人従業員の増加、メディア監査機関の機能不全など、さまざまな原因が指摘されます。しかし、それらは表面的な問題に過ぎないのかもしれませ

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    2025年08月19日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    流石の筆力で一気読み。事件をどう報道したのか、新聞社の中でどんな配慮がなされたのか、一つ一つの事件を追いながら詳しく解説され、とても面白くドキドキしながら読みました。ドラマとはちょっと(かなり?)違うことも知りました。
    新聞の現状にも触れられ、私たちが様々な事を判断するための確かなベースがどれほど必要で大切か、それを育てる努力と費用を私たちは軽んじていないか、無料ということの危険性を痛感しました。

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    2025年01月23日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    好きな芸人のひとり(ひとくみ)である、さらば青春の光の大阪制作番組「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」で紹介されていたので拝読。警察や事件ものの小説やノンフィクションは結構読んでいるので新鮮味は少なかったが、記者の見る事件の視点は面白かった。大使館のバカラ賭博の話は面白かったな。最終章の記者の矜持を語った箇所は説得力ある。

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    2024年12月03日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    タイトルを見て、なんと不謹慎な、と思ったが、読み進めて行くうちに考えが変わった。
    ただ自社の利益だけの思考ではいけない、
    警察組織、法曹界の監視役でもあり、公益性もある真実をきちんと伝える義務がある報道を私企業が負っている、と言う認識が必要。
    価値をお金だけに置くのではなく、視野を広げて見ることが大切だな。

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    2024年11月10日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    ネタバレ

    後半になって気がついたんだけど、この本ってタイトルと、サブタイトルをつける勉強にもなると思った。例えば本文読んでからタイトルを考えてみて、見比べるとか、、、

    三枝さんの時代と今の時代の警察担当の記者の環境は異なる点が多くがあるように感じた。ただ共通することとして重傷が示す意味や火事の際にそこに住む人と連絡が取れないことが、表す内容など勉強になる事は多くある。また長い記者人生の経験、特に心に残ったものが書かれているはずだから、それを短い時間で知ることができるのはラッキーだと思う。

    特に個人的に飲酒残っている項目は、被害者の方の写真を手に入れる意味。もちろんこの写真の人が〇〇さんですよと報じる

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    2024年09月13日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    ネタバレ

    重体と重傷の違いは知っていましたが、近頃よく聞く「認否を明らかにしていない」という表現が「何だそれは」と気になっていました。
    これからは様々な媒体で報道されるニュースの言葉使いを注視しながら情報を得るようにしたいと思います。

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    2024年08月25日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    普段言葉はよく聞くけどあまりわかってない単語などの意味を知ることができた。
    最後の事件の被害者報道のところは考えさせられる

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    2024年06月30日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    普段耳にしている事件やニュースの意味等を記者視点から知ることができ、興味深かったです。

    マスコミやネットニュース等の言葉すべては真実ではないと思うので、時々しっかり聞いて調べて確認してみようと思いました。

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    2024年06月16日
  • メディアはなぜ左傾化するのか―産経記者受難記―(新潮新書)

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    純粋に知らない世界のことが少し知ることができたような気がして、面白かったです。
    真正面から向き合う人もいるんだと思いました。

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    2024年05月31日
  • メディアはなぜ左傾化するのか―産経記者受難記―(新潮新書)

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    メモしてなくてほぼ覚えてないけど、メディア周りの文化・動き(現代には残ってないかもだけど)を知るにはいい一冊だった気がする

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    2025年06月15日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    最初は面白く読んでいたけど、途中から自慢話&警察批判になってガッカリ。「警察からガゼネタを掴まされた!騙しやがって!」みたいに書いてあったけど、記者にベラベラ喋る警察官がいたらヤバいだろ。地方公務員法の守秘義務違反だぞ。
    自己擁護っぷりがまさにマスゴミ。刑事さん達にとって迷惑なんで、朝晩に家に押しかけるのはやめろ。どんな理由があろうと被害者の写真を載せるな。

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    2025年06月02日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    ネタバレ

    実名報道には嫌悪感があり、止めるべきだと思っていたけれど、報道する側にも、それなりの正義があるらしいと知れた。
    被害者写真の公開は、イマドキはSNSで勝手に広まっちゃうよね…。やはり嫌悪感はあるのだけれど、こんなふうに必要性を説かれたら、成る程って思っちゃう。

    昨今、オールドメディアっていう言い方が流行っている。インターネットに載っている情報なんて、新聞社とか官庁とか、ちやんとした組織が提供してるの以外は出鱈目ばっかりだと思っていたので、昨年の兵庫県知事選のとき、現職支持の中年女性が「You Tubeで真実を知りました」ってテレビのインタビューに答えていて驚愕した。マジか。

    真実ってなんだ

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    2025年03月01日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    自分がニュースで覚えている事件の、報道の裏側が少し知れたりして、面白かった。
    昔はしっかり現場や人に話を聞いて記事を書いていた。今は時代が変わり、働き方改革、経費削減、人手不足で記者の方も思ったような取材ができなくなってきているのかもしれないとも感じた。
    あと、事件は昔に比べて減っていることに驚いた。監視カメラ等が、犯罪を抑制しているのかもしれない。

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    2025年02月02日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    産経新聞の元記者の手による事件報道の解説書。
    事件記者と警察の関係、事件報道で見使われる似た用語の違いなどを実際にあった事件の例を挙げながらわかりやすく解説していく。

    ミステリ、とりわけ警察物好きにとっては既にお馴染みの言葉は多い。興味深いのは報道側の言葉の使い分けで、こんな裏事情があるのかと目から鱗の話も。

    昨今の人権重視の報道姿勢や、被害者の写真掲載意味、果ては新聞の斜陽化がもたらすであろう弊害など、さまざまな視点で事件報道について考える機会になった。

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    2024年09月21日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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     被害者の人権蹂躙等による二次被害や、メディア独自の左右極端に振れた正義感が世間の感覚と乖離して批判の対象となり、マスゴミと言われるメディアについて、新聞記者の観点から事件報道を通して内情を説明している。新聞社等のメディアといえども営利企業であり、また社会的地位の高さからくる特権意識のイメージから必要以上に叩かれることも多いが、メディアにはメディアの正義があり、権力の監視装置としての存在意義が分かる一冊であった。
     著者は産経新聞の元記者であるが、思想的な左右極端な偏向も感じられず、中立な立ち位置で話を進めているため違和感なく読み進められた。

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    2024年08月14日
  • メディアはなぜ左傾化するのか―産経記者受難記―(新潮新書)

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    以前に佐々木俊尚氏が話題にした本を読んでみた。

    現場の新聞記者がどんな風に動いているのかを知ることもできたが、産経新聞記者という著者に対しての他社や取材先の反応ややり取りが、本書の目玉と言える。

    これを読むと“市民団体”や朝日について(悪い意味で)解像度高まるし、メディアはタコツボ化していくのだなと感じてしまった。

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    2024年07月24日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    ネタバレ

    書類送検は紙の上の手続き。厳重処分=起訴を求める、から相当処分を求める、寛大な処分を求める、しかるべき処分を求める=不起訴を求める、まで4段階ある。
    刑事告訴されれば、必ず書類送検される。相当処分でも起訴されない可能性が高い。
    書類送検で済まないから逮捕される。
    処分保留で釈放されるとあらためて逮捕される可能性が高い。
    起訴猶予は不起訴のひとつ。
    鈴木宗男議員の身柄拘束は437日、村木厚子さんは164日、特捜部長の逮捕に繋がったえん罪事件。
    ゴーン氏の人質司法批判が、高飛びによって批判派が非難を浴びた。
    保釈が取り消されたケースは年間127件あった。

    告訴と告発の違い=当事者なら告訴、第三者

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    2024年07月04日
  • 三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側

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    元産経新聞の事件記者による事件報道の雑学や裏側や昔話や問題点など。最近起きた事件に即しての記述も多く、昔は相当しんどかったが体を張る理由もあり、今は新聞記者を取り巻く環境もだいぶ厳しいのがうかがえる。
    実名報道や被害者の顔写真公表を理由を挙げて肯定してるがこれでは賛同は得られないだろうというのと、それがまた新聞メディアの今の状況になってしまってるように思う。

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    2024年06月09日